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東南アジアの風景|マレーシア

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2011年~2021年にバンコクに駐在していました。その間に行ったマレーシア各地の記録です。
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東南アジアの風景 (230) マレーシア|コタキナバルの極楽フードコート

東南アジアの風景 (230) マレーシア|コタキナバルの極楽フードコート

コタキナバルに行った時毎日朝ごはんを食べに行ったフードコート。
午前6時から営業しています。

中華料理、マレー料理、お粥、点心、福建麺、ラクサ、カヤトースト、コピ(マレーシア珈琲)。食べたいものがなんでもある。

点心コーナーは蒸気が立ち込めていました。

一番のお気に入りはお粥。トッピングがいろいろ選べる。高松で讃岐うどんのセルフ食堂に行った時と同じくらいコーフンしました。

麺類も旨い。

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東南アジアの風景 (226) マレーシア|ペナン|ジョージタウンでケーキを食べるなら

東南アジアの風景 (226) マレーシア|ペナン|ジョージタウンでケーキを食べるなら

ペナンはバンコクから飛行機で2時間弱。ちょっと週末に行ってきましょうといって気軽に出かけられるお気に入りの場所です。

家族で旅行していた頃はビーチエリアに滞在しましたが、おばはんひとり旅になってからはもっぱらジョージタウンステイ。
街も洗練されていて食事は安くておいしい。

さて、ジョージタウンに行くと、必ずと言っていいほど出かけるカフェ・レストランがある。

初めていったのは2012年。Chi

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東南アジアの風景 (193) マレーシア|コタキナバル沖の珊瑚の島で

東南アジアの風景 (193) マレーシア|コタキナバル沖の珊瑚の島で

2018年11月。
バンコクから待望のコタキナバル行き直行便がエアアジアで運航されることになってでかけた時のこと。

コタキナバルの大きな魅力のひとつ。それは沖に珊瑚礁の美しい島がいくつもあること。そして、それらがとても近い。

トゥンク アブドゥル ラーマン国立公園はコタキナバルの沖にある5つの島からなる海洋公園。
ガヤ島は一番大きな島で高級ホテルもあり、宿泊滞在向き。
サピ島は熱帯魚がたくさん

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東南アジアの風景 (11) マレーシア|ペナン島ジョージタウンの青い邸宅

東南アジアの風景 (11) マレーシア|ペナン島ジョージタウンの青い邸宅

世界遺産の町、ジョージタウンには19世紀、華人の豪商がたくさん住んでいました。その中でも特にお金持ち、「東洋のロックフェラー」と言われるチョン・ファッ・ツィの邸宅が今も残されています。

鮮やかな青に塗られた外壁からブルーマンションと呼ばれています。現在は博物館になっていてガイドツアーに参加することで内部の見学が可能(オンライン予約可)。クアラルンプール勤務の同僚と合流して行ってきました。

ツア

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東南アジアの風景 (26) マレーシア|クアラルンプールで週末を

東南アジアの風景 (26) マレーシア|クアラルンプールで週末を

バンコクでの勤務は結構過酷。お役所とのやり取りやタイ人社員の謎の行動に振り回されていた着任2,3年目の頃、マレーシアの支社にいた日本人の同僚達に会いに行くのは大きな励みだった。

LCCで簡単に行けるようになったクアラルンプールへは週末1泊2日で何度か行きました。バンコクに比べると所謂観光スポットは少ないけれど楽しみ方はいろいろです。

同僚と合流して出かけたのはセントラル・マーケット。観光客向け

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東南アジアの風景 (29) マレーシア|ボルネオ島でカヤック

東南アジアの風景 (29) マレーシア|ボルネオ島でカヤック

下の息子が5歳になった時から年末年始を東南アジアで過ごすようになった。年末しか家族全員の休みが合わなかったので、一年で家族が24時時間一緒に過ごせる唯一の機会だったのです。

ボルネオ島は東南アジアの中でもお気に入り。ここには熱帯雨林のジャングル、4000m級の山、大サンゴ礁の透明な海、そして’美味しい食事。すべてが揃っている。

午前中にシュノーケルをやって、午後にカヤックツアーに参加。この頃は

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東南アジアの風景 (51) マレーシア マラッカ|ジョンカー通りをぶらぶら歩く

東南アジアの風景 (51) マレーシア マラッカ|ジョンカー通りをぶらぶら歩く

クアラルンプール在住の同僚が連れて行ってくれたマラッカ。世界遺産の旧市街はのんびりした美しい町でした。

クアラから車で南下すること約2時間。貿易が盛んな商業都市マラッカは旧市街にはいると景色が一変。異国情緒の漂う街並みが現れました。

マラッカの象徴である赤いレンガの建物が整然と並ぶオランダ広場。西洋文化のテーマパークみたい。

ヨーロッパの国々に植民地化された歴史が綴られています。ここに来ると

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東南アジアの風景 (68) マレーシア ペナン|ジョージタウンのウォールアート

東南アジアの風景 (68) マレーシア ペナン|ジョージタウンのウォールアート

今やアジア各地で見られるウォールアート。ペナン島の世界遺産の町、ジョージタウンはその先駆者。テーマ性に富んだ様々なウォールアートがあります。

ペナン島の歴史を物語るシリーズ。とても精巧な針金細工。

本物の自転車やバイクを作品の一部にしてあるもの。写実的で表情が生き生きしていて思わずおおっと声を上げてしまう。

エアコンの室外機を利用したもの。

お店の看板の役目を担っています。

可愛いやつ。

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東南アジアの風景 (75) マレーシア|パンコール・ラウ 一島一リゾートの先駆者

東南アジアの風景 (75) マレーシア|パンコール・ラウ 一島一リゾートの先駆者

パンコール・ラウ・リゾートは島全体がひとつのリゾートホテル。2022年の現在では、そんなの珍しくもない、と言えますがここは30年以上前から日本でも結構名の知れた東南アジアにおける大人のリゾートでした。

パンコールの本島には息子たちが小さかった頃一度行ったことがありました。泊まったのは家族向けの大型ホテル。地図上ではすぐ脇にあるパンコール・ラウ島は悪ガキ連れなど出禁、高値の花、別世界だったのです。

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東南アジアの風景 (109) マレーシア|コタキナバル|ガヤストリートで食い倒れ

東南アジアの風景 (109) マレーシア|コタキナバル|ガヤストリートで食い倒れ

2018年。エアアジアがバンコクからボルネオ島のコタキナバルへ直行便を運航するというニュースが来ました。
コタキナバルは私が老後の住処として候補に入れている町。
以前から再訪したいと思っていたけれど、バンコクからだとKL経由で一日がかりというアクセスの悪さが引っかかっていたのです。
直行便があるならもう行くしかない。

コタキナバル空港着陸直前に見えるサンゴ礁の海。空港から市内まで車で15分、と近

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東南アジアの風景 (112) マレーシア|ペナン|極楽寺で華人の理想世界を垣間見る

東南アジアの風景 (112) マレーシア|ペナン|極楽寺で華人の理想世界を垣間見る

#旅のフォトアルバム

ペナンといえば大型ホテルが並ぶバツ―フェリンギビーチ。そして世界遺産のジョージタウン。他には何が?
2013年。私は友人とコムタに居ました。ジョージタウンの街中も歩いたしビーチには行くつもりもなく、夕飯にはまだ時間がある。

コムタのバスターミナルにあった観光案内所で2時間位で行って来られる場所はあるかと聞いてみたところ、教えてもらったのが極楽寺でした。

極楽寺はペナンヒ

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東南アジアの風景 (131) マレーシア|ペナン|バツ―フェリンギの濃い夕焼け

東南アジアの風景 (131) マレーシア|ペナン|バツ―フェリンギの濃い夕焼け

タイは今週からお正月、ソンクラーンですね。2019年の私のソンクラーン休暇はペナン島でした。とにかく水掛けから逃れたいのでムスリムの国であれば大丈夫だろうと思ったのです。

ペナン屈指のビーチリゾートはバツ―フェリンギ。シャングリラ系の2軒の巨大ホテルを中心にずらりと並んだホテル群はさながらワイキキビーチ。

年寄り女としてはファミリー向けのレジャーホテルは居心地が悪い。
ということで選んだのは喧

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東南アジアの風景 (145) マレーシア|ヒンドゥーの洞窟寺院バトゥーケイブ

東南アジアの風景 (145) マレーシア|ヒンドゥーの洞窟寺院バトゥーケイブ

2015年9月。会社の先輩を訪ねてクアラルンプールに滞在していた時、電車で簡単に行けるという観光地、バトゥーケイブへ行ってみました。

クアラルンプール中央駅から都市交通線KRTで45分。駅を降りると既にたくさんの参拝客と観光客がいて道に迷うことはありません。

道中には公園もあります。参拝ついでに家族で遊べますね。

徒歩10分くらいで入口に到着。巨大な黄金の神様の像に圧倒されます。洞窟寺院に入

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東南アジアの風景 (161) マレーシア|ペナン|水上生活エリア-クラン・ジェティ

東南アジアの風景 (161) マレーシア|ペナン|水上生活エリア-クラン・ジェティ

マレーシアのペナンにはクラン・ジェティと言われる水上生活者のエリアがあります。19世紀に中国から渡って来た華人たちが桟橋の上に作った住宅街で、同一の姓ごとにコミュニティを作っています。

チュウ・ジェティは周一族の水上住宅群で最も規模が大きなところです。

中に入るとカフェやお土産屋など桟橋に沿ってお店が並び、大勢の観光客で賑わっています。

水上住宅にはここで暮らす住人の方々がいます。彼らの生活

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