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-- hiderina -- 森山 来妙 Raimi Moriyama
2019年2月28日 00:30
「パパ、どうして⁉︎今日は遊園地に行くって約束したのに。」「ほんとうにごめんな。仕事のトラブルの電話かかってきてしまって。」そう言ってパパは急いで会社に行ってしまった。「ひどいよ!休みの日には電話かけてこないでくださいって今度社長さんにお手紙書かなきゃ。」ぶつぶつ文句を言ってたらママが言った。「パパも最近忙しいからね。洗濯が終わったら公園に行こうか。それまでちょっと遊ん
2018年12月8日 20:52
思い描いているものがあるこうありたい自分とそうでない自分色んな人に囲まれて笑っている君を見てそうなりたいと願って望んでないものねだり今の自分で十分じゃないかそう思えたら楽なのにどうしてこうも君の中に見出してしまうのだろうかないものねだり人はみんなないものねだり完璧じゃないからきっと理想としている君にもないものねだりきっとあるとはわかっているけど
2018年12月13日 12:59
僕は大切な命が失われるのを真近で見た足元がぐらついたような感覚に襲われ頭の中が真っ白になって耳鳴りがしてた今自分が置かれている状況を把握するのを拒絶してたひたすらにひたすらに拒絶してた誰かがそっと手を握ってくれたその手がとても温かくて、痛いほど温かくてああこれは夢じゃないんだとぼんやり思った現実に引き戻されてただひたすらに涙が出てきた言葉は何一つでなかったけど思
2018年12月19日 11:20
じっと僕を見つめる君そしてふと口を開く「ねぇ、知ってる?」半分眠っていた僕は、無言で君を見た「人間の視覚って不変なものは見えなくなっちゃうんだって」「・・・ふーん」眠気に勝てずにおざなりな返事をした僕そんな僕を見て、君は怒っていたのか、悲しんでいたのか、今となってはわからないただ、眠りに落ちる前の君の言葉だけははっきり覚えてる「ずっと見てるから、あなたも見え