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鈴木秀之のノート。

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(令和3年3月14日〜)
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アイデアの啐啄同時。

アイデアの啐啄同時。

やりたいこと、もしくは
実現させたいことを、周りの人に話すとそれが
より実現しやすくなる、とも言われるけれども、
ぼくはね、それはいわば
時と場合によりけり、だと思っているの。

いつでも、かつ、だれにでも
話せばよいわけじゃあない。

ある程度、完成の
目処がついたときに話したほうがよい。

やりたいこと、及び、実現させたいことを
ここでは仮に「アイデア」と名づけるとして、
そのアイデアを思いつ

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ある状態からある状態へと変態するときには。

ある状態からある状態へと変態するときには。

昆虫は、幼虫からさなぎへと成るけれども、
そのさなぎの中身はどろどろなのだそうで。
本当は、神経、呼吸器系、消化管などをふくめて
完全などろどろではないらしいけど、
つまり、さなぎの形が、その昆虫の
「鋳型」のようになっている。

卵から生まれた昆虫は、まずは
幼虫として生まれ、そして
さなぎを経て成虫へと変態する。
そんなような、いわゆる
二度、生まれる、みたいなことをしなくても、
卵からいきな

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変態と羽化とバイオリズム。

変態と羽化とバイオリズム。

植物は、芽が出て
つぼみからは花が咲く。
昆虫は、幼虫からさなぎへ、そして
成虫へと成る。
鳥は、卵から孵化してから
雛が成長して巣立ってゆく。
魚は、孵化してから
仔魚、稚魚、未成魚、成魚、とのように成長する。
カエルはおたまじゃくしから
成体のカエルへと変化してゆくし、
爬虫類は脱皮するし、また、
人間も子供から大人へと成熟し、
やがて、老いてゆく。
もっと言うとすれば、人間の身体は
数年です

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とあるなにかの兆しとして。

とあるなにかの兆しとして。

一昨日、あるレストランで食事をしてから
お店を出て駐車場へと行くまであいだ、
花壇及びプランタがあって、そこで咲く
いろいろなお花を観ていたら、
そのなかでね、たぶん、おそらく
ひまわりが、まさにもうすぐにも
咲き始めようとしていたんだった。

この花びらが、内側に
きれいに畳まれている感じがさ、
なんだか、竹細工のようで、
美しいなあ! って感じたのよね。

これは一昨日のことだったので、
もし

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ある音のその先の時間に鳴らされる音。

ある音のその先の時間に鳴らされる音。

ぼくは、ダンスはうまく踊れないけれど、
音楽を聴きながら、その音楽のリズムから
じぶんの身体が揺られるのが好きなんだなあ〜。
とは言えども、音楽によって
身体が揺られることも、
むつかしいと言えばむつかしいと言える。
つまり、音楽を聴きながら
身体を動かすのもむつかしいものだ。

たとえば、ライブの演奏で
音楽を聴いているようなとき、
その音楽によって身体を動かそうとするには、
その音楽の曲を、よ

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梅雨明けと文化に触れる。

梅雨明けと文化に触れる。

お仕事がおやすみだった昨日、
ぼくの住む地域では梅雨明けが発表され、
それに伴ってなのか、朝から
蝉たちの鳴き声も力づよく感じられた。

そんな昨日はね、午後より
お出かけをいたしまして、市内の映画館にて
『ルックバック』を観てまいりました。
ぼくは漫画及びアニメの文化に疎くて、
藤本タツキさんの原作作品も存じてなかったのですが、
公開以来、SNSで話題になっているのを拝見しながら
ぼくも鑑賞した

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その貨幣はどこで得たのか?

その貨幣はどこで得たのか?

他人のお金を盗んではいけない。
それは倫理的にももちろんそうだし、そして
その量刑についてぼくはくわしく存じないけれど、
法律として定められているのでしょう。
でも、おそらく、それでもなお
他人のお金を盗む犯罪は起きている、
というふうにも想像をするですが、
それはやはり、盗んできた貨幣でも
何事もなく使えるから起きうるのだと思える。

盗んで得た貨幣も、
働いて得た貨幣も、
拾って得た貨幣も、

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完璧な制度とは言えないやもしれないとしても。

完璧な制度とは言えないやもしれないとしても。

お金は大事だよ、と、よく言われるけれども、
ぼくももちろんそう思うとしても、
でも、なんだか、考えてみれば
お金とは、ほんとうのほんとうのほんとうに
大事なものなのか?! ってゆうのは、
よくわからないとも言える気がしてくるの。
つまりはさ、この世界に
お金が存在してなければ、
強盗とか、詐欺とか、横領とか、収賄とか、裏金とか、
というようなお金にまつわる犯罪及び問題も無くなるから。
逆を言えば、

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善と悪と真相と役者が揃うこと。

善と悪と真相と役者が揃うこと。

前回noteでは、このたび、宮﨑駿監督の
ブルーレイ作品集を購入いたしまして、まずは
『崖の上のポニョ』を観て、一週間後のその次には
『ルパン三世 カリオストロの城』を観たことを申しました。

ぼくはこれまで、レンタルビデオやテレビ放映で数度
『カリオストロの城』を観ているとは思うけれど、
あらためて観てやっぱりおもしろかったなあ。
とくにはさ、たとえば、善と悪が
分かれていなくって入り乱れている

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ぼくたちは次にどの作品を観るか?

ぼくたちは次にどの作品を観るか?

先日のブログでは、このたび
宮﨑駿さん監督映画のブルーレイ作品集を購入いたしまして、
せっかく購入したからには、ジブリ作品を
あんまり観たことがない一緒に住んでいる母とも
観ようと思い、まずは何を観るかを母と話し合いながら
『崖の上のポニョ』を観たことを申しました。

ここで『ポニョ』を選んだ理由としてはね、母はこのごろ、
昨年地元ケーブルテレビ局で放送されていた
『フランダースの犬』及び、現在放

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わからないことは、なぜ、わからないか?

わからないことは、なぜ、わからないか?

わからないこと、というのは
ほんとうにたくさんある。
「わからない自慢」をしたいわけじゃあないけど、
ぼくだってもね、この世界とは
わからないことだらけだと思える。

「わからないこと」は、
なぜ、わからないか? と言えば、
その理由はいろいろあると思うけれども、
それは、たとえば、
説明が少ない、もしくは
説明が無いからなのだと考えられる。

映画でも、小説でも、マンガでも、現代アートでも、

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先送りにして一旦置いておくこと。

先送りにして一旦置いておくこと。

問題の先送りはしないほうがよい、
というのはよく言われることだと思うけれど。
つまり、やらなければならないことを
先延ばしすると、その物事の事態がもっと
さらに大きくなってしまって、
解決も大変になってしまう、だから、
先送り、つまり、先延ばししないほうがよい。
という考えがあるとして、ぼくも
そういう場合ってあったと思うし、
大切なことなのだと思える。
でも、とあるときには、結論を
先送りにした

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不思議なことがいっぱい起こっている。

不思議なことがいっぱい起こっている。

このごろのブログでは、このたび
宮﨑駿監督のブルーレイ作品集を購入いたしまして、
そして、そのなかからまずは
『崖の上のポニョ』を観たことを申しました。
まず最初に『ポニョ』を観ようと思ったのは、
おとといのブログでもしるしましたが、作品集を購入して
一緒に住んでいる母と観たいなあと思い、でも、
母はジブリの作品をあんまり知らなくって、
その母と相談しながら、まずは! と決めました。

そして、映

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出合いと予祝と崖の上だからこそできること。

出合いと予祝と崖の上だからこそできること。

昨日のブログでは、先日、ぼくの念願でした
「宮﨑駿監督作品集 [Blu-ray]」を購入いたしまして、
まずはね、その作品のなかから
『崖の上のポニョ』を観たことを申しあげました。

『ポニョ』とは、
波の表現がすごい! と思えるかのごとく、つまり、
海にまつわる物語であり、また、登場する食べ物も
紅茶やラーメンやスープという
水分に関するのが多くって、いわば、
水の映画である、とのように昨日申し

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