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新たな試み2〜先生のための交流会
もうひとつ、3月から新たに挑戦していることがある。
先生たちの指導技術向上を目指した交流会(exchange work)。
毎月1回集まり、レッスン&意見交換をする。
実際のレッスンから学ぶことはたくさんあるけれど、先生たちとの交流会はそれとは違う角度から、お互いの経験や疑問を出し合い、その中で先生同士だから気づくことや自分の考えがクリアになったり、新たな発見があったりする。
レッスンの際に生
Happy New Year!!
あけましておめでとうございます。
新年早々、地震のニュースでびっくりしています。
どうぞみなさんご無事でありますように。
そして、余震が早くおさまり、一日でも早く復旧が進み、日常が戻りますように。
省エネしたい脳との闘い
前回は、頭の重さについて書いたのですが
今回はその中身、脳について。
人間の脳の重さは、体重の約2%。
なのに、エネルギー消費量は他の臓器よりも多く、
全エネルギーのうち20%をも消費するのだとか。
だから脳は、特に何も考えなくてもできることは”習慣”として自動化して、できるだけエネルギーをセーブしようとするらしい。
なんと私たちの日常の行動の約45%が習慣で成り立っているのだと。
確かに、朝
頭って、けっこう重い!
普段、あまり頭の重さが気になることはないと思いますが、
人間の頭って、けっこう重いんです。
体重の約8%を占めるということなので、
成人平均で換算するとだいたい4.5kg〜5kgぐらい。
上の絵は、オンラインでの入門講座用に作った「頭の重さを物に置き換えてみたら、、、」の図。
体重が
65kgの場合、MacBook Air約4台分
55kgの場合、バスケットボール約7個分
45kgの場合、キャ
伝えていくことの難しさ
定期的に、同じトレーニングスクールを卒業した先生たちと
アレクサンダー・テクニック関連の本を読むブッククラブを開催している。
また、ちょくちょく先生たちだけで集まって
レッスン練習会を開いたりもしている。
訓練生時代に読んだF.M.アレクサンダーの本ひとつとっても
時間を越えて、同志とともに読み返すと、また新たな発見があり、
交換し合う意見も、訓練生時代とはまた違い、
自分たちの指導経験が言葉に含
日本語をAT視点で考える
レッスンをしていて
日本語ってよくできてるなあと思うことが
ちょくちょくある。
例えば、
Neck, Wrist, Ankleは、
固めずに、そして同じような考え方で扱うんだけど、
首、手首、足首と、
全部、首がつく箇所。
調べると、「首」には頭部を意味する場合と頸部を意味する場合があり
この場合の「くび」は「頸部」を意味する「首」で
「くびの部分。また、ものとものをつなぐ細くなっている部分」
初めてのフィジカル・セラピー
アメリカで、外科や皮膚科などの専門医にかかる必要がある時には、
基本的にまず最初にかかりつけ医の診断を受けてから
紹介書類を出してもらって診てもらう
という流れになっています。
専門医にかかるころにはもう治ってるんじゃなかろうかと思うほど、
緊急じゃない限りなかなか予約が取れないのですが。
それはさておき、、、
肩や膝、腰など痛い時、問診&触診、必要であればレントゲンを撮り
骨に異常がなさそうな場
インテンシヴ・ウィーク
以前、私が卒業したトレーニングスクールを紹介した
「アレクサンダー・テクニック教師養成コース」で
少し触れたインテンシヴ・ウィークについて。
この期間は、学校の窓口が大きく開かれ、
リカ・コーエンとルース・キルロイの指導法や技術を学びに
他州から、時にはほかの国からも
たくさんのアレクサンダー・テクニックの先生、
訓練生たちが集まって来た。
日本から先生方が来られた時もあり
その時は通訳という
ペンシルバニア州ランカスターへ
先月、息子のサッカーの試合で、
車で7時間(実質は事故に巻き込まれ、9時間半。。。)ほど行ったところにあるペンシルバニア州ランカスターまで行ってきた。
ものすごいタイミングで旦那が骨折したため、私一人で運転することに。
何時に出てどのルートを通れば
この長距離長時間運転をうまく乗り越えられるかということばかりに頭が行き
ランカスターがどういうところか下調べする余裕もなく。
まずランカスターのホ
ATレッスンメモ#3
Backは背中と訳したいところなのですが
私の言うところのBackは、脊椎と脊椎につながる背中側全部。
collapseは、ぎゅっと下に押し潰しているいうか、潰れちゃってるような状態。
レッスンメモには、腕とBackの関係を書いていますが
もちろん腕とBackだけでなく全身つながっていることを忘れてはいけない。
ただ、この腕とBackの関係は
コンピューターを日常的に使うようになった現代
特に意識
ATレッスンメモ#2
頭のてっぺんから爪先まで、ひとつのものとして捉えるのが
アレクサンダー・テクニックを学ぶ上で大事なポイントのひとつ。
これが、Head-Neck-Back-Feet Relationship。
ただ、この関係性がうまくいけば、
自動的にすべてうまく機能するわけではない。
身体は紙みたいにぺったんこではなく立体なので
二次元で考えず三次元でとらえる必要があり、
”Widen=横に広くする”のも、身体