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華子のエッセイ

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なんとなくを書き溜めます。ぜひ。読んでください。
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#気持

文字の力

文字の力

私は文章を書くことが子供のころから好きだ。
読むことはそれ以上に好きだった。
想像したり、知識になったり、糧になる。

絵画のように無言で伝える芸術作品たち。
ほとんどが作者が没して評価され本当に作者が意図としたことが解説されているかは作者の生涯や随筆からの推察が多い。

ゆえに文字を使うときは慎重になることもある。
簡潔に伝わっているか。
伝えたいことが表現できているか。
noteでは絵文字や略

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バイバイが言えない

バイバイが言えない

もう、何とも思っていないのに
最後がグダグダで7・・・

バイバイ

その文字が送れなかった。

バイバイ。元気でね。

その言葉が送れなかった。
私の中の言い分は山のようにあるのに聞けなかった。

最後まで彼の本当の姿はわからなかった。
グダグダの中で、グダグダなんだから聞けばよかったのに。

何が本当で、何が偽りだったの?

たったこれだけのことが聞けなくて
考えているうちに彼にやりとりを終わ

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性風俗で相手の気持ちを考える難しさ

性風俗で相手の気持ちを考える難しさ

春日華子の「性」なる日記が書けなくなったのは
アキラ君に恋をしたからでなく、
私の言葉をどう表現したらよいかつまずきました。

家族をおもう
恋人をおもう
片思いをおもう
亡き人をおもう

どれも素直なあふれる感情だと思います。

アキラ君に対してはそこに
「でも」
お金の関係
と入ってしまうのです。

素直になれば恋。
でも相手に答えを聞くことのできない恋。
なぜなら彼にとってはお客さんだから

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夫を亡くした母がいる女子への手紙

夫を亡くした母がいる女子への手紙

私はお金で男性の時間を買い、肌を合わせて、キスをして
セックス以外の方法で女であることを取り戻しました。

女はいつまでたっても女でいたい生き物ではないでしょうか?

愛しているのは夫です。
戸籍を離脱する気もないし、夫の母にも気遣いは変わらず続けています。

呼んできださっている中にはある日突然、父を失った方もいることでしょう。
男子の気持ちはわからないので女子に手紙を書きます。

私も父を早く

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相手の気持ち

相手の気持ち

SNSでのやりとりが増えているこの時代。
そんな時代に恋をして、終わりを告げた。

自分のことばかり書いて

返信がくる。

いや、そうじゃないの。
書けば書くほどややこしくなる。

文字にすると伝わらないから。
そう、伝えると

文字のせいにするな。

このやりとりに腹が立ってしょうがない。
自分にも彼にも。

文字でここで表現しながら相手に伝えられる文章が
書けていない事実。
彼自身が読み取ろ

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処女、童貞の皆さんへの華子からの手紙

処女、童貞の皆さんへの華子からの手紙

処女、童貞のみなさん。
まったくもって恥ずかしいことではありません。

身体が欲しても相手がいないのならだれでもいいのではなくて
お金で解決しましょう。

誰でもいい。

それはさみしさです。
わかります。
なら、犯罪に手を染めないでプロの慰めを受けましょう。

特に処女子さん。
誰でもいいから付き合うととっても危険です。
DVやもっと恐ろしい出会いにしかなりません。

童貞君。
時が来たら自然な

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