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HANAちゃんストーリ

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#想いを伝える

ご褒美のあめ玉(HANAちゃんストーリー第3話)

ご褒美のあめ玉(HANAちゃんストーリー第3話)

梅雨が明けたばかりの良く晴れた休日の昼過ぎ。

「あ~もう!」

肩に掛けたエコバッグから首をくすぐるネギに声を荒げる。
駅前のドラッグストアでトイレットペーパーを、スーパーで夕飯の材料を買った。久しぶりの休みだというのに、旦那は休日出勤。重い荷物を無理やり持ち直す。

自宅までの帰り道をショートカットするために公園の中へ入って行く。

ふと、すぐ近くのシーソーに目をやると、子供たちが順番の取り合

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忘れないで、犬の毛並みがサラサラな事(HANAちゃんストーリー第4話)

忘れないで、犬の毛並みがサラサラな事(HANAちゃんストーリー第4話)

ほんと、毎日仕事で忙しい。

平均睡眠時間も3時間だし、土日も自宅で仕事。ほとんど休みがない。

でも、女がバリバリ仕事をするにはこのくらいやらなきゃいけないし、遊びは「悪」だ。遊んでなんかいられない。

そんな生活が2年ほど続いたある日、どうも体の調子が悪いことに気が付いた。動悸がして息苦しいし、体はだるくて重たい。でも仕事に行ってしまえばいつの間にか治っていたりした。

更にそんな生活が1年ほ

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それから、悪(HANAちゃんストーリー第5話)

それから、悪(HANAちゃんストーリー第5話)

こんにちは、HANAです。

今回はね、中学生の女の子の愛犬をしていた時のお話。

近所に住む秋吉君と一緒に良く散歩に連れってくれたの。

2人はいつも一緒にいてとても仲良しだったの。
人間の世界では幼馴染って言うんですって。

その時の2人の会話で難しいような簡単なような、きっと大事な事のお話。

「悪を全て排除することが正義なのかな」

愛犬の散歩中、幼馴染の秋吉祐一が話し出した。

中二の私

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何度も何度も(HANAちゃんストーリー6話)

何度も何度も(HANAちゃんストーリー6話)

「離して!!もう離してよ!!」

玄関先で揉めている咲と母親の洋子。

洋子は咲の腕を掴んだまま必死に引き留めようとしている。

「もう、時間ないんだから、いい加減離して!」

咲はおもいっきり洋子を突き飛ばして外に出て行ってしまった。

「痛い・・・」

床にうなだれながら壁にぶつけた肩をさすっている。

***

次の日、咲の部屋を覗くと咲はベットで眠っていた。

顔にはたくさんの包帯が巻かれ

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