ビニール袋捨てちゃうの?家庭で出来る簡単活用術【パレスチナ現地滞在記 #16】
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。
コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、
只今滞在記を毎日更新しています。
(ネットが無かったり情報をまとめるのに時間がかかったりしてちょっと間があいてしまいました。悪しからず。)
先日、協働しているアイシャさん(アイシャデザイン代表、カバー写真)が地域の女性向けにプラスチックのワークショップをする、ということで見学してきました。
会場となる公民館のような施設に16名ほどの女性が集まります。
年齢層はバラバラで20代か30代前半っぽい方から60代と思しき方まで幅広く、ことエシカルやアップサイクルといったテーマの催しの参加者は若い世代が多い印象があったので驚きました。
(今回どんな経緯で参加されたかなどは伺っていません)
パレスチナらしいというか、まずウェルカムコーヒーが配られ、次に水も配られ、アイシャさんがおもむろに話し出します。
(私のアラビア語力では詳細は分かりませんが手順を説明しているものと思われます)
ビニール袋を取り出し早速なにやら実演するようです。
工程は簡単で家庭でも実践でき、YouTubeもあるのでご興味のある方は最後のリンクをご活用ください!
実演中、そのやり方を熱心に会得しようとする人もいれば、すでに出来上がっている素材を加工する方に興味が向いて完全に背中を向けている人、私達に自作のハンドメイド商品(このワークショップとは関係のないもの)を見せてくる人など、なんというか物凄く自由でした。
質問も、日本のように「はい質問どうぞ」で一人ずつ時間を貰って聞くのではなく、疑問点があればその場で聞く+他の人と多少タイミングが重なっても聞くので、自分が主催側だったら捌くの大変だな。。。と思いながら見学していました。
やいのやいのしつつも、出来上がった作品がこちら。
ビニール袋を重ねただけなのに、結構可愛いですよね。 簡単だし、自由研究や親子の図画工作にも良さそうです。
アイシャさんは本当に熱心で、どんなに女性として、そして地域特有の困難があっても「やってやろう!」という思いを感じます。
こうしたワークショップや彼女が普段手がけているアップサイクルの製品はこの地域では珍しい取り組みですが、その熱意に共感する人は少なからずいて、それが活動継続に繋がっていることを体感しました。
文章では現地の空気感までは読者の皆様に伝えきれないのがもどかしいですが、 私もアイシャさんを尊敬しているし、一緒に働けてとても幸せです。 これからも彼女に学びながら日本とパレスチナの市民同士として、良い関係性を作っていけたらと思います。
参考動画はこちら:
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*更に現地についてご興味のある方へ🌿
🌿参加方法🌿
①QRコードあるいはURLから申込みフォームを記入
②架け箸からzoomリンクをお送りします
フォーム:https://forms.gle/rM1L9YijShiknVV48
🌿各イベント🌿
①Meet Karam-san
カラムさんに会おう!
日時:11/10(木)18:45~19:00
内容:
カラムさんの工房にお邪魔して、オリーブの木のお箸作りを見学します。
カラムさんにご質問やメッセージがありましたらフォームにご記入いただけると確実です。当日もご質問大歓迎です🌿
見学だけなのでご帰宅途中でもスマホからご参加いただけます😌
②架け箸zoom交流会
日時:11/16(水)20:30~21:30
内容:
先月の現地配信に引き続き、こちらの様子をお話しします。
テーマは絞らないので、気になることがあればこの場で是非お話ししましょう🌿
③Dabke workshop ダプケワークショップ
日時:11/20(木)18:30~20:00
内容:
伝統舞踊ダプケの体験ワークショップです。簡単な手足の動きをみんなでやってみましょう!
オンラインということもあり、超初心者向けなのでご安心を🌿
*前後半40分ずつで休憩を挟みます。
この記事が参加している募集
架け箸はこれからも継続的にパレスチナを訪れ、日本に出回らない生の情報を発信したいと思っています。いただいたサポートは渡航費用や現地経費に当てさせていただきます。