ワンピース ナレッジキングの成績が出たよー
大学を卒業してから、もう10年近く経つ。そういえばその間、テストなるものをしばらく受けたことがなかった。
久々に受けたテストは、ONE PIECEの知識を競うテスト、ナレッジキング。第1回から3回まで、受けようとしては忘れるのを繰り返してきたが、4回目にしてついに受験に成功した。
そしてこの前、その成績書が返ってきた。
全国平均47.4点に対して、僕の成績は71点。偏差値は62。
ちなみにひとこと言わせて欲しい。
いやー全く勉強してないわー
ナレッジキングは事前予約が必要な上、受験時間が指定されている。半端な覚悟で、受験することはできない。
だからライトなワンピースファンの多くは受験していないと考えるのが妥当であり、受験者のほとんどはそこそこの熱烈なファンであることが想定される。
つまり、コアなワンピースファンが集う強者たちの新世界において、僕はこれだけの成績を叩き出した。僕がどれだけワンピースを熟読し、愛しているのか、その証明ができたように思う。
一方で、喜んでばかりはいられない。僕の成績は、満点の100点には程遠い。また、90点以上の者のみに与えられるエキストラステージの受験資格の壁、そして、エキストラステージの上位というさらに選ばれし者たちによる決勝戦も、71点の僕にとっては地平線の彼方に見える。
しかし、やるからには、このトップオブトップを目指したいところだ。
残念ながら僕はワンピースの単行本を全巻集めてはいるものの、一部を実家に置きっぱなしにしている。それに、REDやBLUE、ビブルカードといった副読本に至ってはほとんど買っていない(あるいは売ってしまった)。
そのため、まずは教科書を集めてくるところからだ。ノー勉でここまでいけたのだから、しっかり復習すればもっといける。
試験って面白い。文句なしに自分の能力を証明できるのは、やっぱりいいものだ。紙に書かれた成績は、紙に書かれない能力よりも、どっしりと現実に腰を落ち着けている存在するような、そういう感覚がある。僕たち人間は資格証明書のようなものに対するフェチズムを抱くような、どうしようもない性向を持っているらしい。そのフェチズムは学歴社会のようなものを生み出して、社会をダメな方向に向かわせることもあれば、こんなふうに満足感を与えてくれるものもある。
ナレッジキング以外にも何か試験を受けてみようか。そういえば僕は学生の頃も受験が嫌いではなかった。TOEFLやメンサを受けようと思ったこともあったけど、そういえば忘れていた。またやってみようかしら。
1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!