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シングルパパ起業家はがんばらない

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三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
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#起業家

家事をすること、し続けること

家事をすること、し続けること

日記を書くだとか、筋トレをするだとか。思いつきで行動する人間なので、勢いで行動したりする。でもその行為を習慣的に続けるとなると、なかなか難しい。日記や筋トレは続かなくても日常生活に支障はないのだけど、これが家事となるとそうもいかない。

実家から離れてひとりで子育てをしながら、仕事も家事もやっていると少しずつ疲れが溜まってくる。そこで料理をさぼってスーパーのお惣菜を買ってきたり、掃除をあきらめて散

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成功したのは成功したから、生存バイアスについて

成功したのは成功したから、生存バイアスについて

書店のビジネス書コーナーには成功者の本が大量に並んでいる。そもそも何をもって成功とするのかという議論はあるのだけど。成功者はこういう風に考えてこういう風に行動したのだという軌跡をなぞることができる。以前はこういった本を好んでい読んでいた。しかし、ある時期からは書棚に近寄ることもなくなった。

生存バイアス(生存者バイアス)というものがある。ある方法で成功した人がいたとする。その裏では同じ方法で成功

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世界平和、そのための心がけについて

世界平和、そのための心がけについて

街を歩いていて落ちているゴミを拾うことがある。と言っても、見て見ぬ振りをすることがほとんどなのだけど。まったく拾わない人も多いと思うので、まあ多少は環境美化に貢献していると言えなくはない。地球をきれいにしようというわけではなく、目に見える範囲がきれいであればいいなと思っている。

世界平和。唐突に出てくると唐突極まりないワードだ。それでも僕はこの言葉を20代のころから口にしている。とある就職面接で

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シングルパパ起業家はがんばらない

シングルパパ起業家はがんばらない

三姉妹のシングルファーザー。大変ですねと言われるけれど、そんなに大変なのだろうか。

朝。まだ眠たい。戦略的二度寝。次に目が覚めると子どもたちはすでに学校に行っている。毎朝お弁当をつくっていたシングルファーザー1年目のころがなつかしい。

晴れ。天気がいいからオフィスまで出かけようか。通勤バスには乗りたくない。リュックを背負って歩く。気持ちがいい。完全リモート制の会社。オフィスに着いてもメンバーは

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完全リモートワークの会社を2年間やってみて

目を覚ますと雨がふっている。21世紀だというのに、あいかわらず歩くと靴の中が濡れてしまう。出かけたくない。自宅の机で仕事をする。しばらくすると雨は止み、お昼には青空が広がる。ランチを食べるついでにオフィスに行って仕事をすることにする。今日は近いほうのオフィスで。歩いていると通りすぎるバスにたくさんの人が乗っている。朝の雨の時間帯だったら湿度の高い空間にギュウギュウに詰め込まれて運ばれていただろう。

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シングルパパ起業家のタスク管理術

シングルファーザーだからといってあきらめたくない。やるべきことは山積みなのだけど、やりたいこともやりたい。3人の子どものワンオペ育児。家事全般。会社の代表としての雑務。プレイヤーとして同時に常時複数件の案件にたずさわっている。PTAのウェブシステム構築。複数の団体でボランティアカメラマン。ひとり親支援。文章を書いて、写真を撮って、ポッドキャストを配信して。読書もするしゲームも欠かせない。イベントを

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半分の時間で2倍稼ぐ、ひとり親の生存戦略

お金があればたいていの問題は解決する。人間にとってもっとも大切な限られた資源である時間もお金で買うことができる。そして多くの人は時間を切り売りしてお金を稼ぐ。お金と時間というふたつの資源を交互に変換しながら生活をしていると言えるだろう。このふたつの資源が不足してしまうのが、ひとり親だ。

夫婦共働きの家庭と比べると、単純に計算すると時間も収入も半分になってしまう。切り売りする時間が少ないと、稼げる

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