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自作の詩篇をまとめています。 お気に入りを見つけてみて下さい。
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2024年5月の記事一覧

【詩】( ˙-˙ )

【詩】( ˙-˙ )

 (^^)

 笑っている。

 (*´∀`*)

 笑っている。

 ( ´-ω-` )

 あれ?
 悩んでいる。

 (*`ω´*)

 あれ?
 こっちは怒っている。

 (T_T)

 あれ?
 こっちは悲しんでいる。

 (・∀・)

 おっと。
 また笑っている。

 これ等はただ
 記号で構成されただけ。
 そして
 記号に感情は無い。
 だけど
 ブロックやパズルの様に
 組み上

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【詩】或る学生の憂鬱

【詩】或る学生の憂鬱

 つまらない授業を真面目に受けて
 嫌いなアイツを避ける日々。
 教室の隅で願う逆襲は
 叶う時が来る事は無い。

 着慣れたカーディガン
 見慣れた窓際
 母が作った弁当
 放課後に聞こえるトランペット。
 そのどれもが
 綺麗に収まったパズルの様に
 律儀に型にはまって
 青春の名で構成されていた。

 だけど、彼女はひねくれていた。

 何処か指で触れたら
 一瞬で崩れるポイントがあるはず。

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【詩】行列

【詩】行列























 列の先に何がある?
 並ぶ先に何がある?

 先が見えないなら
 並ぶ必要無いんじゃない?

 けど人は並びたがる
 僕らも並びたがる

 何か得られると
 錯覚しているから

 だから今日も並ぶ
 哀れだけど並ぶ











    人

 そう
 彼もまた並ぶ

【詩】同棲生活

【詩】同棲生活

 君と体を重ねたら
 そこに愛を添えて着飾った。
 朝日差す寝室で
 乱れた毛布が証拠さ。
 山岳の様に
 高々と脈打つ毛布は
 風さえも攫えない
 堂々とした影を作るんだ。

 キッチンには
 コーヒーと煙草の匂い。
 控えなきゃと思いつつ
 日々ストレスと比例し増える。
 メラメラと燃える炎に
 命の輝きを投影すると
 何とも皮肉めいた
 実情に呆れた。

 現代社会の辛苦に
 劇薬の様な愛を

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【詩】海は書き損じで出来上がる

【詩】海は書き損じで出来上がる

 線を引いて書き直す
 増えて
 増えて
 よく見たら
 黒くなる。

 大した事ない間違いが
 増えて
 増えて
 よく見たら
 汚くなる。

 ボールペンは大嫌い
 炭素の様に消せないから。
 インクが
 粘度高く
 紙に付着して
 ずっと離れない。

 上書きではない。
 修正でもない。
 空いている隙間に
 正しく書いて
 誤魔化す。

 ごちゃごちゃとした
 インクの海。
 書き損じだら

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【詩】季節の死骸

【詩】季節の死骸

 死骸に虫はたかるか?

 死骸に花は咲くか?

 いや
 その死骸から
 新たな季節が産まれる。

 季節は不死だ。
 それは燃え尽きた灰から
 雛が産まれる
 フェニックスの様に。

 かつての死骸を
 内臓から喰らい這い出る。
 血を拭えば
 そこは新たな景色だ。

 季節は巡る。
 若気と老いを繰り返す。
 終わりのない生命に
 僕等は歓喜するんだ。

 季節よ。
 季節の死骸から
 産ま

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【詩】カニカマ

【詩】カニカマ

 冷蔵庫にポツンと居座る、
 カニカマを見て思う。

 カニカマほど、
 己に自信を持つ者はいない。

 カニはカニ、
 カニカマはカニカマ。
 カニの偽物だとしても、
 彼は個として存在する。

 カニカマだけを求めてしまう。
 偽物を本物としてしまう。
 それ程までに魅力的で、
 視認できない力を持っている。

 不思議。何とも不思議。

 カニカマに尊敬を懐きながら、
 冷蔵庫の中のそれをつ

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【詩】ラジオ

【詩】ラジオ

 何気ない日常。
 日々の気づき。
 やるせない思い。
 くだらない話。

 音声だけで
 満足させる
 パーソナリティーたちの
 技術が光る。

 日が昇る朝。
 昼の高速道路。
 帰路に就く夕方。
 深夜の部屋で一人。

 寂しがり屋の
 僕たちは
 今日もラジオに
 お世話になる。

 テレビでは味わえない
 プライベート感が
 僕たちに寄り添う

 笑い声が聴こえたら
 合図さ。

 僕た

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【X投稿詩】2024年4月

【X投稿詩】2024年4月

 こちらは、Xにて投稿した詩のまとめです。タイトルは後付になります。

「エイプリルフール」

 嘘吐く余裕無く、
 午前が過ぎて、
 種明かしの必要無く、
 午後が過ぎた。
 そんな私の4月1日。
 世間で言うエイプリルフール。

(2024年4月1日投稿)

「鳥」

 モノトーンの空、
 風は静か。
 遠く遠く、
 鳥は飛ぶよ。
 遥か彼方の、
 群れを求めて。
 彼等の痕跡なんて、
 ここ

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