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小説は書き出しが命 名作の書き出しまとめ

小説は書き出しが命 名作の書き出しまとめ

「小説は書き出しが命」と言われるように、小説は書き出しが重要です。読者に長い長い文章の連なりを読んでもらえるかは、書き出しが面白いかどうかにかかっています。
今回は文豪から現代の作家まで、名作たちの書き出しをまとめていきます。お気に入りの書き出しを見つけてみて下さい。

『吾輩は猫である』夏目漱石言わずと知れた、日本で一番有名な書き出しだと思います。
「吾輩」という仰々しい一人称の後に「猫」という

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note100記事書いた感想と展望

note100記事書いた感想と展望

先日noteの投稿数が100を超えました。約1年間で100記事というゆっくりペースですが、取り敢えず目標としてた数を達成できて嬉しいです。今まで読んできてくれてありがとうございます。

50記事目でも振り返りましたが、今回も客観的な数値と主観的な感覚の2軸で100記事を振り返ります。

アクセス状況

江戸川乱歩の『人間椅子』が一番アクセスが多い記事になりました。この記事は、NHKで満島ひかりさん

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鰻重が食べたい

鰻重が食べたい



鰻重が食べたい。漆塗りの重箱に入った、てりっと光った鰻重が食べたい。鰻には白焼やう巻きなんて食べ方もあるけれど、僕はやっぱり鰻重が食べたい。鰻重はなんと言っても重箱に入れられているのが良い。鰻丼も鰻重もどちらも白いご飯の上に鰻の蒲焼を乗せた料理だが、やはり重箱で頂きたい。

重箱は高級感があって良い。高級な料理は、大きいお皿の真ん中にちょこんと収まってるものが多い。だけど鰻重はぎっしりと肩を寄

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夜行列車 僕のドイツオランダベルギー周遊記 ドイツ編

夜行列車 僕のドイツオランダベルギー周遊記 ドイツ編

これは、沢木耕太郎の『深夜特急』に憧れて書いた、僕の旅行記です。

陽気な音楽で目が覚めた。ドイツの空港と聞くと、村上春樹の『ノルウェイの森』の冒頭が浮かぶ。主人公は、ボーイング747の機内で流れるビートルズの「ノルウェイの森」を聴き、過去を思い出し、憂鬱になり、頭をおさえる。その様子を心配したCAに対し「Thank you. I only felt lonely.(ちょっと哀しくなっただけ)」と

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noteからのメールでnoteを好きになった

noteからのメールでnoteを好きになった

「読書の秋2020」投稿コンテストで、僕の作品がnote賞を受賞しました!やったー!

note公式による結果発表の記事

note賞を受賞した作品

これもひとえに、今この文章を読んでくださっている皆さまのおかげです。皆さまが僕の文章を読んでくださることが僕のモチベーションです。ありがとうございます。

梶井基次郎の『檸檬』は、僕が本を好きになるきっかけになった小説なので、この小説と共に賞がもら

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カメラを構えなくなる日

カメラを構えなくなる日

いま歩いた道が、NHK『世界ふれあい街歩き』のロケ地になる。

これまでの撮影の常識を変えてくれるカメラ。それが、DJI社のOSMO POCKET(オズモポケット)だ。僕はこのカメラを、写真や動画を撮影することに抵抗があった人に使ってもらいたい。このカメラの画期的なところは、撮影の動作を変えたところだ。

スマホや一般的なビデオカメラは、撮影をする時にその機器を顔の前に「構える」必要がある。少し腰

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高須光聖 全ては「放送室」で語られている。

高須光聖 全ては「放送室」で語られている。

■全ては「放送室」で語られているのではないか放送作家の高須光聖さんが11月3日投稿のカジサックのYoutubeチャンネルにゲストとして出演されました。

高須さんは兵庫県尼崎市出身で、ダウンタウンのお2人と小学校からの同級生です。長年ダウンタウンを裏で支え、ごっつええ感じやガキの使いを始めとするダウンタウンの各番組や、数々のバラエティ番組に携わっています。まさに「3人目のダウンタウン」として精力的

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吉祥寺のナイスなフォント

吉祥寺のナイスなフォント

吉祥寺の街にある、ナイスなフォントを集めました。お店の看板や、注意書き、ビルの名前が「お洒落な街」で埋もれぬように、主張し合っています。また心惹かれるフォントを見つけたら更新したいと思います。

皆さんも、自分の街でナイスなフォントを見つけてみてください。

「TOBACCO」

タバコ、こんな風に書かれてしまったら、買ってみたくなる。

「アルバイト」

「募集」は薄くなってしまったけど、「アル

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MacBookのUSキーボードは生活を豊かにする

MacBookのUSキーボードは生活を豊かにする

真夏の吉祥寺は、アロハシャツ姿のカップルやサンダルを履いた家族連れを向かい入れ賑わっている。パラソル付きのテラス席があるカフェで、僕はMacBook AirのUSキーボードを叩いている。

僕はMacBook Airを買った。先日、大学一年生の頃から使っていた旧タイプのMacBook Airが火を吹き、買い替えたのだ。

新しいMacBookを買うにあたり、キーボードをUSタイプにした。

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だれにでもわかる文章を書きたい【note50記事】

だれにでもわかる文章を書きたい【note50記事】

noteを始めて約4か月、50記事を書き終えました。150人以上の方にフォローしていただいて、書くことに対するモチベーションがものすごく湧いています。サツマイモ掘りの感想文をイヤイヤ書いていた、小学2年生の僕に分けてあげたいです。

今回は、アクセス状況という客観的な数値と、自分の中の変化という主観的な感覚で、50記事を振り返りたいと思います。

アクセス状況

一番アクセス数が高い記事は村上春樹

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松本人志の放送室

松本人志の放送室

外を歩く時、僕はいつもイヤホンを着けている。そこから聴こえてくるのは2人の男性の笑い声。松本人志のラジオ番組「放送室」。

僕は松本人志が大好きだ。笑ってはいけない、水曜日のダウンタウン、すべらない話。「笑いの神」と呼ばれる松本人志は、ベテランになった今でも活躍の場を広げ、僕らに笑いを届けてくれる。

もちろん面白いのは大前提にあるけれど、僕が何故彼にこんなにも魅かれたのかと言うと、松本人志の周り

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嘔吐禁止という空振りの主張

嘔吐禁止という空振りの主張

夜歩いていると、コンビニの前の地面に「嘔吐禁止」と書かれたシールが貼られていた。

飲屋街にあるコンビニ。おそらく、店主が貼ったのだろう。気持ちはわかるがこのシールの効果は果たしてどのくらいあるのだろうか。

■「嘔吐歓迎」だとは思っていないお酒を飲み過ぎてそこに吐いてしまう人は、そこがバケツでも、公衆トイレでも、自分の家でもないことを知ってるだろう。だが、どうしても我慢できず嘔吐してしまうのだ。

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