- 運営しているクリエイター
#データ分析
プロダクト成長の基盤となる強いグロースチームをつくるための3つのポイント
プロダクトを伸ばしていく上で数値分析や改善施策の方法論を正しく理解することも重要ですが、それらのアクションを実行していく基盤となる強いグロースチームを構築することが非常に重要です。
このnoteでは強いグロースチームをつくる方法を、以下の3つのポイントに沿って解説していきます。
1. 木を見て森も見るしくみをつくる
"グロースに慣れてきた頃あるある"として、データに深く潜りすぎて、サービス体験
サービス改善やグロースハックでぶち当たる「これは正しい因果か、因果が逆なのか、ただの相関なのか問題」の解決法
グロースやサービスデザインのメンタリングをする中で、しばしば相談を受けるのが、
「ある機能Aを使っているユーザーの継続率が高いことが分かったが、これは正しい因果関係かどうか、どうやって確かめればいいか?」
という相談だ。
具体的には「ある機能Aを使っているユーザーの継続率が高い」ときに以下の3つのパターンが考えられる。
A)順因果:機能Aを使うことがユーザー継続率の押し上げにつながっている
サービスのグロースやUX改善に不可欠なMixpannelやAmplitudeの計測設計
スタートアップの登竜門として有名なY combinatorのPodcastを仕事への行き帰りの移動中に聞いているのだが、彼らはとにかく「Growth」という言葉を連呼する。
スタートアップにとって、サービスの成長が全てだからだ。
ではそのサービス成長を実現するにあたっての最初の一歩はなんだろう?
それは数値計測を正しく行えるようにすることだ。
なぜなら数値が正しく取れなければ、サービスが正
仮説/データドリブンで企画を立案し検証していくためのフレームワーク
自分やチームがきちんとデータに基づいて仮説を構築し、その仮説に基づいて施策を立案し、それを検証していく思考ができるようなフレームワークを作ってみました。
イケてるテック企業というのは例外なくエンジニアやデザイナーなどの創り手がイキイキしています。そして、彼らがイキイキしているためにはメンバーからの理不尽なオーダーがない状態、つまり全ての議論や意思決定がデータや仮説を起点にしてなされている状態が必
サービス改善の成功率を8倍まで引き上げるユーザーテストの作法
前回記事で本質的なUX改善によってプロダクトを伸ばしていくサイクルについて書きましたが、今回はその中でも特に重要なユーザーテストについて書こうと思います。
UX改善による本質的グロースハックのプロセス
グロースハックは10回の施策で1回でも当たれば良い、とよく言われますが、自分はグロースハックのサイクルの中でユーザーテストを実施するようにしてから10回に8回は狙ったとおりに数値を改善することが
ほとんどの人が勘違いしているグロースハックにおける最適なフレームワーク
グロースハックにおいて、最も有名なモデルはおそらく 「AARRR(アー)」モデルでしょう。
サービス全体をユーザーの行動に合わせた5段階のステージに分け、各段階の離脱率をファネル(ろうと)の形で整理したものです。
「AARRR」 は 、 ①ユーザーを獲得 (Acquisition、アクイジション)し、②そのユーザーにサービスの価値を感じさせ(Activation、アク
UX改善による本質的グロースハックのプロセス
グロースハック(※)が必要なのは分かっているが、実際にどうやれば良いか分からないという相談を頻繁に受ける。
というよりは相談の99%がそれだ。
多くのスタートアップがサービス成長の指針を描けていないという状況は日本のスタートアップ環境全体として憂うべき状況なので、グロースハックを具体的にどういったプロセスで行っていけば良いかを本記事でまとめて公開することにした。
タイトルの釣りっぽい「継続率