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2022年2月の記事一覧

「センスがいい」の言語化を試みる

昨晩のウェブ飲み会のテーマは「センス」。センスがいい、悪いと言うけれど、そのセンスって何?と言うのを話し合った。普段何気なく使う言葉なのに、いざ言語化しようと思うとなかなか興味深い。
私は元々、自他共に認めるセンスのない人だった。スポーツもセンスがない。芸術もセンスがない。

勉強もできず、センスがない。何もかもにおいてセンスがない、と言われていたし、私自身も諦めていた。
しかし今にして思えば、「

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なぜ社会規範を逸脱する全ての人が裁かれるわけではないのか

なぜ社会規範を逸脱する全ての人が裁かれるわけではないのか

「e-sportsやyoutubeが市民権を得た事で大問題になりましたが、大問題にならないとしても、公共の場での発言は、社会規範からは逃れられません。」

このような意見をいただきましたので私の意見を書きます。車に乗られる方はよくお分かりだと思いますが、高速道路で法定速度を上回って走っている車はたくさんいます。また、一時間も交差点に立って観察していると赤信号で渡る人もたくさんいます。私と同世代であ

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「人を動かす」より「人が動く」構造づくり

私は農業研究者だからか、大人も子どもも、トマトや微生物と同じように「どうにもしようがないもの、基本、言うことを聞いてくれないもの」と見なしている。
しかし面白いことに、自ら能動的に動くのなら、話が違ってくる。この点は、微生物もトマトも、そして大人も子どもも同じ。

私のもとに来る学生にいつも出すクイズ。「邪魔な木の切り株がある。これを微生物の力で取り除いてほしい」。こういうと、木材を分解する微生物

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自分「が」主語になると、不器用になる

最近どうしたわけか、教育系雑誌から取材をよく受ける。私が教育者というわけではなく、農業研究者であることを知ったうえで。なんとも不思議な気分。
たぶん、私の表現も悪かったのだろうけれど、取材を受け始めた当初、上がってきた原稿で気になる傾向があった。

「先生が~してあげる」「先生は~すべきである」「先生は~であるべきである」あるいは、先生が親に置き換わっていたり。これらの表現の何が気に入らないかとい

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『プロサッカー選手でいること』は自分にとって何よりも大事なことであるか。

『プロサッカー選手でいること』は自分にとって何よりも大事なことであるか。

皆さんこんにちは。

ドイツはコロナの感染者が依然として多く、年が明けてからルールがさらに厳しくなり、レストランや店に入る際にブースター接種の証明か、その日のコロナテストの陰性証明を見せなければ店の中に入ることすらできません。

僕はまだ3回目のブースター接種が終わってなくて、練習参加する際も陰性証明が必要なので、毎日鼻の穴に棒をぐりぐり突っ込まれる生活を送っています。
ここで生きていくためにはし

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