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臨床心理士・石川裕理「ナゼだかみんな心理が大好き」

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心理カウンセリング歴25年、個人セラピー3万時間超えの臨床心理士・石川が、クライアントに話していないことをこっそり話します。知りたい!と言ってくれた人たちへ、感謝を込めて。どうし… もっと読む
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2018年2月の記事一覧

「〇〇療法」「〇〇セラピー」はもう、いらない

「〇〇療法」「〇〇セラピー」はもう、いらない

上記が
「PIAS 麻布カウンセリングセンター」(18年4月開室)を立ち上げるに至った、私の実感です。

私は、中学3年生の時に
自分は対人恐怖症だ、と思って
「森田療法」の本を読みました。

そして「森田療法をやりたい」
と親に訴えたところ、
鼻で笑われて相手にされず。

高校1年になって、
今度は「交流分析」の本を読みました。
この本の中に
「死にもの狂いのストローク」という概念があり、

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私はこの春から、麻布十番にいます

私はこの春から、麻布十番にいます

もともと、私のクライアント様たちのためにと始めたこのブログ、
それ以外の人は誰も読まないのでは、と思ったら意外と読んでくださっている奇特な方々がいて(失礼)、いやむしろ応援してくださっている方もいて、たいへん感謝する今日この頃です。

私のまったく情報の乏しい更新していないFBの企業ホームページ(ご相談ご希望の方は、メアドかメッセでどうぞ)なども、
なぜか閲覧数が伸びているので、
もしかして、

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他人をおとしめる人の心理

他人をおとしめる人の心理

自己肯定感の話をまた続けます。

自己肯定感は、自尊心、自己効力感、などと言い表しても良いと思います。だいたい、同じようなものです。

心理カウンセリングにおいては

「クライアントの自己肯定感を引き上げ続けること」が、仕事のかなりの部分を占めます。
(これがいきなりわかってない素人カウンセラー、残念ながらいます)

それくらい、自己肯定感の向上ということが、人が幸せに生きる上で重要なことなんです

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