葛西

無職。透明。

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記事一覧

閑~生成AIは忖度の夢を見るか

私が良く見ているnoteの1つに、キタきつね氏のセキュリティ記事紹介があります。非常にありがたい次第です。 日本ではセキュリティ関連情報が、ほどんど出回っていないの…

葛西
5日前
6

閑~生成AIと一緒に、NHK『ロンリのちから』で勉強する話

高広氏のnoteでNHK高校講座『ロンリの力』を知って、見てみたので非常に面白いので紹介します。 昔から、私って「論理がおかしい」と言われているんで、なんでだろうなぁ…

葛西
8日前
4

DX戦記〜日本のDXについての試論(5)

前回のDX戦記では、以下の事を明らかにしました。 実は、DXとは世の中で起きている環境変化の事を指している 経営の視点では、環境変化(DX)によって「経営のドクトリン…

葛西
9日前
3

DX閑話~私のやってみたい、投資なしで出来る「セミナーDX」

基本的に、リモート受講が良いのですが、コミュニケーションが重要なセミナーは会場の方が良いです。なぜなら、通信状態が良くない人がいると、がぜん品質が下がるから。 …

葛西
10日前
5

DX閑話〜国民的サイバーセキュリティ総選挙

国民のためのサイバーセキュリティサイトが更新されたらしいです、今回、私が注目したのは、PPAPを無効と言い切った事。(以前から?) 日本は上場企業がPPAPソリューショ…

葛西
2週間前
5

DX戦記〜日本のDXについての試論(4)

このシリーズでは、 ゴミ仕事 デジタル化しても ゴミ仕事という川柳を謳いたくなるような、喜劇的状態に水を差すために、どう経営者に伝えるのかを試行錯誤するシリーズ…

葛西
2週間前
7

閑~情報処理の守護聖人Expeditus

ローマ教会事情に疎い私ですが、祈祷を調べていたときにふと「Saint Expditus」というサイバーな守護聖人の存在を知りました。 要するに ローマ教会の聖人であるが、守護…

葛西
2週間前
3

DX戦記〜日本のDXについての試論(3)中間まとめ

ここまでの論議のまとめここまで、日本がなぜDX、DXと言っていながら全くのオールドファッションでアンチ生産性の経営が蔓延っているのかという事を考え、どうしたらそれが…

葛西
3週間前
4

日本のDXについての試論(2)

日本のDXの真髄について考えた最近のDXブームを見ていると、その成熟度には疑問が残ります。クラウドを使っているから大丈夫という無責任な発言や、セキュリティの基本すら…

葛西
3週間前
6

DX戦記~日本のDXについての試論

日本のDXの遅れ 日本企業が「DX、DX」と盛んに言う一方で、実際の進捗は遅れているという現状があります。これは企業が旧態依然とした情報システムの扱いに囚われているた…

葛西
4週間前
15

DX閑話~中小企業白書2024で解き明かす「日本のDX」

気づけば今年ももう5月。もうそろそろ半分終わろうとしていますが、皆さま5月病はいかがでしょうか。 この時期になると『中小企業白書』という、日経新聞が好きなオジサン…

葛西
1か月前
10

閑~モバイルキーボードの比較(寿司打)

前回、モバイルキーボードがまた増えた話をしたのですが、案外と新しく買ったモバイルキーボードの性能(打鍵スピード)が良くて衝撃でした。 なので、今回は3つのキーボ…

葛西
1か月前
7

閑〜そしてモバイルキーボードが増える

前回、モバイルキーボードの話で結論めいたことを書いたのですが、またも新しいキーボードを買いました。 発覚した現行のモバイルキーボード構成の弱点これまで使っていた…

葛西
1か月前
3

閑話〜私なりのモバイルキーボードの結論

世の中、ノマドワークをする人が増えてきているような、増えていないような昨今ですが、皆様お元気でしょうか。 今回はモバイルキーボードについて、そこそこ実務でモバイ…

葛西
1か月前
6

DX戦記~手段の目的化の罠~

手段の目的化はデジタル版ゴミプロセスを生み出す原因の一つ手段の目的化というのは誰にでも起きうる罠です。この罠にはまると、デジタル版ゴミプロセスを作ってしまいます…

葛西
1か月前
7

DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

ITリテラシーが低い人が職場にいるとあれこれ、仕事が上手く行かない事が多くなってきました。上手く行ったとしても、誰かが犠牲になっていたり、やたら時間がかかったりし…

葛西
2か月前
6
閑~生成AIは忖度の夢を見るか

閑~生成AIは忖度の夢を見るか

私が良く見ているnoteの1つに、キタきつね氏のセキュリティ記事紹介があります。非常にありがたい次第です。

日本ではセキュリティ関連情報が、ほどんど出回っていないので、非常に価値のある情報noteです。

本題:IPAのレポートから見える生成AIの忖度能力
そのキタきつね氏のnoteで紹介されていたIPAの調査レポートが興味深かったので紹介します。

IPAテクニカルウォッチ「米国におけるAIの

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閑~生成AIと一緒に、NHK『ロンリのちから』で勉強する話

閑~生成AIと一緒に、NHK『ロンリのちから』で勉強する話

高広氏のnoteでNHK高校講座『ロンリの力』を知って、見てみたので非常に面白いので紹介します。

昔から、私って「論理がおかしい」と言われているんで、なんでだろうなぁと思っていたので、そのあたりの疑問の解消も含め。
一話ずつ学んでいこうと思います。

第1話の「三段論法」を見た感想テレビを見ない私が、受信料を取り戻した気がした

厳密には、Webで見ているんで受信料関係ないのですが、受信料が製作

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DX戦記〜日本のDXについての試論(5)

DX戦記〜日本のDXについての試論(5)

前回のDX戦記では、以下の事を明らかにしました。

実は、DXとは世の中で起きている環境変化の事を指している

経営の視点では、環境変化(DX)によって「経営のドクトリンが変更された」

企業はこの経営のドクトリンの変化に追従しなければならない

そして、このシリーズの目的は、経営のドクトリンの変化に気づいていない、多くの日本の経営者に気づいてもらう事ですので、気が付けない原因についても考察する必

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DX閑話~私のやってみたい、投資なしで出来る「セミナーDX」

DX閑話~私のやってみたい、投資なしで出来る「セミナーDX」

基本的に、リモート受講が良いのですが、コミュニケーションが重要なセミナーは会場の方が良いです。なぜなら、通信状態が良くない人がいると、がぜん品質が下がるから。

それぞれの良さを考えるセミナー会場受講の良さ

お互いの細かい動き、表情がお互いに見える
(※全員が良いカメラを持っていれば、リモートも同じですが)

全員が、スムーズに会話が出来る
(※全員が通信品質を気にしなくてよいなら、リモートも同

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DX閑話〜国民的サイバーセキュリティ総選挙

DX閑話〜国民的サイバーセキュリティ総選挙

国民のためのサイバーセキュリティサイトが更新されたらしいです、今回、私が注目したのは、PPAPを無効と言い切った事。(以前から?)

日本は上場企業がPPAPソリューションを未だ売っているような状況ですので、なかなか大変だなと。

サイバーセキュリティに無関心な人=社会人失格国民的サイバーセキュリティの「国民的」の意味は、社会人なら、やって当たり前のレベルである事を示しています。

「鍵をかける」

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DX戦記〜日本のDXについての試論(4)

DX戦記〜日本のDXについての試論(4)

このシリーズでは、

ゴミ仕事 デジタル化しても ゴミ仕事という川柳を謳いたくなるような、喜劇的状態に水を差すために、どう経営者に伝えるのかを試行錯誤するシリーズです。
一応、前回、中間まとめをしたので、その先に続けましょう。l

経営者にとってのDXとは「経営ドクトリンの変化」を起こした現象であるはい、もう、経産省のDX定義なんぞ忘れ去って、原点の「デジタル技術が生活世界を良くしている」という意

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閑~情報処理の守護聖人Expeditus

閑~情報処理の守護聖人Expeditus

ローマ教会事情に疎い私ですが、祈祷を調べていたときにふと「Saint Expditus」というサイバーな守護聖人の存在を知りました。

要するに

ローマ教会の聖人であるが、守護聖人ではない

一部の人たち、最近は特にサイバーな人が守護聖人と考えている

アメリカの、この聖人像のある教会の偉い人は、「インターネット・プログラミングはSt. Isirdoreがいるのに」と不思議がっている

という事

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DX戦記〜日本のDXについての試論(3)中間まとめ

DX戦記〜日本のDXについての試論(3)中間まとめ

ここまでの論議のまとめここまで、日本がなぜDX、DXと言っていながら全くのオールドファッションでアンチ生産性の経営が蔓延っているのかという事を考え、どうしたらそれが何とかマシになるのかという事を目標に考えてきました。

発端は、DXというお題目では変われない経営層へのアプローチ探し

「IT化とDXは違う」という分かりやすい論議は正しいのですが、これで経営が動く気配がないのは、おそらくデジタル方面

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日本のDXについての試論(2)

日本のDXについての試論(2)

日本のDXの真髄について考えた最近のDXブームを見ていると、その成熟度には疑問が残ります。クラウドを使っているから大丈夫という無責任な発言や、セキュリティの基本すら知らないDX講師のセミナーが横行しています。数十冊ものDX関連の本を読んで、ようやく「日本のDX」の真髄に気づきました。

流布されたDXのイメージを忘れて考えると市場はDXなんて評価しても意味がない

企業活動で本当に重要なのは、市場

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DX戦記~日本のDXについての試論

DX戦記~日本のDXについての試論

日本のDXの遅れ

日本企業が「DX、DX」と盛んに言う一方で、実際の進捗は遅れているという現状があります。これは企業が旧態依然とした情報システムの扱いに囚われているためです。多くの企業が「DX」を掲げているものの、基本的なデジタル化すら十分に達成していない例が多いのです。

コモディティ化していない頃のITシステムの感覚のまま

その原因の一つとして、コモディティ化以前のITシステムの感覚のママ

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DX閑話~中小企業白書2024で解き明かす「日本のDX」

DX閑話~中小企業白書2024で解き明かす「日本のDX」

気づけば今年ももう5月。もうそろそろ半分終わろうとしていますが、皆さま5月病はいかがでしょうか。

この時期になると『中小企業白書』という、日経新聞が好きなオジサン向けの無料雑誌が発行されます。発行元は経産省の系列の中小企業庁です。

2024年版「中小企業白書」全文 | 中小企業庁 (meti.go.jp)

今回も、700ページ超の満足ボリュームです。
いつか、1,000ページを超えて『JR時

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閑~モバイルキーボードの比較(寿司打)

閑~モバイルキーボードの比較(寿司打)

前回、モバイルキーボードがまた増えた話をしたのですが、案外と新しく買ったモバイルキーボードの性能(打鍵スピード)が良くて衝撃でした。

なので、今回は3つのキーボードの打鍵スピードを計測してみることにしました。

計測に使ったサイトよくYoutubeでキーボードのレビューとかで使われているアレです。

計測結果EWINのフルサイズキーボード:3.8回/秒

まずは本命のフルサイズキーボード。タッチ

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閑〜そしてモバイルキーボードが増える

閑〜そしてモバイルキーボードが増える

前回、モバイルキーボードの話で結論めいたことを書いたのですが、またも新しいキーボードを買いました。

発覚した現行のモバイルキーボード構成の弱点これまで使っていた2つのモバイルキーボードは
「普通の電車で座ってるときに打ちづらい」
という欠点が発覚しました。

これまで急な作業が発生したときは、ちょっとドトールやら公園のベンチで作業をしてたのですが、どうも同行者がいるとそうも行かない事が多く。

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閑話〜私なりのモバイルキーボードの結論

閑話〜私なりのモバイルキーボードの結論

世の中、ノマドワークをする人が増えてきているような、増えていないような昨今ですが、皆様お元気でしょうか。

今回はモバイルキーボードについて、そこそこ実務でモバイルキーボードを使っている私の結論を紹介です。

他人が良いと言ったモバイルキーボードは、自分に良いかわからないいきなりこれですが、ようは枕と同じで、人それぞれって事です。
概ね、キーボード、マウス、モニターなんてのは、使うシーンや手の大き

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DX戦記~手段の目的化の罠~

DX戦記~手段の目的化の罠~

手段の目的化はデジタル版ゴミプロセスを生み出す原因の一つ手段の目的化というのは誰にでも起きうる罠です。この罠にはまると、デジタル版ゴミプロセスを作ってしまいます。

ゴミプロセスについては以前、別シリーズで書きました。

手段の目的化は、なんで起きてしまうのか?手段の目的化の原因は、これまでやってきたことが正しいと思い込んでしまうという人間の宿命にあります。
これは多分、生物として、あまりランダム

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DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

DX閑話~職場でのITリテラシーの低い人をどうするか?

ITリテラシーが低い人が職場にいるとあれこれ、仕事が上手く行かない事が多くなってきました。上手く行ったとしても、誰かが犠牲になっていたり、やたら時間がかかったりします。今回は、その原因と対処法を紹介します。

ITリテラシーが低い人が職場にいるとどんな問題が起きるのかITリテラシーとは、情報技術(IT)を効果的に活用する能力のことです。ITリテラシーが低い人が職場にいると、以下のような問題が起きる

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