さみ(いいづかあさみ)

フォトグラファー。 岩手と東京を行き来する生活。今日もどこかの港で物思いにふけています。

さみ(いいづかあさみ)

フォトグラファー。 岩手と東京を行き来する生活。今日もどこかの港で物思いにふけています。

    マガジン

    • どこかへ旅したときのこと

      たまに旅にでます。

    • フォトグラファー日記

      カメラ・写真のこと、まだまだ先が長い写真家の道での話。

    • 陸前高田のいきづかい。

      2015年から通っている陸前高田(主に漁師町広田半島)での記録。 写真を交えつつ、感じたことや考えたことを綴る。

    最近の記事

    • 固定された記事

    想うほうへ、行くために。これまでのお仕事、今後やってみたいことをまとめました。【2021年版】

    2021年12月のいま、岩手と東京に拠点を持ちながら写真と映像に関わるお仕事をしている、飯塚麻美(いいづかあさみ)です。 前に書いた自己紹介・お仕事募集noteも情報が古くなってしまったので更新もかねてボリュームたっぷりに、まとめてみました。 1.これまでのお仕事や作品【写真撮影】主に人物撮影を得意としています。その人と過ごす時間を大切にしながら、お話しつつ写真を撮るのが好きです。 メディア・広告など 記念写真・プロフィール写真 友人と作品撮り 【映像制作】岩手県

      • 東京を下からも遠くからも見る、小さなボートクルーズの旅。

        わたしたちは東京というまちの下、水の上を、ボートでなら歩くことができる。 小さな発見に満ちた水上の旅。 ボートは勝どきマリーナを出発して、日本橋、神田方面へ。 時折水面や橋に差し込む光、反射した波が美しい。 そもそも、船という乗り物には海で乗ることが多いからか、上には空しかなかったはず。 けれど今日は違う。ボートから眺める頭上に、人々の暮らしがあり、みなどこかへ向かっている。 車が、チャリが、鳥たちが、あらゆるものが行き交っている。 その下を縫うように、昔はもっと悠然と流

        • 大陸最西端ロカ岬と旅の終わり

          1日動き回れる日は今日でおしまい。 朝っぱらからユーラシア大陸最西端のロカ岬へ向かった。 何かの本で読んでからずっと来てみたかった場所。 なんというか、ただ海が広がる風景って 心の状態をよく写しますよね。 社会人になって初めて、1ヶ月もの間旅をしたのでなんとも感慨深い気持ちに。 珍しく出発前は色々不安で、完璧に遂行することばっかり考えたりして南京錠を買い込んだなぁ。いつかまたここに誰かと来たいなぁ。 強い風にふかれながら、水平線を眺めるだけの時間。 また旅にでれるよう

          • 都市の日常と観光客のごった煮

            今日と明日で旅の動ける日程も終わるので、計画も下調べもしていなかった観光をがんばることにした。 リスボンの街をガタンゴトンと坂道を登り降りする、レトロでかわいい1両列車のトラムを待ちながらこれを書いている。 観光客でいっぱいなのに、1両列車は20-30人でぎゅうぎゅう。始発駅には長蛇の列。 これはリスボンではお決まりなのかもしれないが、私はさっきまで有名なトラムの路線すら知らなかった。 せっかくだから、という理由で列に混じった。 スマホ見ながら待ってる人よりも今か今かと

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • どこかへ旅したときのこと
            さみ(いいづかあさみ)
          • フォトグラファー日記
            さみ(いいづかあさみ)
          • 陸前高田のいきづかい。
            さみ(いいづかあさみ)

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            デンマークの港まわりで見つけたものたち

            必ずまた来ることになるだろうな、ポルトガル。

            ポルトガルには、必ずまた来るだろうなと直感的に思う。 この世界観が好きだ。 明確に言葉にはできないが、なんか、もっとここに居てみたいと思うのだ。そういう場所ってあるだろう。 お魚天国でご飯が美味しいのもありがたい。 今度は友達をつくりに来たいし、いわゆるWorkaway(住居と食料の代わりに作業の手伝いをするシステム)をしながら滞在制作をしてみたいなと思う。 実質9日間ぐらいの滞在では物足りなすぎる。 ポルトガル中が賑わうというイワシの季節にまちを歩いてみたいし、リスボ

            秋のはじまり、ポルトの夕暮れ

            今日から10月。 旅を振り返ってみたり、日本に帰ったら〇〇を、とか いつかヨーロッパに長期滞在するならどういう風に、とか いろいろぐるぐると考えを巡らせていた。 振り返ると、この旅はよく寝てよく食べてよく歩いて、ヘルシーに楽しんでいる。なんならちゃんと歩いているので普段の生活よりもヘルシーかもしれない…。 「あんたブレイブあるわね!」と何人もの人に言われたが、夜はほとんど出歩いていないし…。このまま帰るまで大きなハプニングありませんように。 そして、すこし俯瞰してみると、

            彩雲を見た日

            苦味のないグリーンティーで暖をとっていた マンダリンオレンジを食べた手はベタついて 座れるか座れないかほどの小さなバルコニーから 街並みを、空を眺めていた 坂を登って振り返れば光きらめく川、橙色の瓦屋根 ありあまる美しい風景に、美しさが何であるかもわからなくなる 海鳥が羽をつくろっていつまでも煙突にとまっている 鳥たちから見える世界はどんなだろうと想像する 人間のことなんて対して気にもせず、鳥は鳥のことばかり考えているか 実は私のような旅人を視界にいれているのかはわから

            海と人の暮らしをもっと掘り下げたい

            港町を旅してまわりたい、住む場所を探してみたい、というある種のロマン的なところからスタートした今回の旅。 しかし、自分の目で見てわかる範囲では何だか物足りなさも感じている。 ロマンのその先の景色を見てみたくなっている。 写真を撮ることが生業だけど、ただ撮るに終わらず、きっとドキュメントする、物語を伝えることが必要だから。 例えば、今回ポルトガルに来たけれど、事前に現地のガイドやコーディネートを頼んだわけでもないので、自分の足で港を渡り歩くしかない。 それだけだとやっぱり

            テンション高めにポルトガルに到着(ゆるnote)

            まるまる1ヶ月の旅も、動けるのは実質7日ちょっとになった。 今日はオーデンセを3:30に出て(笑) 17:30にリスボンに到着。 いまのヨーロッパの航空事情が恐ろしくて(オランダのスキポールで2時間弱セキュリティコントロール並んだ)一応空港に3時間半前に着くように出発した。 ドイツのドュッセルドルフで乗り換えてリスボンへ。ロストバゲージすることもなく無事に荷物ともに到着。 当初はポルトまで今日のうちに行くつもりだったけど不確定要素が多すぎて、今日はリスボン泊に変更… 時

            わたしたちは違うけれど、同じ

            また今日もどこか港町で出かけようかと思っていたけど外はまあまあ強い雨。デンマークは本格的に秋になったもよう。 ということでバスと電車を乗り継いで別の港町へ行くのはやめた。 滞在先のアンがOdense(オーデンセ)のまちなかへ行こう!と誘ってくれたので行くことに。 今回3日間お世話になったアンファミリーは、この夏の3ヶ月を陸前高田の広田で過ごした。なんとニッチな体験だろうか。 アンとトーマス夫妻に、3人の子供。5人家族で広田にやってきて何だかんだと色んなことに参加したみたい

            冬を待つテラス

            今日はデンマークの片田舎にある Kerteminde(ケルテミンデ)という小さな港町へ散歩に。 ところで、ヨーロッパのまちを歩いたことがある人ならわかるかもしれない。 人々はテラス席に座ることが本当に大好きだ。 多少の風がふいても、ときには雨がふっても、どちらかというとテラス席を好む。そして、テラスがある店を選ぶ。 テラス席がストリートに及んでいることで、それぞれの時間が街並みと風景になっている。 それは日本で育った自分の目線から見れば、お祭りのようなのでまちを歩くのは

            まいにち港町を歩いている

            港町を旅してまわりたくて、旅にでた。 ほんとうに港のそばにしかいない自分にびっくりしている。 オランダでまちを歩きながら撮った写真を何枚か出してみよう。 すごく普通の写真だけど。

            そこに橋をかけたなら

            デンマークのコペンハーゲンとスウェーデンのマルメ(Malmo)をつなぐ橋、「Öresund Bridge(オースレン・リンク)」。 16kmほどの海峡をつなぐ橋と道路(一部は海底を通るトンネル)で、2000年に完成したそうだ。 橋が完成してから街の様子は大きく変わったという。特にマルメはスウェーデンの南端に近く、ストックホルムまではけっこうな距離があるから、海外への交通網も、色んなものがコペンハーゲンのほうが近いという地理にある。 この橋を渡った通勤をする人が増え、買い物

            飛び立ちの窓辺

            外は暗い 窓に写るわたし 便座みたいな形のふくらんだクッションを首に装着して コンタクトレンズも外して眼鏡をかけた 着圧ソックスもはいた いざ。 うすよごれているのか、くもっているのか 窓ガラスを通した夜の空港の光はぼんやりとして もやもやとしたわっかがひとつずつ付いている 座席はちょうど翼のうえだ 機体はゆっくりゆっくりと滑走路までの道へ向かっている 時計を見れば出発から20分が経っていた 飛び立ちまでのこの時間に、旅のはじまりという最初の旅情がやってくる サウダ

            漠然とした危機感は、どうやって回収して発散して、どうなればいいんだろう

            物心ついて史上いちばん、世紀末感のある世の中に生きている気がする。 耳に入るニュースも、SNSに流れるみんなの日常も、毎日の感染者数も、アルカイダが暗殺されても、なんだかうまく処理できないまま、 約束をし、やるべき日に、やるべき日までにやる。 その束の間いろいろ忘れて遊ぶ。 たまにいいことがある、嬉しいこともある。 けれどやっぱり、漠然とした危機感のようなものがふとしたときに浮かんでくる。 ・・・・。 でも、世の中がどうであれ、毎日は続いていくから、明日も約束した場所