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好きなことを仕事にしてしまったコンプレックス
ライターという仕事に就いて以来、7,560,000字くらい原稿を書いてきた。
少女のころから暇を見つけては小説やエッセイ(と呼べるのかいまとなっては不明)をひたすら書き綴っていたから、それを含めたら10,000,000字は優に超えるであろう。文系の超ざっくりとした計算なので数値の信憑性はさておき、とにかく言いたかったことは、飽きもせず文章を書きつづけている半生だということ。
ライターになっては
祈る手に、花びらとアノマロカリス
金原ひとみさんのエッセイ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(2020年/ホーム社)に「フェス」という章がある。心身ともにぼろぼろの時期に偶然あるバンドに出会い、傾倒し、救われ、一時は出産やフランス移住で音楽のない生活を送っていたものの、帰国後12年ぶりにライブを観て再び音楽に生かされる。そんな体験が綴られた章だ。
わかる。わかりすぎるくらいわかるよ、その気持ち。
なぜか情緒がぐんと振り切れて、一文ず
ゼロから音楽メディアをつくったら、1年後どうなった?④
こんにちは。気づけば前回の投稿から半年も過ぎてしまった、株式会社ヂラフ代表の三橋(ミツハシ)です。
先日、かねてからβ版を運営していた音楽業界マッチングSNS『Signe(サイン)』を正式リリースしました。音楽にかかわる仕事の受発注から費用の決済までを、 サービス内ですべて完結できるプラットフォームです。
せっかくならSigneのことを書けば?というタイミングなのですが、サービスへの想いは開発
SNSが苦手なくせに、SNSを開発しているという矛盾
Clubhouseの勢いが凄まじい。つい先日まで存在すら知らなかったことなど噯(おくび)にも出さず、昨日しれっと仲間入りした。
こういうとき、すぐにモデレーターをやってみるくらいのフットワークの軽さがあればいいのだが、なにしろ人前でしゃべることに躊躇するタイプなので、まずはいろんな人のroomをはしごして「ふんふん、こんな感じね」と探りを入れるところから始めている。
わたしが代表を務める株式会
HSS型HSPと自覚した日、〈生きづらさ〉から少し、解放された
amazarashiの『空っぽの空に潰される』を数年前にはじめて聴いたとき、ああ、この人は〈理由のない苦しさ〉を知っている人なんだ、とひどく救われた気持ちになった。
楽しけりゃ笑えばいいんだろ 悲しい時は泣いたらいいんだろ
虚しい時はどうすりゃいいの? 教えて 教えて
自分の力不足を痛感したとき。夢への道が閉ざされたとき。誰かに心ないことを言われたとき。失恋したとき。大切な人をなくしたとき。
ゼロから音楽メディアをつくったら、1年後どうなった?③
こんにちは。マクドナルドの季節限定バーガーで四季の移ろいを実感する、株式会社ヂラフ代表の三橋(ミツハシ)です。いろんなことがありすぎた2020年も、もうグラコロの季節ですね。
弊社は12月1日、Webエンジニアチームとの共同開発で音楽業界マッチングSNS『Signe(サイン)』のβ版をリリースしました。コロナ禍で気が滅入りかけていた4〜6月の模索期間、7月のWebエンジニアさんとの出会いを経て、
ゼロから音楽メディアをつくったら、1年後どうなった?②
こんにちは。インスタで柴犬を見すぎて、おすすめ投稿がほぼ柴犬で埋めつくされている株式会社ヂラフ代表の三橋(ミツハシ)です。
※犬猫に紛れてなぜかおすすめされるバチェロレッテ出演の當間ローズくん。
先日はじめて投稿したnoteを「編集部のおすすめ」に選んでいただき、いきなり100以上のスキをいただくことができて光栄です。読んでくださったみなさん、ありがとうございます。noteはホント、ユーザーの
ゼロから音楽メディアをつくったら、1年後どうなった?①
はじめまして。株式会社ヂラフ代表、音楽発掘ウェブマガジン『ヂラフマガジン』編集長の三橋(ミツハシ)と申します。
「ヂラフ、ヂラフって、キリンになにか思い入れでも?」とお思いでしょうか。そうなんです、物心ついて最初に好きになったものがキリンでして。抜群のスタイルに魅惑の模様、生まれながらにお洒落な彼らのことを、大人になったいまでも一途に大好きで、とうとう会社名やメディア名にまでしてしまいました。