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解決策を考える~在留資格申請の審査遅れについて②~特定活動・特定技能~

今月の2023年5月25日に
②特定技能・特定活動の在留資格申請の審査が遅れている現状と理由について~私の考えを記事に書かせて頂きました。

この課題について、解決方法を考えています。


私からの指摘を整理すると、特定活動・特定技能の在留資格申請審査の遅れは、主に次の3つ要因の連鎖する原因であると見立てています。

  1. COVID-19の影響による入国規制解除後の一時的な在留資格申請の増加

  2. 在留資格申請審査の手続きに関する現状のシステム上の課題

  3. 各入管による審査基準の違いと、それによる申請者への負担増

これらの問題を解決するための可能性を持つ提案を考えていました。

  1. 電子化と自動化の推進

    既存の申請プロセスを電子化し、自動化に向かうことです。
    審査の速度を大幅に向上させることができるでしょう。これには、文書のデジタル化、審査プロセスの自動化、そしてオンラインでの追加提出や通知のシステムを自動で導入することが含まれます。現在は手動で行っているとしか思えないです。また、卒業証明書の紹介や各種検定試験、日本語習得のための証拠となる日本語検定試験の照会などを自動化で照会できるシステムを至急、構築するべきです。精鋭の審査担当の目視と通査は必ず、決済時には必要です。

  2. 審査員の人員増強

    一時的な申請数の増加に対応するためには、審査員の人員を一時的に増やすことが必要です。
    これは、現状の電子化と自動化まで不完全のままで、審査遅れを挽回する場面だからです。

    これには、外部の専門家を一時的に雇用するか?委託する選択肢があがってくるでしょう。しかし、私は、そのための時間が、大変、痛ましい、もったいないと推察します。

    法務省には、事務処理や判断能力が高い人材が多くいると考えてして、既存のスタッフの業務を一時的に再配置することが出来ると考えています。

  3. 審査基準の統一と透明性の向上

    各入管による審査基準の違いは、申請者に混乱と不公平をもたらす可能性があります。これを解決するためには、全国的な審査基準を統一し、審査基準とプロセスの透明性を向上させることが重要でもっと現在の開示よりも幅広くすべきです。

  4. 労働市場への迅速なアクセスの提供

    審査遅れのための影響で在留期間の期限を過ぎて、3ヶ月間の短期滞在在留資格になってしまう場合が考えられます。新たな仕組みを設けて、労働市場への迅速なアクセスを提供することも大変、重要と考えられます。

このような提案は、申請審査遅れの問題を解決し、日本への外国人労働者の流入を円滑にし、そして彼らが日本社会に対して持続的に貢献できるようにするための一助となるでしょう。

この外国人就労者、本人にとっての経済的損失となる不幸な申請審査遅れ状況下の中で、日本は、将来の日本の社会のためにより良いしくみを構築できるはずです。

みなさま、5月もとてもお世話なりました。6月もぜひよろしくお願いいたします。

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