見出し画像

ペンシルバニア州ランカスターへ

先月、息子のサッカーの試合で、
車で7時間(実質は事故に巻き込まれ、9時間半。。。)ほど行ったところにあるペンシルバニア州ランカスターまで行ってきた。

ものすごいタイミングで旦那が骨折したため、私一人で運転することに。
何時に出てどのルートを通れば
この長距離長時間運転をうまく乗り越えられるかということばかりに頭が行き
ランカスターがどういうところか下調べする余裕もなく。

まずランカスターのホテルに到着して車を出た瞬間、牧場の匂い。
サッカー場まで、一面に広がる畑と牧場の間を運転して到着。
芝生やターフではなく、干し草が敷き詰められたサッカーフィールド。
試合会場に面した道を、耕運機らしきものをひく馬が闊歩し、
その向こうには、長い棒に大量に干された洗濯物が納屋に取り込まれる風景が。

なんだろココ?
と思っていたら、息子の試合を一緒に見に来てくれていた親戚が
「アーミッシュの地域なんだね」と。

無知な私は、急いでググりました。
アーミッシュとは、キリスト教の一派で、
1700年代前半のアメリカ移民当時のライフスタイルをできるだけ守りながら
自給自足に近い生活を送っている人たちのこと。
移動手段に馬車を使い、パソコンやテレビはなく、基本的に電化製品は使わないとか。

工芸、特にアーミッシュ・キルトが有名らしく
知っていれば、あちこち見て回りたかった。
食べ物もすごく美味しいとか。
スーパーのひとつでも足を運べばよかった。。。

そして、
そんな風に生活を送っている人たちの体の使い方はどうなんだろう?
独自の教育システムがあるようだけれど、どんな教育がされているのだろう?
考えれば考えるほど、ランカスターという地にいながらサッカーの試合だけ見て帰った自分が悔やまれる。

帰り道。
緩い渋滞に捕まっていた私の車の横を、
2人乗りの馬車が優雅に通り過ぎて行った。
人が乗るところ、キャビンって言うのかな?その脇から
むちっとした赤ちゃんの足がちらり。
乗車しているご夫婦らしき人たちは
昔見た赤毛のアンに出てきたような服装を身に纏っていた。
アーミッシュの人たち!

帰宅してから、もっとアーミッシュの生活を知りたくて
調べまくっています。
ちょーっと遠いけど、もう一度行きたい。
絶対行きたいっ。
今度は、旦那と運転交代で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?