![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/38896374/4cc23456906e86320e157fb1c6c4c0c8.png?width=800)
- 運営しているクリエイター
#土木
2023年度 土木学会デザイン賞
土木学会デザイン賞は、公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度です。2001年に創設され、正式名称は「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞」といいます。公募対象を広く土木構造物や公共的な空間に求め、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品およびそれらの実現に貢献した関係者や関係組織の顕彰を行っています。
<九段下から東京駅までまちあるき>④常盤橋から八重洲付近を歩く
九段下から始まり、国立公文書館を見て、竹橋、神保町、大手町付近を日本橋川に近い所を通って歩いています。とても見どころが多く、しかも変化に富んだエリアだと実感しながら歩きました。
(前回の投稿はこちら)
今回は、JR線を越えて日本橋の手前、常盤橋を眺めて、東京駅八重洲口方面を目指します。
■探索範囲の地図を見てみましょう
まずは、いつもの「今昔マップ」で常盤橋周辺を見てみたいと思います。常盤橋
「土木学会デザイン賞2021 優秀賞」受賞|藤沢駅北口ペデストリアンデッキのリニューアル
当社が設計を担当しました下記プロジェクトが、公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会から「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞2021 優秀賞」を受賞いたしましたので、お知らせいたします。
神奈川県藤沢市藤沢555番地先
ペデストリアンデッキ・駅前広場
《事業者》藤沢市 都市整備部 藤沢駅周辺地区整備担当
《設計者》大日本コンサルタント株式会社 〈設計協力者〉株式会社GK設計
《施工者》熊谷
#05 土木構造物のすゝめ【土木学会選奨土木遺産/土木学会デザイン賞 マップ付き!】
こんにちは。今まで、noteで様々な土木構造物を紹介してきましたがどのように撮影対象となる土木構造物を決めているかお話しようと思います。
今回はこんな人におすすめです。
0. 土木学会選奨土木遺産/土木学会デザイン賞の地図を作ってみました!『土木構造物、どこに何があるかさっぱり分からないよ~』という方に向けて、簡易的な地図を作成してみました。まずは近所にある土木学会選奨土木遺産/土木学会デザイン
【加藤清正】槍の名手は土木も名手!土木スーパースター列伝 #02
「人は一代、名は末代。天晴武士の心かな」
これは戦国武将・加藤清正の中で僕が一番好きな言葉です。
こんにちは、熊本大学熊本創生推進機構准教授の田中尚人と申します。土木リテラシー促進グループのメンバーでもあります。
熊本の地方創生を推進する政策立案や公民連携を実践する部署におり、土木史の研究や、景観まちづくりなどを支援する土木計画分野の研究者でもあります。
三年前から土木学会誌の編集委員をや
#02 横浜市が都市デザインに取り組み始めてから50年経ったらしい。
皆さんは「横浜」って聞くとどのようなイメージを持ちますか?特にみなとみらい付近はとても綺麗で観光しやすい印象があります。それもそのはず。1971年に都市デザイン室が横浜市に設置されました。それ以来、都市デザインの先駆者として景観に着目したまちづくりをリードし続けてきたのです。2005年に土木学会デザイン賞特別賞として横浜市の一連の取り組みが評価されました。都市全体が評価されたことは極めて異例なこと
もっとみる土木デザイン賞巡り8 グランモール公園
2018年、土木デザイン賞奨励賞を受賞した、グランモール公園に行ってきた。
横浜市西区みなとみらい3丁目に位置し、個性ある多くのビルや商業施設、道路に四方を囲まれている。公園は幅25m、南から順に「円形広場」から横浜アイマークプレイス前の「眺めの広場」まで約700m、一直線に整備されている。1999年に開園される。2015年より約2年かけて公園全体の再整備が実施された。
「円形広場」はさくら通
土木デザイン賞巡り7 はまみらいウォーク
2011年、土木デザイン賞優秀賞を受賞した、はまみらいウォークに行ってきた。
帷子川に架かっていて、まっすぐに日産自動車本社へつながる。横浜駅側は、端に支柱がなくそのまま建物につながっており、横浜駅の東口を進むと一気に開けた空間が現れる。
幅約10mの歩道橋の半分以上を覆うガラスの屋根により、直線かつよりスマートに架かっているのが印象的である。
ガラス屋根は、高欄の外側から円筒状にカーブし、
土木デザイン賞巡り6 西仲橋
西仲橋は、2017年、土木デザイン賞優秀賞を受賞。2014年3月に付け替えられた。
西仲橋は、東京都中央区の月島川に架かる橋長約40mの鋼単純合成床版橋である。もんじゃ焼きで有名な西仲橋商店街と勝どき駅を結ぶ街路に位置する。内部景観、外部景観ともに月島の町、文化への調和がなされていると感じた。
橋からは多くの屋形船が見られ、地域の賑わいを想像することができた。
全体として温かみのある色合いが
土木デザイン賞巡り5 大橋ジャンクション
2015年、土木デザイン賞 優秀賞を受賞した大橋ジャンクションに行ってきた。東京都目黒区にある。
大橋ジャンクションは、中央環状線と首都高速3 号渋谷線を高低差約70m を1週400mのループ2週でつなぐジャンクションである。
こういった設計を工学的に理解できるようにならなくてはと思う。(構造力学で学ぶ事項)
大気や騒音等による周辺環境への影響を低減のため、ジャンクションループ部、渋谷線に接続
土木デザイン賞巡り4 桜小橋
2019、土木デザイン賞優秀賞を受賞した桜小橋に行ってきた。
桜小橋は、朝潮運河に架かる橋長87.8mのPC3径間連続ラーメン橋。勝どきと晴海を結ぶ歩行者専用橋である。(個人的にはラーメン橋が一番好きな構造)
橋の全体シルエットは、緩やかな曲面を描き、薄い桁が浮いて見え、桁と橋脚が一体となった形状である。
カラフルな地覆タイルが印象的であった。(デザイン力なのか)
近隣の住宅からショッピン
土木デザイン賞巡り3 ログロード代官山
2016年、土木デザイン賞 優秀商を受賞したログロード代官山へ行ってきた。
ログロード代官山は、全長220mの東急東横線の地下化に伴う線路跡地に商業施設を設置した散策路である。
緩やかな勾配で蛇行しながら渋谷側へ向かう散策路は、かつて線路で分断されていた東西をつないでいて、人々の通り抜けが可能となっている。訪れた際も、幅広い年代の方が利用していた。
5つの商業施設が配置されている。どれも建物