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会社員3.0|サラリーマンもストレスなく過ごせれば、それは幸せかも|次ステップが独立・フリーランスだけではない生き方を教えてくれた本

今日は読んだ本の紹介です。その名も、「会社員3.0: 会社にいながら自由になれるストレスフリーな働き方」

著者は、NTT西日本で会社員をされている猪原 祥博(いのはら・よしひろ)さん。社内起業を3つもして成功に導いている
3000円と出ているけど、オーディブルなら読み放題です!

そしてそのまま、会社をやめて独立と思いきや、会社員の安定と企業の強大な経済力を武器に会社員の立場のまま社内起業で自分のやりたいことを実現し続けている姿勢が他にない路線だと感じた。

降ってくる仕事を自分なりにアレンジにして仕事バケツをいっぱいにしよう

人にはキャパシティがある。サラリーマンをやってくると仕事がどんどん降ってくる。サラリーマンは降ってくる仕事を自分というバケツに入れて行うがすぐに満たされていっぱいになる。

効率化・効率化でバケツの中が減ると、そこを見つけた上司は次はこれねと入れてくる。

自分にとってはつまらないものでいっぱいになってしまうのだ。

本書では、降ってくる仕事は、自分なりにアレンジしたうえでバケツにいれてしまえということだ。

あるモノを〇〇だけ売りなさい。となったら、モノを売りゲームにしてしまうのだ。

そして、自分から「こういう仕事をしたい」という仕事を自分のバケツに突っ込んでほかのつまらない仕事が入らないようにするのだという。

しかし、さすがに勝手に仕事を許可なく突っ込むわけにはいかないので、上に許可をとる必要があるが、これにはコツがある。

【許可に必要なのは大儀とビジョン】完璧な資料があっても通らないものは通らない

プロジェクトの許可を取るには、非の打ちどころのないビジネスプランや精緻なプレゼン資料が必要と思いきやそうではないという。

仮に非の打ちどころないものを作ったとしても、それを実行すれば確実に会社のためになるとわかっているものでも、企画はつぶすことは簡単なのだ。

つまり、論理ではなく、決定者の感情で大きく左右されるのが実態。

そこで大事なのは
大儀:なぜそれをやらないといけないのか
ビジョン:それを達成したらどうなるのか

この2つをしっかりと熱意を込めて考え、伝えることが一番大事なのだという。

それに、心動かされるときに、承認されるのだという。

たしかに、このプランがなぜ通るの?とか絶対このプランがいいのに何故か決済までいたらなかったというのはよく見ることである。

自分の仕事をするには上の人に「黙認」という6割承認で十分

許可をとろうとすると、満場一致で承認。とかを想像ちがちだが、それはめったにないという。

満場一致は文句なしだが、人の考えはそれぞれ違うもの。意思決定会議で、意見がでなくなったくらいの「黙認」で十分である。

「まぁ、やってみれば。知らんけど」
「やることは止めないよ。個人的にはリスクが大きいと思うけどね」
「好きにやれば。自分はあまり関係ならいいか」

なんとも投げやりな言葉だが、現実の黙認はこんなものである。
会議の決定で積極的な承認は提案者くらいで他の部門はこんなものではないだろうか。

ただ、承認には変わりないので進めることができる。

黙認で十分なら自分でもできそうな気がしてきた。

まとめ:承認をとるコツを得て、自分のしたい大きな仕事を進められるならサラリーマンも悪くない

現代、会社員というと、なんか変か前の象徴的立場が多い。
・会社員はいつクビになるかわからない。
・会社員だと自分の好きな仕事はできない。
・会社員でいくら頑張っても給料は変わらない
、会社員をしなが自分だけで稼ぐ仕組みを作ろう
などなどである。

書く言う自分も、サラリーマンだから毎月一定の給料がもらえているのが、安心だけど、心のどこかで自分で稼げてない自分が嫌で時間の切り売りではない副業にチャレンジしている。(今は全然才能ないのと同じくらいな成果なんですが・・・)

しかし、会社員3.0の本を通して、独立・フリーランス・副業全盛時代にあって会社員の生き方も捨てたもんじゃないと感じさせてくれた。

たしかに、サラリーマンの方が組織を動かすと大きな仕事ができる。
一見人から言われたつまらない仕事も、うまく自分のしたい仕事に変換できると楽しそうであると感じた。

一読の価値のあった本でした。ちなみに3000円出てると思うけど、オーディブルなら読み放題対象なので実質無料で読めます。


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