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四季と酒03:外出自粛でも春を祝う 「桜香る昆布締め」
あっというまにソメイヨシノも葉桜に変わり、そろそろ八重桜のシーズンに入ってきますね。とはいえ外出自粛のいまはお花見なんてできず……。せめて春らしさを味わおうと、桜餅でおなじみ「桜葉の塩漬け」を挟んで昆布締めをつくったら驚愕のおいしさでした。魚を昆布と葉っぱで挟んで寝かせるだけで上等な一品。春のうちにお試しを!
材料
刺身用の白身魚:柵で15cmほど ※今回はスズキを使用
昆布:柵が覆えるほどの
四季と酒01 : 冬の名残を楽しむ「すぐきと奈良漬のポテトサラダ」
京都の冬を代表する食べ物「すぐき」。
冬に旬を迎えるカブの変種「すぐき菜」を塩漬けし、暖かな室で乳酸発酵させてつくる、コクのつよい酸味が特徴の漬物です。シーズン終わり間近のすぐきと金時人参の奈良漬を刻んで、どっしり旨口のポテトサラダをこさえました。寒の戻りで冷え込む夜など、熱燗をおともに冬の名残を楽しんではいかがでしょうか。
材料
じゃがいも:中サイズ5個(大きかったら3個くらい)
すぐき:
未来でおいしくなるために/2019年の仕事まとめ
昨日の12月30日、友人の家で今季はじめての味噌づくりをした。
まる1日かけて大豆をもどし、数時間かけて柔らかく炊いて潰して、塩切りした麹と混ぜて樽に詰める。しかもおいしく食べるには1年ほど発酵させなければいけない。地味な仕事ではあるけれど、丁寧に仕込んでゆっくり熟成させれば、笑っちゃうくらいおいしい味噌ができる。
「人もきっと同じなんだな」。
大豆と麹を混ぜ合わせながら思った。味噌づく