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しんどい思いを手放すことにした

今日は月1回のコーチングの日でした。
コーチとこれまでの自分の仕事への取組み方について対話していたのですが、私は「しんどい思いをすればいつか報われる」という価値観をもっていることに気づきました。

しんどい思いを続けていれば、それが自分の成長につながり、いつか成果として現れるという信仰にも似た価値観です。

これはもう明らかに違うのですね。しんどいというのは自分の感情であって、その感情自体がものごとの結果を左右することはありません。しんどくてもうまく行かない事例など山ほどあります。そしてしんどいという感情を数多く経験することが必ずしも自分の成長につながるわけでもない。

わかりきったことですが、今日はこれを言葉にすることで、実感することができました。

もうひとつ気づいたのは、これはおそらく昭和の価値観なんだろうなということです。

アニメ『巨人の星』で、飛雄馬少年がランニングしていて、いつものコースが工事で通行止めになっていたため、近道をしたところ、その近道で待ち構えていた父親の星一徹にぶん殴られるというシーンです。

「遠回りを選んでこそ成長が得られる」んだという教えであったわけですが、このシーンを思い出すということは、私自身がこうした価値観を持っていたということなのだろうなとも思います。

ずうずうしくも、これからもまだ伸びしろはあると思っているのですが、今後の人生においては、「成長」という成果を求めようとする目的で、しんどいことを選択するのは、もう止めようと思います。


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