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「今日も港でものおもい旅」というZINEをつくりました。

そんなわけで、ZINEをつくりました。
販売価格 500円(税込)
こちらにて販売中です。

3月いっぱいは送料無料キャンペーンにしようと思います!わーい!
ちなみに、余裕で採算度外視です。気軽に手にとっていただきたいのです。本当は配り歩きたいぐらいなのですが、ゴミ箱直行になってしまうのは悲しいので、販売という形をとることにしました。

14枚の写真、9本のショートエッセイ。
エッセイの一部は旅の途中で更新していたnoteから再編集したものです。
デザインも素人ながら、考えてみました。


エッセイ9本立て

  • 2022年、夏の終わり。

  • 79億人を、想像力で想うことなどできるか。

  • 港と船のロマンよ

  • 環境負荷と旅の夢

  • スーパーのカップデリ

  • そこに橋をかけたなら

  • わたしたちは違うけれど、同じ。

  • どこにも行けなかった日々の結晶

  • 西の果て、遠くから想うこと。


日本から出られない、を乗り越えて

「日本からでるぞ〜」とずっとウズウズしていた3年半。想い焦がれ、日々触れる情報で、「わたしも」と思い続けていました。

1ヶ月も家に帰らずふらふらとするのは、実は最長記録でした。
社会人になって働きはじめて1年が経つころに、ようやくこれから仕事がんばるぞ!ってときにコロナが来たんだよなあ。

旅行者が海外へ行くことがはばかられる、もしくは帰国後すぐに日常に戻れない(隔離措置などがある)期間が長く続いていた2年半ほどを超えて、
ようやく、海の外に出ることができて本当に嬉しかったなあ。

その間に、世界も変わり、わたしも変わり……。その、わたしの変化も改めて感じる旅でした。
旅先で感じたこと、気づいたこと、出会った人のこと、
9月の記憶が遠くなっていくなかで、「形に残したいなあ」と自然と思いました。

ゆるぎないものにするため

私にとって何かを書くということは、揺らいで定まらず、ぷかぷかと漂う自分の中の何かをゆるぎなくすることです。あいまいであることの辛さを乗り越えるためでもあります。

形にする、紙に印刷するのは、今という時につなぎとめ、書き換えできないものにするため。実体のあるものを信じたいからです。

表紙のマド抜き加工も、窓の外を眺めるような気持ちを表現してみました。
外に見えているのは大西洋最西端ロカ岬の風景。旅情を掻き立てられる場所でした。

もっと気軽にものづくりをしてこ〜

どこにも行き場がなくなりそうだった写真と言葉たちをこうして形にすると、また何年か後に見返す機会をつくれるはず。

今後も気軽なZINEづくりを楽しんでいこうと思います。

みなさん、ぜひ手にとってみてくださいませ。



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