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高井宏章 雑文帳

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徒然なるままに。案外、ええ事書いてます
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2018年11月の記事一覧

Ann Sallyとの「2度目」の再会

Ann Sallyとの「2度目」の再会

昨日11月3日、休日出勤の後、いつも通り、大手町のオフィスから神保町の三省堂に寄って帰ろうとトコトコと歩いていたら、週末は静かなはずのオフィスビルエリアから、にぎやかな音楽が聞こえてきた。
立ち寄ってみると「OUR MUSIC FESTIVAL 2018~神田錦町音楽祭」というイベントだった。屋外ライブ、生バンドの飛び入りカラオケイベント、DJ講座(?)などなど相当力が入っている。

時間は3時を

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「お金は怖くて、面白い」と娘に伝えたかった  高井浩章インタビュー

「お金は怖くて、面白い」と娘に伝えたかった  高井浩章インタビュー

ミシマ社とインプレスによるレーベル「しごとのわ」の新刊「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」の作者、高井浩章さんは3人の娘を持つ現役の新聞記者だ。「おカネの教室」は、中学校の「そろばん勘定クラブ」という奇妙な経済・金融講座を舞台とした青春小説というユニークな作品になっています。異色作はどうして生まれたのか。7年も続けた家庭内連載で娘に伝えたかったメッセージは何か。父親として、本が生まれ

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理想の上司 vs 悪魔的起業家 「パトレイバー」の魅力

理想の上司 vs 悪魔的起業家 「パトレイバー」の魅力

独選「大人の必読マンガ」案内(5)
ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』「理想の上司像は?」という質問に、私は定番の答えをもっている。
「パトレイバーの後藤さん」というのがそれだ。

ゆうきまさみの『機動警察パトレイバー』(小学館)は、東京を舞台とする近未来SFマンガの傑作だ。多足歩行式ロボット「レイバー」が広く普及し、急増するレイバー犯罪に対処するため、警視庁が本庁警備部内に設置した「パトロール

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祝1万ビュー突破! 「刺さる」コンテンツには「顔」がある

祝1万ビュー突破! 「刺さる」コンテンツには「顔」がある

ついさきほど、noteの全体ビューが1万を超えた。
投稿第1号は6月24日にリリースしてるので、約5か月で大台突破となった。これが早いのか、遅いのか、よくわからない。が、まずはめでたい。

ちなみに私のフォロワー数は72と、本が5万部も売れている物書きさんとしてはずいぶん寂しい水準にとどまっている。
もうちょっと他の方のnoteを回遊したり、フォローを広げたり、拡散に力を入れたりといった活動をやれ

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誕生日パーティーのなかった家の100円アイス

誕生日パーティーのなかった家の100円アイス

子供の頃、私の家には誕生日を祝う習慣がなかった。

私は三兄弟の末っ子だ。高井三兄弟は、どの子が何歳になろうと、誕生日パーティーなるものが開かれることはなく、そろってケーキを食べた記憶もない。プレゼントのやり取りもなかった。小さい頃は親にミニカーぐらい買ってもらったかもしれないが、覚えていない。子どもが親の誕生日に何かをあげたりすることもなく、そもそも、親も子も、誕生日にお互いに「おめでとう」とい

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