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ヤドカリ放浪記2012〜元湯・新湯温泉編〜

10月23日
AM4:49
塩原運動公園
ポツリポツリと雨音で目覚める夜明け前
バッチリグッスリ眠れて体調万全
この日も湯巡りに精を出せるってもんだ♪
でも時間が早いのでとりあえずダラダラw
AM7:21
元泉館

塩原温泉郷の中で最も歴史が古い塩原元湯温泉に属する秘湯の宿
此処は元湯に三軒しか残ってない俺が唯一浸かり損ねている湯
今回の入浴で塩原元湯温泉は網羅
とりあえず受付開始を待ち、入浴受付開始の八時…
宿泊者が浸かっているかと思ったら意外と貸切状態

白濁とした硫黄たっぷりの湯にマ〜ッタリと入浴し、湯を楽しむ♪
そして露天風呂

うん、渓流の露天風呂最高だね〜
でも前日の広河原には負けるけどw
AM9:38
大出館

塩原温泉郷最古の塩原元湯温泉に属する宿泊施設
この年二度目の入浴、初めて浸かってから三度目の入浴になる
此処の湯は元湯らしい白濁とした湯も自慢だが墨汁を溶かしたかの様な墨の湯が一番の自慢
先程たっぷり白湯に浸かったので今回は黒湯をたっぷり浸かるとする

いつも欲張って白湯入ったり、露天風呂入ったりと慌ただしいのでジックリマッタリと墨の湯を味わう♪
でも三度目なので短めに入浴
一時間浸からなかったな(´・ω・`)
AM10:34
旅館まじま荘

塩原温泉郷上塩原温泉に属する宿泊施設
毎分百八十㍑と豊富な湯量に内湯・露天風呂と贅沢に使われている
内湯には大浴槽の他に寝湯・ジェットバス・歩行浴と広々

露天風呂は東屋造りの和風風呂
源泉温度は六十℃あるが薄めず適温に冷まして湯舟に注いでいるから快適入浴
緑と川のせせらぎを聴きつつマッタリと入浴する

又この日は生憎の雨だがそれもまた風情がありユッタリと入浴
心も体も潤う宿なんだってさ
AM11:45
ココストア塩原温泉店
食糧を買い込む
前日と同じ店で買い込む
此処しか無いのだ
PM0:14
渓雲閣

塩原温泉郷奥塩原新湯温泉に属する宿泊施設
日本秘湯を守る会に属する宿でもあり高級感ある旅館だ
斜面に建築されている為に一見平屋造りに見えるが実際は三階建ての旅館である
そんな通常なら1000円取る大浴場は…
十人ぐらいしか浸かれなさそうな湯舟が一つ!?

露天風呂は宿泊者専用の貸切らしい…
確かに景色は良いし、お湯も良いけど…
半額で良かった
しかしたぬきばっかりだなこの旅館w
PM2:27
奥塩原高原ホテル

此処も塩原温泉郷奥塩原新湯温泉に属する宿泊施設で鄙びた新湯エリアには似合わない洋風造りの宿
だけど大浴場は桧風呂

温泉遺産認定を受けている極上湯だ
露天風呂もあり、少々熱めだが雨に打たれて良い感じに体を冷却
のほほんと入浴する

連湯による連湯に少し疲れた
もう五湯目だもん💦
あまり休憩挟んでないし、福渡や大綱みたいなぬる湯じゃないから結構ガツンと来るんだよ
でも雨に癒されマッタリ入浴しました(*´ω`*)
PM3:45
下藤屋

塩原温泉郷奥塩原新湯温泉に属するやまの宿
中の湯共同噴気泉を源泉を持つ此処もやっぱりちょっと高級感ある旅館
そんな旅館、この日は大繁盛で日帰り入浴を断られる
しかし此処は十四時半からの入浴開始だから次の日に改めて浸かりに来るのも面倒なので交渉して入浴させて貰う
すると、この日二度目の「こんだけ?」

景色はそんなに良い事ないけど湯は確か♪
露天風呂は本館とは別の所にあるが宿泊者専用…
しかも温泉じゃないときてるw
俺は二階大浴場で真っ白な湯に浸かる
でも無理矢理頼み込んだ時に「じゃあザッと浸かって下さい」と念を押されたので三十分程度しか浸かれなかった…
PM4:28
新湯温泉神社

1175年、元湯温泉に温泉神社として創立
1659年、村は大地震による山津波により壊滅
1713年、御神体と共に神社は元湯から移され石幢・石段・鳥居等も人力により運搬され移築
1782年、新湯温泉の守り神として地域の発展と深い信仰の願いにより再建された神社

この石幢は県指定有形文化財である
PM4:46
七福尊

中の湯の裏に建つ新湯の温泉源を祀った社
標高960mの位置にあり、鳥居の前にゴンゴンと温泉が湧いている
まさに源泉地と見て分かるスポットだ

ちなみに社の脇にはどこぞの旅館の男湯が丸見えである
参拝するのも気を使うわ
PM4:51
新湯爆裂噴火跡

今でも硫黄が噴出している地獄エリアの一画にある史跡
双子火山式に属する噴火跡らしい
それ以外は説明がなかったので詳細不明
PM4:55
湯荘白樺

塩原温泉郷奥塩原新湯温泉に属する宿泊施設
屋号の上に七福の湯と屋号より大きく書かれている
余程自慢の湯なのだろう
早速受付を済まし大浴場へ向かうと虎や白熊の剥製が出迎えてくれる
三階に上がると露天風呂の入口があった
十八時から女性専用になるという事で先に露天風呂から頂く

此処が俗にいう七福の湯…
俺はてっきり七つ湯舟があるとかだと思ってた
しばらく七福の湯に浸かっていると旅館で働いているおっさんがバケツを持ってきて湯舟から湯を汲んでバケツを洗い始めた
いやいや何に使ったバケツか知らんが客が入浴している湯舟から湯を汲んで目の前で洗い始めた
なんとも仰天行為である
しかしそのバケツは源泉と一緒に湧き出て来た泥を汲んでいたバケツだという
丸っきり汚い訳でもないけどやっぱり目の前で洗われるのはちょっと…(^ω^;
その泥は泥パック用で売店で販売もしているが内湯でも実際に使えるというので早速タオル一枚で移動する
内湯はこれまた狭い湯舟が一つ

先程の七福尊の社から丸見えだった男湯だったw
そんな内湯の隅っこに有りました源泉泥から作った湯どろ
早速体に塗り塗り♪
体の悪い所に塗って三分以上乾かすと良いらしい
首・肩・肩甲骨・腰と塗り塗り♪
体の悪い所に塗って十分ぐらい乾かして泥だらけ
湯と言い、泥と言い何となく九州が恋しくなりました
最後は内湯に浸かる
これが又ぬるくて最高の湯でした
そんなこんなこの日の〆の湯
PM6:20
大沼園地
今宵の寝床なり公園
街頭も無く真っ暗な駐車場に停める
そしてコンビニで買っていた弁当で晩飯
食後、少し車内を片付ける
そんな静かで真っ暗な山の中での夜
そんな体に染み付いた硫黄臭にアロマって寝る夜
やっぱ温泉は硫黄泉っショ♪

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