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Vol63 全国自治体!ユニーク助成金 第7弾 移住時・引越しに手厚い町 

移住を実現するためには、ある程度の資金が必要です。
その時の強い見方が、国や地方自治体の助成金(補助金)と呼ばれるものです。
そこで、全国自治体を総チェック!お役に立てそうな助成金をご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ はじめに


移住に必要な資金を準備しなければ、移住を実行することができません。
その移住に必要な資金は、個人によって異なります。
「田舎に移り住んで何をしたいのか」「田舎に移り住んでどのような暮らしをしたいのか」
皆さんの移住に対する目的や夢によって、必要な移住資金は異なります。

こうした移住資金の準備で有効な手段のひとつが、国や自治体の助成金(補助金)です。

残念ながら、移住を希望していたが、途中であきらめる人の一番の理由が、移住資金の準備不足です。

そこで、全国の自治体が移住者等を対象に実施する助成金をテーマ別に紹介していきます。
なお、ここで紹介する助成金は2023年度におけるものです。
一般的には、助成金は年度毎に見直されますので、最新の情報は自治体にご確認ください。
もちろん、ここで紹介をする町以外にも、同様の助成金制度を実施する自治体もありますのでご理解をお願いします。

2⃣ 移住時・引越しの助成金が手厚い町


① 山形県鶴岡市

 「移住世帯向け食の支援事業」

県外から移住された世帯に、米(二人以上世帯:60kg、単身世帯:40㎏)・味噌(二人以上世帯:3㎏、単身世帯:2㎏)・醤油(二人以上世帯:3リットル、単身世帯2リットル)を贈答しています。

② 岐阜県飛騨市 

「米10俵プロジェクト事業」

飛騨市内に2親等以内の親族がいない移住者が、転入して3年以内に住宅を取得した場合に、1世帯1年度あたり1俵の米10年間贈呈されます。

③ 長崎県五島市

「短期滞在住宅」

移住に向けた仕事探しや住まい探しの拠点として、1ヶ月以上3か月未満の期間、無料で利用できます。但し、光熱水費、通信費、汲み取り代(又は浄化槽日)、退去時の業者清掃経費は入居者負担します。

④ 北海道大空町

「住宅準備助成金」

町内に定住を目的として転入し、賃貸住宅に居住した方に対し、引っ越しの為の運送費用に係る実費費用に対し20万円を限度として支払われます。

⑤ 北海道深川市

「移住促進引っ越し費用助成事業」

北海道外から移住された方の引っ越し費用の一部を助成が受けられます。
東日本からの移住者は1世帯5万円、西日本からの移住者は1世帯7万円です。

⑥ 長崎県五島市 

「子育て世帯引っ越し補助」

定住を目的として転入する、高校3年生以下の子供がいる世帯もしくは、夫婦の双方が40歳未満の世帯、又は妊娠中であって母子健康手帳の交付を受けている世帯に対し、引っ越し経費の実費(上限15万円)の補助が受けられます。

3⃣ 移住時・引越しに手厚い助成金の注意点


地方の自治体では人口減少が大きな課題となっています。
人口減少対策として、移住促進事業に力を入れております。
そこで移住時の助成金を設置し、移住者を厚遇する動きがあります。
そのため、移住相談をしていると、「移住すればいくら貰えますか」と、聞いてくる人もいます。
まさに、助成金を目当てに移住をするような考えの人です。
しかし、移住時の助成金や、引越し時の助成金は、一時的なものです。
また、助成金の中には、一定の期間の居住を定めた助成金もあります。
大切なことは、移住時や引越しのように、一時の助成金を優先して移住先を決定しないようにすることです。

4⃣ TOPの画像


最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

兵庫県豊岡市城崎温泉

兵庫県北部の日本海に面した城崎温泉は、なんと奈良時代から愛される温泉です。
開湯1300年以上の歴史があり、関西でも有数の温泉地です。
城崎温泉が面白いのは、旅館の外にある共同浴場を「外湯」と呼び、浴衣を着たままこの「外湯」巡りをするのが楽しみです。
そして、外湯巡りの後は、カニ料理を食べる。
城崎町は「カニ王国」としても有名です。

城崎に住む人たちは、7つある外湯を自宅のお風呂として捉えています。
毎日、自宅のお風呂として外湯を巡った暮らしも楽しいでしょうね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。