解決策を考える~在留資格申請の審査遅れについて③~特定活動・特定技能~彼の申請許可の今日
解決策を考えて来ましたが、大きな問題を棚上げに私もしたと思います。
それは「電話が一日中繋がらない入管が日本の中にあるという問題」です。
私自身がnoteでも、実務でも現実に棚上げしていたと思います。
北海道の札幌入管では、まったくそんな問題が起きることもない約10年間でした。
在留資格申請の仕事では、札幌入管での仕事がほとんどだった私は、今年に入ってからの全国的な特定の入管の在留資格申請審査の遅れは、本当に堪えています。
私たちは、特定活動や特定技能で、日本国内で暮らしている外国人就労者の生活をこれからも粘り強く支援していきたいです。
長くなりそうで短くしますが、今日はとても嬉しいことがありました。
北海道帯広市のシュアハウスで同居しているインドネシア人たちの中の1人。
希望とはなんですか?
繰り返し私は聞かれていました。
彼は日本は希望に溢れた素晴らしい国ですと言っています。
私も日本は、希望に溢れた素晴らしい国になれると信じています。
特定技能・特定活動の在留資格申請審査が遅れている主な原因は、多くの外国人の更新手続きが重なっていることが原因です。
法務省からの予測情報や具体的な審査件数についての開示がないため、遅延の責任は国にあると考えています。
さらに、私たち職場の仲間たち5人がかりで、東京入管と東京入管横浜支局へは、電話をかけ続けても、一日中、肝心の電話がつながらない。
また、在留資格の審査基準には、地域ごとの違いがあり、申請者は、都度、追加資料提出依頼の通知が入管から送られてくること自体が遅れている中で、さらに、理由書を提出しなければならない状況になり、さらに申請の審査が遅れる状態が続いています。
私たちは、行動を起こすことしかなく、マスコミにも働きかけてきたました。
彼は、インドネシアの妻と2人の子供の生活費の仕送りをしなければならない。
彼は、2023年2月17日に特定技能在留資格の変更申請を私が代理して電子申請で東京入管横浜支局就労許可審査課に提出していましたが、待つだけの約4ヶ月間だった。
私もこの問題については、本当に無力でした。
東京入管横浜支局に、私が飛行機代をかけて行くしかなくなったのです。
急に昨日、飛行機を一席だけの最後方部でした。
私は、相談の窓口で順番待ちをして、相談口で、審査部門で名前が名乗れる上の人に話しがあると、呼び出してもらいました。
書類をすべて私に出して、進捗を説明してほしいとその名乗れる方に言い寄りました。
しばらく30分くらい後に「ちょうど今日、審査が終わったところです」と言って来ました。
しかし、私は、その方のお顔を見て、私が個人を追い込んで、何が、改善出来るのかと考えていました。
彼の東京入管横浜支局就労審査部門にて『特定技能』の在留カードを入手できました。
この写真は、知らせを聴いた職場の仲間たちが、彼の写真をその喜びの嬉しさの写真を送ってくれました。午後3時半のイスラム教のお祈りを終えたばかりのときだと思います。
まだまだ、彼の他に審査が遅れている外国人就労者、本人にとっての経済的損失となる不幸な申請審査遅れ状況下の中で、日本は、将来の日本の社会のためにより良いしくみを構築できるはずです。
お読みいただきみなさま本当にありがとうございます。
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