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2021年12月の記事一覧
ものづくりやブランドを徹底的に深化させる方法
世界一のモノをつくりたい。ものづくりを行っているとこんな欲望が沸々と湧き上がってきます。今日よりもっと良いものをつくりたいと常に願いながら品質を上げていくことは容易ではない現実に毎日打ちのめされます。2021年最終noteはこの1年で私が感じたものづくりを深化させるトリガーをまとめてみたいと思います。
制約条件がものづくりを深化させる~事例:Minimalのコロナ禍でのものづくり~
Minim
自己責任のキャリア形成
いまや終身雇用は過去のものとなり、ひとつの企業に定年まで勤め上げる前提でキャリアを考えている人の方が少数派だろう。昔は入社後3年以内に辞める若者が話題になったものだが、新卒で入社した企業を3年も経たないうちに辞めるのはそう珍しいことではなくなった。
かくいう私も、3年経たずに辞めた若者の一人である。その後も3年以内に転職したり独立したりを繰り返してきたので、ひとつの組織にじっくり腰を据えたことが
多分、人生にスイッチなんてものはいらない
この文章は、ツムラ#OneMoreChoiceがnoteで開催する「 #我慢に代わる私の選択肢 」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。
頭の中に「切り替えスイッチ」なんてものが爆誕してしまったのはいつの頃からだったのだろう。
そのスイッチには、オンとオフの機能が備わっていて、オンには「いつも明るく元気に」オフには「落ち込んで元気がでない」と書いてある。
本来は自然とオン
D2Cブランドがはじめにぶつかる壁
D2Cブームもこの2、3年で成熟し、当初の定義である「直販」の範囲にとどまらず、商業施設に出店したり卸をはじめるブランドも増えた。アメリカではDNVB(デジタルネイティブブランド)とも呼ばれているが、これらの新興小売企業をここでは「出資を受け、急激な成長を期待されるブランド」と再定義した上で、今後のD2Cブランドについて考えてみたい。
自分にとっての"幸せ"を理解する
『あー幸せになりてー』これは僕が極限に疲れた時に、よくボヤいてた言葉。
疲れてる時ってやけに他人が幸せそうに見える。何気なくSNSで流れてきた『旅行に来てまーす』みたいな投稿や『本がまた重版しまーす!』『ドラマ化決まりました〜』みたいな投稿に舌打ちしてしまいそうになる。幸せは争奪戦ってわけでもないのにね。
でも、『幸せになりてー』の”幸せ”ってどういう状態なんやろ。
自分はどうなると『幸せにな
肩書きがなくても、自信がなくても、何者にもならなくても大丈夫
いつからか自分を”漫画家”と名乗っていた。本当は名乗りたくなかったけど。
それは漫画を描きはじめた8年ほど前から、ずっと『おこがましさを感じる』『名乗ることでハードルが上がる』『そもそもそんな自覚がない』と、あらゆる理由あった。まとめるとシンプルに”自信がない”だけ。
そんな感じでずっと自分のことを『漫画を描いてる人』とボンヤリ称してきたものの、漫画の仕事が増えてきたタイミングで”漫画家”と名乗
「いい体験」に感動は必要か?
雑誌やSNSでは、何かの記念やご褒美として購入するラグジュアリーブランドのアイテムこそが「一生モノ」として紹介されている。子供や孫の代まで受け継ぐことまで見越して、多少値が張ったとしても清水の舞台から飛び降りる感覚で投資として購入するモノ。
それらを見ていると、「一生の付き合い」になるかどうかは購入以前に決まっているものだと錯覚する。
しかし実際に家の中を見渡してみると、買ったときにはこんなに
21歳、1000万円の借金を返したことが揺るぎない自信になった
僕はNOT A HOTELという会社を経営しています。
いまの会社は2回目の起業。初めての起業は23歳のとき、「アラタナ」というEコマースの会社です。創業8年で、ZOZOグループにジョインさせていただくまでに成長しました。
「順風満帆ですね」と言われることもあるのですが、実はぜんぜんそんなことはありません。むしろ若いころは世間知らずで、失敗ばかりしてきました。
人生でいちばんの地獄を見たのが
日本の教育は、”自主性”を知らぬ間に潰している?
「学ぶ」とは、何なのか?
いま、多くの人は「学ぶ」とは、知識を体系立てて吸収することだと思ってる。一方、先週のnoteで紹介した『易経』では、知識の習得は「学ぶ」とされていてない。未知の変化への向き合い方を身につけ、自ら行動していく自主性を育んでいくことが、「学ぶ」とされていた。
江戸や明治の知識人の多くは易経を学んでいた。ぼくらは維新の志士たちが、藩校や私塾で学ぶ姿を想像する時に、ぼくらが通