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腰椎分離症
バレーボールで腰痛を訴えることは多いですが、経験的に小・中学生でのバレーボールでは腰痛の訴えは少なく、高校生のバレーボールになると腰痛の訴えが多い印象があります。
成長期(とくに小・中学生)の腰痛の中で、プレーを長期離脱しなければならない腰痛に「腰椎分離症」というものがあります。
これは一番注意しなければならない腰痛です。
なぜなら、医療機関のドクターから長期離脱を余儀なくされて、最終的にバレーボールを辞めていく子どもが多くなる可能性があるからです。
10年以上前にバレーボールのアスレティックトレーナーをしていた頃は、腰痛分離症を抱えてプレーしていた選手もいましたが、中にはバレーボールを辞めてしまった選手もいました。
未来のバレーボールを発展させるためには、腰椎分離症について必ずと言っていいほど知っておく必要があります。
現在は、スポーツ医学の発展・発達もあり、バレーボールではそういう子どもをみることは少なくなりました。
おそらく、バレーボールの少子化もあるかもしれませんが、指導が以前のようなオーバーユース(使い過ぎ)の練習にならなくなったということだと思います。
そういった意味では、腰椎分離症について知っている方もいると思いますが、詳細に解説していきますので、参考にして頂ければと思います。
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1.腰椎分離症とは
腰椎分離症は、椎弓(ついきゅう)と呼ばれる腰椎の後方部分が分離した状態のことを指します。 疲労骨折が原因と考えられており、成長期のスポーツ選手に多発します。 日本の一般成人では約6%(男性8%、女性4%)に認められます。
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2.腰椎分離症の特徴
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