Admit Relax

メインキャラクター犬のHANAちゃんの物語や日々感じたことなどを投稿しています。 HA…

Admit Relax

メインキャラクター犬のHANAちゃんの物語や日々感じたことなどを投稿しています。 HANAちゃんが多くの人を幸せにできるよう、皆さんの心の助けに慣れたらなと、1つずつ積み上げていきたいと思っています。お店は現在、休業中です。ご了承ください。

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Admit Relax ってどんなブランド?

はじめまして。株式会社リラミットの代表の小田桐です。 1月22日にAdmit Relaxというブランドを立ち上げました。ここでAdmit Relaxってどんなブランドなの?という疑問にお答えしようと思います。 Admit Relaxは世界中の人々を優しく包み、認め合い、リビングにある居心地の良いビーズクッションのような存在、をコンセプトに立ち上げたブランドです。メインキャラクターは犬の妖精のHANAちゃんです。 HANAちゃんは私が小学生の頃に飼っていた犬をモデルにして

    • 覚悟

      誰にでも覚悟を決めなきゃならない時がある。 人生の岐路に立たされた時、何かしらの覚悟が必要だ。 どんな選択をすれば、正しいのか。 正解はどこにあるのか。 ただ1つ言える事は、選んだ結果が全てで、それが答えだという事。 その答えは必ず正解になる。 覚悟を決める事は、本当に怖くて逃げだしたくなる。 そして、向き合う事さえも嫌になる。 だから、そんな覚悟を決めた人は本当に強い。 押し潰されそうなプレッシャー。 賛否両論の声。 未来への恐怖。 命を削って決めた

      • 嫌いだ。

        嫌いだ、嫌いだ。 なんでも俺の真似をするお前が嫌いだ。 俺が髪を伸ばせば、お前も伸ばす。 猫背で歩けば、お前も猫背。 嫌味を言えば、お前も意地悪な顔で笑ってる。 嫌いなんだよ。 俺の真似をするお前が。 お前はもっと可愛いはずなのに。 もっと賢く生きていけるはずなのに。 俺の真似をするから。 俺を好きでいるから。 お前はもっと可愛いはずだ。 終わり

        • あの頃の季節。

          野球部の部室の前で、いつも彼を待っていた。 春の終わりの頃から、部室が並ぶ棟の一番左。屋根が少し出ているこの場所が私のお決まりのポジションになった。 夏になると汗と泥にまみれた彼が、匂うからと1M以上も離れて歩いた。 秋になると、公園で時間が許すだけ2人だけの話をした。 冬になると坊主頭の彼に、ニット帽をプレゼントした。 そしてまた、晴がやって来る。 もう、この場所にとどまれない私たちは、不安と期待が入り混じる心を隠しながら、2人でバイバイをした。 離れていても

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        マガジン

        • HANAちゃんの軽やか日記
          17本
        • HANAちゃんストーリ
          19本
        • はなの本音
          2本

        記事

          HANAちゃんの軽やか日記vol.18健康診断

          お久しぶりです、皆さん。 HANAです。 今日は、朝からとても緊張しました。 何故かというと、今日は、健康診断でした。 身体検査、血液検査、レントゲン、そして、内視鏡検査! そうなんです、バリウム検査ではなく、内視鏡検査にしたんです。 私は、バリウムを飲むのが苦手で、どうしても気持ち悪くなってしまうのです。なので、いつも内視鏡検査をしています。 だからといって、内視鏡検査が得意なわけでもありません。 そして、私もついに一昨年から、鼻から入れる経鼻内視鏡にしても

          HANAちゃんの軽やか日記vol.18健康診断

          欲しいものは、電流

          「あ~、今日も徹夜しちゃった」 5LDKの部屋の20畳のリビングで朝食を取りながらゲームの電源を落とす。 隣で雑魚寝をしている友達の友梨佳が起きた。 「ちゃんと寝た方がいいよ、愛理」 「友梨佳に言われたくない。そんなとこで寝たら、首痛くなる」 「あー、確かに」 友梨佳は空を仰ぐように首を回していた。 「今日、大学は?」 「徹夜明けで行けるほど、学校好きじゃない」 「何連休だよ、愛理」 「数えてない」 「あっ、昼飯代、足りないかも」 鞄に作業着を詰めなが

          欲しいものは、電流

          デッドラインマリッジ

          「ねぇ、待って。待ってってば」 私は彼の腕を掴んだ。 「さっきの女の人誰?結婚しようって嘘だったの?」 私の口からは、彼を責め立てる言葉しか出てこない。 これがいけなかったのかな。 2年付き合った彼はあっけなく、私の元から去って行った。 彼と出会った頃の私は、結婚への順序を思い描いていた。 付き合って2年目で両親へ紹介、3年目に結婚。 私の中にある順序が自分を縛り付けているとも知らず。 彼と別れて半年、彼からメールが来た。 あっ、もう彼ではなく元カレだ。

          デッドラインマリッジ

          方向

          同じ向き 同じ方向 同じ目的 そう思って、一緒にやってきた。 お互いの足りないところを埋め合うように寄り添いあえれば。 きっとここからも上手く行く。 2人ならきっと上手く行く。 慌ただしい日常の中に、時折見せる君の困った顔。 抜け出せない毎日に、僕等は2人で戦っていた。 泣きたい時は君に話をして、一緒に笑った。 嬉しい時は君とお酒を飲み、一緒に泣いた。 ほらね、僕ら2人は無敵なんじゃないかな。 このまままっすぐに進もう。 君が見ている方向へ。 僕が

          フライムーン

          人 物 ルル(10) 成人したばかりのイルカ サン(10) ルルの友達のイルカ カイル(10) ルルのライバルのイルカ キララ(10) イルカの女の子 ガイル(20) 男のイルカ 母      ルルの母 〇海の中    沢山のイルカが泳いでいる。    その中でルル(10)がやる気なく泳ぐ。 ルル「そろそろ帰ってもいいか」    ルル、皆と違う方向へ進む。 〇ルルの家・外観    ルル、ゆっくりと泳いで来る。    ルル、玄関のドアを開ける。 〇同・中   

          フライムーン

          2匹の会話^^

          仲良く何を話しているのかなと思ったら、こんなシュールな会話でした。 終わり

          2匹の会話^^

          決断力=

          迷う事が必要ならずっと迷っていたい。 だって、迷っている時は答えを出さなくていいから。 迷いの中にいると、苦しくて抜け出せない恐怖に怯える。 沢山迷いながら答えを出せばいい。 そう、言われたりする。 でも気づいたんだ、答えを出したくない事に。 決断してしまったら、後は突き進むだけ。 突き進むという事が怖いんだ。 だから、迷う。 本当は答えが出ない訳でも、出せない訳でもなく、ただ怖いんだ。 ここから進むのが怖いんだ。 どうすればこの恐怖が消えるのか。 ま

          決断力=

          ジャム

          なんてことのないケンカだから。 いつものケンカだから。 だから時間が経てば、いつも通りの2人になる。 そう思ってた。 君が朝食を残して出て行ってから、時間がどんどん過ぎていく。 あっという間に、君の残した甘いジャムがたっぷりのったトーストは水分を忘れたように干からびる。 もう何度、スマホを見ればいいんだろう。 いつものケンカはいつも通りだろ? なぁ? 1人で見るこの部屋は、あまりにも広くて君の残像ばかりが映っている。 戻らない君を僕は、待ち続けていいのだろ

          消耗品

          消耗品とは、使用することでいずれその機能を失うか、形そのものが無くなってしまう物。 例えば鉛筆、消しゴム。トイレットペーパーなど。 世の中には消耗品が溢れている。 毎日毎日、消耗している。 毎日、心と体をすり減らし、生活している。 身を削って生きている私たちも、消耗品なのかもしれない。 終わり

          水の中

          深く水の底に沈んだ僕は 何者でもなくて 消えてしまいそうでいた。 喧嘩というリストカットが 僕を繋ぎとめる。 浮かび上がりたい気持ちと 沈んでしまいたい気持ちが交差する。 時に僕に向けて伸びる手が 心をかき乱す。 目の前に映る刺激だけが僕を高揚させ 何もないまま ただただ突き進む。 ただただ進む。 夢中で駆け登ったこの道が いつの日か かけがえのない日々に変わることを信じて。 目を見開き 僕は今日も ただ進むだけ。 終わり

          トーストトランプ

          こんな可愛いトランプがありました^^ トーストの形をしたトランプです。 このトランプには、トーストアレンジが書いてあります。 定番の小倉トーストから意外性の肉じゃがトーストまで。 作り方もトランプの左下に書いてあるので、遊びながらこれ作ってみようという感じになります。 結構簡単にアレンジできるものばかりです。 そして、このトランプの私の一押しポイントは・・・ ジョーカーです。 写真にもあるように、ジョーカーが焦げたトーストになっています。 見た目もとっても可

          トーストトランプ

          リベートの味

          〇学校からの帰り道    亮(12)、修也(12)、美生(12)、七海(12)が並んで歩く。    オレンジの木が塀を越えて垂れ下がっている。    亮、オレンジの木を眺める。 亮「なぁ、オレンジって酸っぱい?甘い?」 修也「そんなの、オレンジによって違うだろ」 七海「大体、甘いんじゃない?」 亮「イメージ、イメージ。オレンジと言えば、どんな味?」 修也「酸っぱいじゃね?」 七海「甘いでしょ」 亮「俺も酸っぱいと思う」 七海「なんで?酸っぱいはレモンでし

          リベートの味