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会いたくないわけがない。

しんどいなぁ。
GWが来ると心がチクチクする。
こどもの日、に入籍したのは、
こどもを授かったから。
でも、産まれてくる子になんら執着せずに
風というか嵐のごとく降って湧いて、
去って行った、あの男。

子は「かすがい」にはならなかったのは、
とてもレアなケースだと思う。
情が深い私は傷も深く、
相手がどうというよりも
自分のダメさ加減が情けなくて
長いこと傷を塞ぐのに時間が必要でした。

うんと大切に、愛情いっぱいに育ててきた
我が子には、正直に伝えてきたけれど
「父親になんか会いたくない」と
ずっと突っ撥ねて言われてきたけれど
そんなはず、ないよね。

今日、よくわかった。

「キミはずっとひとりで生きていくべきだった。」
なんて、みんなに待ち望まれて
誕生したのに、よく言えたものだよ。

私は独りでいたくて、独りなわけではありません。
いろんなことあって、
いろんな別れをしてきて、
まだ涙が出てしまうくらい
ツライ気持ちを持つ人すらいるのにさ。

ひとりで育ったような顔して、
わかったような口きいて、
どれほどあんたに心砕いてきたのか
わかってないだろうね。

男たちとはお別れできても、
我が子のあんたとお別れするのは
時間がかかるんだなぁ。
しんどいです。ほんとに。

あのバカやろーに送り付けてやりたいよ。
顔は私とよく似ているけども、
中身はあんたソックリになった!って。
当たり前だよね。
ハーフ&ハーフなのだから。
一緒に過ごしていないのに
こんなに似るのは不気味だけど。

確かめてください。


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