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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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#成長

買い物に行ったら、ランドセルコーナーができていた。まだ年長組になっていないけど、小学校まであと少しなんて複雑な気分。親としては飽きのこないシックな感じがいいけれど、彼には彼の好みがあるし、実は欲しいランドセルがあるのだ。長く使うものだからじっくり探そうと提案はしてみた。

基本サンダルの息子。先日、歩いていたら足が痛いとサンダルを脱いでしまう。話を聞くとどうやらサンダルが小さくなったようで新しいのを探しにいく。履き物は気に入らないと履かないのでしっかり吟味してお買い物。今度は長靴を探さなきゃ。掌におさまるくらいの小さな足が随分と大きくなりました。

砂場で体操服を汚して帰ってきた。泥を落とそうと洗面台の上に置いていたら「僕が洗うよ」と洗い始めた。初めて洗濯するので手伝おうとしてら「僕がやる」とおぼつかないながらも一生懸命洗っている。そして泥は落ちてきれいになった。見守るって難しいけど大事だと改めて実感。

ブロックで遊ぶのが好きな息子。いよいよ待望のレゴブロックを手に入れた。これはどう使うのかと考えているわたしを横目に思いのままにいろいろ作っていく。うまくいかずに泣くこともあるけれど、その豊かな発想をこれからもたくさん鍛えてもらえればいい。唯一無二の自分であるために。

息子が使う「ベタつく」はひと味違う。ベタベタする状態を言うのではなく、抱っこしているような感じでくっついて寝ることを意味している。こんな風に甘えてくれるのも今だけだと毎晩、ベタついてくる息子に感謝しながら寝ている。朝まで寝れるようになって1年半ぐらいかな。随分と成長したものだ。

今朝、急に「100と10でいくつ?」と訊くので答えた。「じゃあ、10が10個でいくつ?」とさらに訊くので答えたら「違うんだよ!」と回答に納得がいかず何度も訊き返されるので、違いを説明してみた。納得したかは定かではないけれど足し算から掛算の発想へと進む過程を垣間見た気がした。

去年の冬休みに初めて凧あげをして、いきなり高い木に引っかけてしまい見知らぬ方々の力を借りて何とか手元に取り戻した凧。今年もやりたいと同じ公園へ。幼稚園でも凧あげをやったせいか、この1年で脚力が着いたのかすっと走って上手にあげている。反面、わたしは…体力をつけねばと思うお正月。

公園で遊んでいたら見知らぬ子に声をかけられ、何やら話している。ハニカミながらも自己紹介なんかをしている。そして、いつの間にか鬼ごっこが始まった。こうやって、人の輪を拡げていくんだなぁと感心。走り回り、「疲れた!僕、帰るよ。バイバイ!」としっかり言えた姿にも感動。いい日だ。

散歩して公園で遊んだ帰りにふと気づく。
つい最近まで、遊んだあとは抱っこして帰っていたなぁ。疲れて歩けなくなるのを汗だくで抱いて帰ったなぁ。
このままずっと抱っこをし続けるのかと思った日もあったけど、全てが懐かしい大切な思い出。とは言え、子供の成長はほんとに早くて油断できません。

幼稚園のクラスメイトをみんなお友達と言って仲良くしていたのだけれど、最近は仲間と言って遊ぶメンバーができたらしい。更には何となく苦手な子の存在も。これから先、人間関係で悩むことも出てくるだろうけど、それは心の成長。いつか大切な人に出会うための心のお勉強。楽しく頑張ろうね。

急に四歳が良かったと言い出し、さらには「大人になりたくない」と壮大な悩みを呟く。自分の中で変化があってそれに戸惑っているのか、単に甘えたいだけなのか、それとも5歳と言うことで何かプレッシャーをかけてしまったのか、きっと今、彼は壁に直面して、もがいている。ゆっくり超えていこう。

最近、寝る前に本を読んでいる。好きなのを選んで読むのだけれど図鑑が多いので読み聞かせが難しい。そして、説明をかみ砕いて解説しなければいけないのでなかなか大変なのだ。けれど真剣に聞いている。少し前はただ、ページをめくって遊んでいただけなのに、こんな日が来るとは成長するって素敵だ。

今年のスマホの写真を整理していてふと気づく。
4月ぐらいから急激にいろいろと成長して、顔つきも逞しくなっている。4月と言えば、幼稚園休園で毎日せっせと散歩をしていた。歩くことってもしかして目茶苦茶、成長や健康に必要なんじゃないか。育児論より、親子で歩くのがいいのかもしれない。

幼稚園から帰ってくると、「ねぇ、先生、あっ、お母さん、あのね…」とよく言い間違える。そして幼稚園では逆に言い間違えている。最近、ようやく年中さんに慣れてきたようだ。今年は何かと変更や制限が多い生活だけど歩く姿が逞しくなってきた。どんな時だって子供は成長を止めないと実感。