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鈴木秀之のノート。

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(令和3年3月14日〜)
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2023年12月の記事一覧

大晦日に『明日の神話』を想うこと。

大晦日に『明日の神話』を想うこと。

はたと気づけばいつのまにやら大晦日で、
年末、とくに大きな予定が無いぼくは
年末年始の買い出し等のお出かけはしながらも、
自宅でゆっくり過ごしている。

昨年の年末及び今年の年始はね、
とある資格試験の受験勉強をずっとしていたから、
そのときにできなかった自部屋の片付けをしたり、
あとはさ、購入したままになってしまっている
ブルーレイ及びDVDの映像作品を観たり、
HDDで溜まっているテレビ番組を

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「鑑賞」とはなにか?(地下二階と体験とインと)

「鑑賞」とはなにか?(地下二階と体験とインと)

音楽だったり映画だったり美術だったりなどをね、
ぼくは鑑賞するのが好きなのですが、でも、
この鑑賞しているときには、ぼく自身の身体の中で
どのようなことが行われているのか、
ってえのはぼくもよくわかっていない。

たとえば、鑑賞をすることって、
「インプットする」ともよく言われるじゃない?
ぼくの場合だったらばインプット、つまりはさ、
「身体の中へと取り込んできちんと記憶しておく」
みたいなことっ

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物語と進みつ戻りつ。

物語と進みつ戻りつ。

おとといのブログの中で申しました
村上春樹さんの仰った「地下二階」のことをね、
このことばを読んだのは、もう
かれこれ何年も前のことなんだけれども、
今、また、あらためて考えているの。

たとえば、人間を「家」と見立てて、
一階が生活のフロア、
二階は寝室やプライベートのフロア、
地下階はものをストックしたりするような
すこし奥まった空間、そして、この
地下階には隠れた別の空間が存在している。

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じぶんには深すぎて。(浅くありたいver.)

じぶんには深すぎて。(浅くありたいver.)

昨日のブログでは、ぼくは、何かを考えるときには
深さを求めるのではなくって、
浅いことが大切、というか、
浅さをバカにできない、というか、
もう、いっそのこと、ぼくは
浅くありたい、というのを申しあげました。

でも、たとえば、
「深さ」とか、そのほかには「高さ」とか
「広さ」とか「大きさ」とか「重さ」とか、って
とても大事なことだと思うし、昨日もすこし書いたけど
ある種の価値にもなると思う。

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深さと浅さ。(秘密の扉より地下二階へと。)

深さと浅さ。(秘密の扉より地下二階へと。)

ぼくは、以前のころには、なにか
深いことを考えたい、とか、
深いことをじぶんのブログでも記したい!
みたいなことを考えてもいたですが、
今はもう、あんまり、そういう
深いことを書きたい的なことは考えてないかな。

考えの深さ、または、表現の深さ、って
一種の価値になるとも思うのですが、
同時にむつかしさも増えてゆくだろうし、
さらにぼくの場合はさ、そのむつかしさに
ぼく自身が着いてゆけない場合もあ

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始まりの落水荘と夜と世界を結ぶ建築。

始まりの落水荘と夜と世界を結ぶ建築。

先日は、愛知県豊田市の豊田市美術館にて
『フランク・ロイド・ライト  世界を結ぶ建築』を、
観てまいりました。

行きたい行きたいと思いながら、
なかなか行かれず会期もぎりぎりとなり、しかも
訪れた日は自宅を出発する時間がすこし遅くなって、
美術館へと到着したのも遅めの時間になってしまい、
(今回のブログのトップ写真も、到着して撮って
 陽の光が夕方っぽくなっているから。)
ゆっくりじっくりとは観

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考えることができないから。(横流しでなく灯台を。)

考えることができないから。(横流しでなく灯台を。)

ぼくのこのブログでは、ぼくのnoteの
自己紹介欄でも申しているように、
好きなことや興味のあること、そして
じぶん自身が考えていることを書こうとしているですが。
たとえば、その、じぶん自身が
考えていることについて言うならば、
それはでも、そのすべてにおいてぼくは
じぶん自身で思いついて考えたとは言えないんだなあ。

つまりはさ、
なにかの本で読んだことであったり、
どこかで観たり聴いたりしたこ

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ことばと物語を読む姿勢。

ことばと物語を読む姿勢。

昨日のブログでは、ぼくはこどものころ
漫画をあんまり読んでいなかった、そして
おとなの年齢と成った今のほうがより、
漫画を読んでいると思う、
というようなことを申したのですが。
そのブログのなかでは、ぼくが
こどものころあんまり漫画を読まなかったのは、
両親がほとんど本を読んでいなかったこと、
というのを一つの理由として挙げまして、
なので、つまり、ぼくも本を読まなかった。

いつぞやのブログでも

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ずっと読んできた漫画。(大人になってからver.)

ずっと読んできた漫画。(大人になってからver.)

ぼくは、こどものころから
あまり漫画を読んでいなかった。
それはなんでだろう? というのはね、
じぶんではよくわからないですが、たとえば、
父も母も本をほとんど読まないので家に本がなく、だからこそ
コミックスを買ってもらうという習慣もなかった。
中学生のころには、ぼくもすこしばかり
漫画を読むようになりコミックスも集めるようになったけど、
そういうような漫画の本って、やっぱり
こどもには値段も安く

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そう全ては神様の見えざる手と雨。

そう全ては神様の見えざる手と雨。

このごろのブログでは今年10月リリースなされました
Mr.ChildrenのNEWアルバム『miss you』について、
何度か聴きながら、最近になってようやく
新曲の音楽が身体に馴染んで来た感があるけれど、
まだまだ、このアルバムが
どのような作品なのか? ってえのは、
よくわかってない、というのを申しあげましたが。
あともうすこしだけ、今の時点で考える
アルバム『miss you』のことをしる

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「優しい驚き」とは? (Mr.Childrenよりmiss youへと)

「優しい驚き」とは? (Mr.Childrenよりmiss youへと)

今年10月にリリースなされましたMr.Childrenの新アルバム
『miss you』をね、リリース以降すこしずつ聴きながら、
このごろになって、ようやく
この身体に馴染んで来た感もあるけれども、
いまだ、どういう作品なのか? ってゆうのは
ぼくはわかっていない、
みたいなことを前回noteでは申しあげました。

現在開催中のホールツアーはチケットを取れなくて
新アルバムをひっさげてのライブは観

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飛び越えたその度ごとに。

飛び越えたその度ごとに。

Mr.Childrenの最新アルバム『miss you』のリリースより
もうすぐ三か月が経とうとしているけれども、
ぼくはまだ、このアルバムがね、
どういう作品なのか? って、
あんまりよくわかっていない。

現在開催中の最新アルバムをひっさげての
ホールツアーはチケット取れず訪れられなかったので、
アルバムの真の雰囲気みたいなこともわからないままだし、
また、アルバム発売日のころには
聴きたい音

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じぶん自身のチームワーク。(ケモノミチ_mix)

じぶん自身のチームワーク。(ケモノミチ_mix)

昨日のブログでは、じぶん自身の過去の
後悔のことを思い出しながら、
考え込んでしまったことをしるしたけれども。
ぼくはそんなふうにね、たびたび、
あのときはどういうことだったのか? とか、
あのときはどうすればよかったのか? とか、
あのときはあれをしなければよかった、とか、
のことを考えてしまうから。
つまり、ぼくとは、過去の
後悔に執着をしているし、なおかつ、
後悔の多い人生と言えるやも知らな

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後悔の出来事を思い出しながら。

後悔の出来事を思い出しながら。

このごろ、Mr.Childrenの音楽を聴いては
「じぶん」のことについて考えてみたり、また、
漫画『モテキ』のことを思い出したりしていたら、
ちょっとなんだか、ふと、昔の
後悔の出来事のことを思い出しながら、
そのことが頭から離れず考えこんでしまっていた。

その出来事について、ここでは
くわしいことは述べないけれど、
そのことを考えてたら、気持ちもね、
ちょっとつらくなってきてしまった。

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