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#私の学び直し
「AIが仕事を奪う論」が、本当に僕たちから奪っていくもの
それは仕事の尊厳であると、僕は考える。
実際のところ「AIが仕事を奪う論」は色んな意味で胡散臭いことは、あらゆる人が指摘してきたが、まだまだ根強いと感じるので、改めておさらいしておく。
時給1000円のカフェの店員が、シンクを布巾で磨き上げて、その後、棚から塩素系洗剤を取り出して、水で希釈し、布巾をつけ置きする‥このような単純極まりない作業ですら、AIを備えたロボットによって自動化される可能性
来たれ、どんぶり勘定革命
あまり大きな声では言えないが、最近、柄谷行人の『世界史の構造』を読んだ(オードリー・タンに触発されて読んだというのも、ナイショの話だ)。マルクスが生産様式で歴史を語ったことの問題点を指摘しつつ、その代わりに交換様式を導きの糸として歴史を語り、その上で申し訳程度に資本主義を乗り越えるための展望が描かれている本だった。
資本=ネーション=ステートという構図で歴史を語る手法は鮮やかで「天晴れ」の一言に
クラクションの99%は「しばいたろか」という意味で使用される
お気づきだろうか?
クラクションが鳴った瞬間には、既にクラクションを鳴らす原因となった問題が解決しているか手遅れになっていることに。
故に、クラクションを鳴らすことになんら実用的な意味はない。単に苛立ちを解消する手段として、クラクションは鳴らされる。要するにクラクションの意味は「しばいたろか」以上にない。
言いたいことは基本的にこれだけだ。
この前、僕は配達をしているときにクラクションを鳴
性陽説について、考える
これは、最近読んだ中でトップクラスに面白く、考えさせられたnote。
面白いので、僕も一枚噛ませてもらおうと思った。Wikipediaにいつか陽キャ哲学というページが作成されたとき、その哲学に貢献した哲学者として僕の名前が刻まれることを夢見て。
陽キャ哲学普及協会さん(以下、陽哲協さん)は、人は生まれながらにして陽キャであるという性陽説を唱え、そこを出発点にして議論を展開している。
要するに
人罪でもなんでもいいから、とにかく休ませろこの野郎
今の会社は月に1回だけ土曜出社がある。1日仕事が増えるくらいなんてことないやと思っていたが、いざその日がやってくると、どうにも気分が憂鬱だ。
なぜ僕は憂鬱なのか? 考えていると気づいた。仕事が1日増えるのは別にいいが、休みが1日減るのが嫌なのだ。
なんて考えていると、2日分損したような気がしてきた。仕事が1日増えるだけでない。仕事が1日増えることに加えて、休みが1日減るのだ。土曜日に出社するだ
あぁ‥あの時あぁ言っておけば良かった現象について
一度アップした記事を修正するのに抵抗がある。軽微な誤字脱字なら直すが、大幅な変更はあまりしたくない。「男に二言はない」とか、そんなキャラではないのだけれど、そういう気持ちになってしまうのだ。
だが僕は、昨日アップした記事を修正したい衝動に駆られている。
あぁ、書き換えたい。あぁ言っておけば良かったのに‥。
タイトルから分かるように「労働を押し付ける」というテーマの記事だ。だが、意外性を持たせ
スキルの普遍性について考える
僕の職場の倉庫の配置は、法則性がないという法則を持っている。
熟練の先輩いわく、取り扱い商品が増えていく中で場当たり的に配置を決めていった結果、全くもって初心者向けではない配置に仕上がったとのことだ。そして、一度その配置で先輩たちが覚えてしまった以上、それを変えるのには多大なエネルギーが必要となるため、結局そのままになっている。
だが、その熟練の先輩は、おそらく1000種類以上にもなる商品の配
人に仕事を教えるのは難しいね
転職する前、僕は人に仕事を教えた。転職した後、僕は人に仕事を教えてもらっている。
僕はできるだけ、以下の順序で仕事を教えてきたつもりだ。
これから取り組む仕事が何かの、大枠を説明する(例、今から在庫用の品物を箱詰めして、棚にしまいます)
細かいオペレーションを伝える(例、まずは商品をここに用意して、さらに箱を用意してから、数を数えて詰めていきます)
注意点などを伝える(例、箱詰めのときは軍
ワンピース ナレッジキングの成績が出たよー
大学を卒業してから、もう10年近く経つ。そういえばその間、テストなるものをしばらく受けたことがなかった。
久々に受けたテストは、ONE PIECEの知識を競うテスト、ナレッジキング。第1回から3回まで、受けようとしては忘れるのを繰り返してきたが、4回目にしてついに受験に成功した。
そしてこの前、その成績書が返ってきた。
全国平均47.4点に対して、僕の成績は71点。偏差値は62。
ちなみに
覚えろハラスメント(略しておぼハラ)という言葉をみんな使ってくれ
最近、僕は道を覚えなければならない仕事についているのだが、あいにく僕は記憶力がすこぶる悪く、「ここのコンビニを左」などと言われてもどうせ覚えられない。だから、せっせとGoogleマップにポイントを登録している。そして、初心者のうちは参照しながら進み、そのうちGoogleマップなしでも運転できるようになっていくだろう‥というロードマップを描いている。
が、しかし、だ。
恐らく、教えてくれる先輩と
マニュアルか、職人か
全部マニュアル化してシステマチックに処理するか、職人的な創意工夫を重視するか。両方のバランスを見極めるのか。そんなバランスに悩んでいる今日この頃。
いま、ひょんなことから、倉庫で30キロほどの段ボールを品出ししたり、軽トラをぶん回して配達したり、そんな仕事をしている。
倉庫の配置は規則性があるようでないので、素人が一目で把握することはできないが、長年勤め上げた倉庫作業員たちの頭の中には、完璧な
『天気の子』にまでアナキズムを読み取る病気にかかってしまった
↓この記事でも書いたが、『天気の子』はテロリズム的なストーリーだ。
テレビでやっていたのを久々に観たけれど、記憶していた以上にテロリズム的‥というかアナーキーな映画だった。
警察をはじめとした法律と権威は、明らかに主人公の帆高にとって邪魔者として描かれている。「僕たちから何も足さず、何も引かないで欲しい」という要求を通すためだけに、拾ったピストルを発砲したり、警察署から逃げ出したり、カーチェイ