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#映画感想文
【映画雑記】『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を久しぶりに観たよ。
近頃はYou Tubeを眺めてるとエロとグロ以外はなんでもあるなあと思います。ここんとこ自分がよく観ているのは「心霊スポット潜入」モノ。最初は心霊スポットでソロキャンプする方の動画を観ていたのですが、いま一番のお気に入りは人気チャンネル『ゾゾゾ』。「怖いものに興味がないパーソナリティーの落合さんがイヤイヤ心霊スポットに連れていかれる」というお約束のフォーマットが妙な説得力を持っていて大変おもしろう
もっとみる【映画雑記】『エミリー・ローズ』観ました。
2005年のアメリカ映画、『エミリー・ローズ』を観ました。
もう20年近く前の映画ですが、オカルト好きなら知ってる人も多い1976年に西ドイツを震撼させたアンネリーゼ・ミシェルの悪魔憑き事件に材を取った秀作でした。あらすじとビジュアルの雰囲気からつい『エクソシスト』の二番煎じかと懸念してしまいましたが、共通点はあるにしろ全く異なる仕上がり。モデルとなったアンネリーゼがその死をもって存在が広く知ら
【映画雑記】『ロバート・アルトマンのイメージズ』観ました。
『ロバート・アルトマンのイメージズ』(1972 アメリカ)を観た。
スザンナ・ヨーク演じる作家が見ている風景、壊れた主観、綻びた時間の羅列で見せられる「イメージ」の連続が観るものに言いしれぬ不安/不穏を呼び起こす。自身の女性性への愛着と嫌悪が入り乱れて揺さぶられる様はポランスキーの『反撥』を彷彿とさせ、自身が抑圧する奔放さを全肯定するもう一人の自分が現れる様は先日観た黒沢清監督の『ドッペルゲンガ
【映画雑記】『かがみの孤城』観ました。
昨年末、滑り込みで映画館へ行き『かがみの孤城』を観ました。
これは人と関わることに自信をなくして居場所をなくした子どもたちが、不思議な力で与えられた仮の居場所のなかで仲間を見つけ、次の居場所を選択していく物語です。主人公が不登校児ということで、どうしても自分のことから切り離せない事柄を扱っていたので没入して観てしまった。
とにかく子どもたちの寂しさに寄り添って背中をさすってくれるような優しさが