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路地裏で揺らぐ -内在性解離の当事者研究-

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精神的虐待サバイバーであり、内在性解離を持って生きる僕たちを記録するエッセイを集めたマガジン。10人のパーツたちがそのときどきで思ったこと、考えたことをまとめている。
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2021年9月の記事一覧

僕たちがnoteに引っ越してきたわけ

僕たちがnoteに引っ越してきたわけ

直也です。

このたび、WordPressを利用して運営していたブログを畳んで、こちらのnoteに引っ越してくることにした。

昨日、過去記事の引越し作業も無事に終わり、あとは予約投稿を仕掛けた記事たちが再び公開されていくのを待つばかり。

一方、ネット上では「noteよりブログ」という意見も散見される。そんな中、なぜ僕たちはnoteへの引っ越しを決めたのか。

理由は3つある。

1 時間の創出

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決意を秘めて皿を買う

決意を秘めて皿を買う

2日前、お皿を買った。雑貨屋さんでかわいいと思ったものを2枚。

シンプルで何を載せてもサマになるのがうれしくて、カボチャのタルトやハンバーグを作っては載せて悦に入っている。

自分の気に行ったお皿を使うのは気分がいい。一方お皿には、ひとつデメリットというか、避けては通れない問題がある。

すごく長持ちすることだ。

軽い気持ちで買ったものが平気で10年、20年ともつ。そうそう割れるものでもないか

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生まれて初めて「酔う」を経験した時の話

生まれて初めて「酔う」を経験した時の話

こんにちは。Jessie -ジェシー- です。

今日は気楽な話を1杯……じゃなくて、1本。

私とお酒の話スコットランドはウイスキーが有名と知り、友人たちとのオンライン飲み会の折に買ってみました。

「WHITE HORSE」ってやつ。有名どころなんですかね?

私、お酒にまったく詳しくなくて。
それというのも、お酒、苦手なんですよ。

炭酸が飲めないからビールは無理だし、何を飲んでも後にアルコ

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削りながら書くことに疲れた

削りながら書くことに疲れた

どうも。「無気力」です。

※この記事は、遠回しなトラウマ体験への言及に注意しながら読んでほしい。

燃え尽きた後でまだ完全回復していないからなのか、

それとも、もともと向き合う心の準備が整っていないからなのか。

最近、子育て系の記事を書くのに疲れてしまった。

僕は「パニック少年」と同じような経験をする子どもがひとりでも減れば幸いだと思って、子育て系の本を読み、経験を踏まえた子育て系の記事を

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虐待に「重い」「軽い」はあるのか問題

虐待に「重い」「軽い」はあるのか問題

ども。翔です。

先にタイトルにも取り上げた問題についての俺の見解を述べると。

重いも軽いも「ない」と思ってる。

そのひとが感じているつらさを、ひとつの基準ではかることができないから。

あえて例えるなら、みんな使っている単位が違う感じ。

単位が違うものをひとつの尺度ではかることはできないし、わざわざ基準を設けて判断しようとするのも、本質を見失うことだと思うから。

みんな辛かった。それでい

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記事を引越しながら考えていること

記事を引越しながら考えていること

どうも、「無気力」です。

主は改名に伴い、今までサーバーを借りて運用していた自身のブログをやめることにしたらしい。

ブログにはこれまで書き溜めてきた700近い記事が所蔵されている。

すべてを電子の海のもくずとするのはもったいないので、少しずつnoteに引っ越しているところだ。

そんな記事の引越しの中で考えていることがいくつかあるので、今日はそれをシェアしてみたい。

僕たちのあしあと主が「

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ども、翔です。【僕とパーツの人生紀行】

ども、翔です。【僕とパーツの人生紀行】

ども、翔です。「しょう」って読みます。

17歳。

パーツたちの中での役回りで言うと、玄関みたいなことをしてます。

つまり、外に出て人と話すことが仕事ってことね。

主さんがはきはき話してて、自信に溢れてそうだったら、その時表に出てるのは大体、俺。

主さんは高校で應援團をやっていたんだけど、その時、学ラン着て学校通ったり、前に立って演説したりしてたのは基本的に俺。演舞は別の、もっと覚えの良い

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