見出し画像

古賀史健さんの『取材・執筆・推敲』を読んでみた①

主人にお花💐をプレゼントしたら、後日、本を買ってくれました👏💖

結構分厚い、読み応えがある本でもはや辞書だと思ったんですが、これをモノにしたいと思ってレビューしていきたいと思います!ネタバレがイヤな人は今のうちに別のnoteへ行ってください(笑)でも、ネタバレして良さそうだったら、せっかくなので気になる箇所だけでも是非ご覧ください(笑)

コンテンツを創ってこそ、ライターと名乗れる

ライターって今やたくさんいらっしゃいますよね。でも、いろんなレベルの方がいると思います。
結論「ライターは、お客さんや目の前の人に楽しんでもらえる何かを創るクリエイターなんだ!」という話です。つまり、事実を書いただけ、文字起こしするだけ、プレスリリースを書いたくらいではライターとは言えないという、人によっては衝撃的な内容から始まってます(笑)

私はこれを読んだとき「あ~良かった。ちゃんとnoteの読者の方も、HRハッカーブログの読者の方も喜んでくださっている!社内のメンバーもいいね!と言ってくれるものを提供できている!お客様も求人原稿を読んで楽しかったと仰ってる!良かった~~!!」と感じました😂 あ~ライターやれてて良かったぜ!

文章の上手さより、編集の上手さがライターの器量

私もよく「上手いこと書けるようになりたいんです」と社内のメンバーから相談されることがあるんですが、「上手いこと書くのが、おダシ(インビジョンの用語です)なの?」と必ず問うようにしています。結論、上手く書けても意味がないよ、と言っています。

この本も同じように、文章の上手い下手よりも、的確に情報の取捨選択を行って読みたくなる記事にする編集力が高い人がライターであり編集者なんだということが書かれていました。

序盤で既に、私も古賀さんと同じ価値観なんだ(笑)と感じました☆

取材した原稿に、ライターの想いや姿勢が映る

もう少し読み進めていくと、ライターはコンテンツクリエイターであり、編集者であり、取材者であり、一人の読者であるという結論が出ました。

私はよく採用広報の取材もするんですが、取材者の声をできるだけそのまま伝えようとする「実況者」になっている気がしました。(語弊がありそうなことは編集しますけどね;)ただ、その実況の中で「私の目には、私の心にはこう映った。だから、こう伝えたいんだ、この人たちの思いや目線、世界を知って欲しいんだ!」という素直な部分を前面に出して表現していた点は、古賀さんが言う取材者に相当するんだろうなと感じました。

書くのが上手い人は、取材も上手い

noteの中にはライターさんだけでなく、ライターを採用したい方もいらっしゃると思います。「良いインタビューライターさんや記者の方はいませんか?」と言われることもあるでしょう。そういう時は「この人の書く文章、とっても良いと思うんですけど、どうですか?」とオススメした方が良いかもです。

この本には「書くのが上手い人は、活字に触れる場数も自ずと多い。人が読みたくなるポイントも分かってるから、必然的にインタビューも上手い。」という内容が書かれていました。

つまり腕の良いライターさんの共通点は…

・目を惹くキャッチコピーをバンバン出している記事や本をたくさん読んで、自身のセンスの養分にし続ける毎日を送っている
・人の興味関心を惹く、緩急のある文章を見続けているので、アウトプットでも緩急をつけた文章が書けている
・人が面白いと思う内容を引き出せる取材力や人柄(雰囲気づくりが上手い、初対面なのに何でも話せるキャラ)がある
・面白くなさそうなことも見方や表現を変えれば訴求できると知ってて、アレンジができちゃう

みたいな人たちなんだろうなと感じました。

ちなみに私は社内研修で「東洋経済オンラインのキャッチコピーを見てみて♪」と教わったのもあって、ありとあらゆるキャッチをよく見て、読もうと思った「きっかけワード」をノートにメモするようになりました。←良い意味で変態だと言われました(笑)

また、個人的には「普段の会話のような、テンションが高い文章」の方が得意で、あまり堅い文章は得意ではない方ではあるので、たまに論文や議論系の堅苦しい文章を読むようにしています(笑)

自分には「会ったこと無いのに、何でもペラペラ喋れちゃう(笑)」というキャラが備わっているらしいです。それを思う存分活かせるようにアウトプットの質を磨くためにも読者であり続けたいと、この本を読んで改めて心に刻みました☆

ちなみに最近書いた「いおりの面白コンテンツ」のご紹介

「求人原稿のすべらない話」絶賛更新中です♪

最初は爆笑コンテンツばかりでしたが、最近は考えさせられる系の内容も出してみたので、なんだなんだ?!と思った方は私の力作をちょっと覗いていってください(笑)

この記事が参加している募集

サポート&オススメしてくださって本当にありがとうございます。企業の採用支援だけでなく求職者の仕事選びのタメになるコンテンツも執筆していますので応援よろしくお願いいたします。