文系出身の医師

医学は理系に分類されるが、文系学部から医学部に入り医者になった人もいる。

今回は三名、紹介しよう。

 

 

中井久夫氏は、京大の法学部から医学部に転部している。

そして精神科医になったが、文学関係の仕事でも有名だ。

 

町沢静夫氏は、東大文学部心理学科を出てから横浜市大医学部に入ったそうだ。

そして精神科医になり、少年犯罪の分析で注目される。

 

帚木蓬生氏は、東大仏文科と九大医学部の出身。

そして精神科医となり、小説家として成功した。

 

 

みんな精神科医なのは、やはり精神疾患が文系の人からも興味を持たれやすいからだろう。

人間精神の探究という意味では、精神医学も人文科学も社会科学も同じなのだ。

ちなみに、紹介しておきながら私は帚木氏の作品を一つも読んでいないので、いつか挑戦したい。

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