東南アジアの風景 (29) マレーシア｜ボルネオ島でカヤック

下の息子が5歳になった時から年末年始を東南アジアで過ごすようになった。年末しか家族全員の休みが合わなかったので、一年で家族が24時時間一緒に過ごせる唯一の機会だったのです。

ボルネオ島は東南アジアの中でもお気に入り。ここには熱帯雨林のジャングル、4000ｍ級の山、大サンゴ礁の透明な海、そして’美味しい食事。すべてが揃っている。

午前中にシュノーケルをやって、午後にカヤックツアーに参加。この頃は親も若かった。

マングローブに囲まれた川のほとりのコテージに集合。ティータイムの後、カヤックで出発。ガイドさんの「まっすぐ行ってください」というアバウトな指示のみで各自進みます。

当時小学3年だった息子。特に教えられてもいないのにスイスイ進む。こういうのは子供の方が上手。大人組は出遅れる人が多くてガイドさんはそっちに付きっきり。

流れも穏やかで静寂に満ちた川。他の人達が全然来ないので停泊して待つ。私は長男に漕ぐのは任せて後ろでのんびり。

ゴールに近くなるともう夕暮れ。絶景の日没。この後大型船が迎えに来て参加者全員でシーフードの夕食。なかなか充実したツアーでした。カヤックに難儀していた人たちは筋肉痛だと言ってたな。

泊まったホテルがあるコタ・キナバルのタンジュンルービーチは夕陽の名所。毎日こんな眺めに恵まれました。楽しい休暇はあっという間に終わり、極寒の日本に戻りました。また来年の旅行のために仕事がんばろっと思ったのでした。（2001年撮影）

#旅のフォトアルバム