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モノにも心が宿っている
部屋のレイアウト変えをしたら、またいろんなアイテムを発掘した。
隅っこのほうから「あ!これは…」という思い出深い品々。その中で、ミシンの椅子を見つけた時はひときわうれしくて、ずるずると引きずり出して今復活してリビングに鎮座している。何十年ぶりだろうか。日の目をみるの。
その四角い椅子は、足踏みミシンと一体化して仕舞える代物だった。本体のミシンはいつの頃か廃棄されてしまってもうないのだけれど、椅子
3.外側だけしか知らないまま
同じマンションに住んでいますので年末に亡くなったことを聞いて驚きました。
お亡くなりになる一週間ほど前でしょうか。ゴミを出すのにエレベーターで一緒になりました。「寒くて雪が降りそうですねぇ」なんて軽く言葉も交わしたと思います。ええ、とか、ねぇ、とか困ったような顔で短く答えられただけでしたが。いつも穏和で感じのいい方でした。
我が家は夫と私、中学1年生の娘、小学3年生の息子の4人家族です。あそこ
2.会社人間ではなかったはずが
この度のご逝去、ご家族の皆様のご心痛いかばかりかと。
心からお悔やみ申し上げます。
私は会社で同期でした。もっとも私は新卒入社ではなく中途採用での入社組ですし、所属は営業部で総務部の彼とは日常的にはあまり接点はありませんでした。有給休暇の申請、税金控除、備品類の調達。他諸々と日常の細かな領収書の処理の仕方などをメールでも直接でも質問すれば的確な答えを差し出してくれる、感情起伏の少ない物腰の柔らか
1.良い人という評価は悪いことか
訃報を知って驚きを禁じえません。
マモルとは大学時代、学部もサークルも一緒でした。私も公立高校卒業後に一浪して予備校生活を送ってから入学した同期です。年賀状のやり取りは五年ほど前にしたのが最後だと思います。自分の親、義父母が次々と亡くなり喪中が続いたこと。子どもたちも成長して家族写真など撮影しなくなったことなどで家族の年賀状を作らなくなったのです。スマホ普及もあってLINEで新年の挨拶をするのが
好きな人と過ごす退屈な時間。
何度も見る夢がある。ある場所や設定がリプレイされるのだけれど、あり得ない展開になるので待てよ、これは夢だな⁇と眼が覚めるのだ。
昔から、その人の才能に惚れ込んでしまい、仕事をする横で過ごす時間が好きだった。退屈だけど幸せな手持ち無沙汰。どこか遠くに出かけなくても、まったく気にならず。
静かに音楽が流れ、鬱蒼と参考資料が散らばり、パソコン💻は何やら表示し、真剣な表情で黙々とペンを走らせる姿。
会いたくないわけがない。
しんどいなぁ。
GWが来ると心がチクチクする。
こどもの日、に入籍したのは、
こどもを授かったから。
でも、産まれてくる子になんら執着せずに
風というか嵐のごとく降って湧いて、
去って行った、あの男。
子は「かすがい」にはならなかったのは、
とてもレアなケースだと思う。
情が深い私は傷も深く、
相手がどうというよりも
自分のダメさ加減が情けなくて
長いこと傷を塞ぐのに時間が必要でした。
うんと
ハザマの森、始めます。
今日から4月。エイプリルフールに楽しい嘘ついてますか?本当は昨年スタートするはずの連載を約一年遅れて始めることになったのは、大切な人の死に対面したからです。悲しみに暮れて、何も言葉になどできない時間が、ありました。そして、関係者から傷に塩を塗り込むような酷い罵詈雑言も浴びせられました。けど、誰のことも恨んだり嫌いになれないために、すごく苦しんできました。
バラバラになった自分をもう一度、構築して、
書くこと、働くこと、自分らしく生きること。
Blogで書いたり、FaceBookやInstgramといったSNSで投稿してみたり、誰もが「書く」という行為に身近な時代です。昨夏、どうしても執筆したくなって400字詰め原稿用紙30枚にまとめた短編を書き上げました。未発表で、限られた友人や知人しか読んでもらっていません。これを5倍の150枚に膨らませて書き直して某文学賞へ応募します。で、その「助走」という意味でnoteという場で書いていこうと思
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