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夕飯をひかゆる人はおのづから脾胃をたすけて齢延ぶべし - 養生やまと歌 037

梅干しは吐逆をとめて痰をきる喉の痛むに含みてぞよき - 養生やまと歌 058

せり常に血の道を治し身を肥し二便通じて気をも散する - 養生やまと歌 065

黒豆は水腫にもよし食を消す胸のいきるや胃熱去るもの - 養生やまと歌 069

はじかみは傷寒頭痛からえづき鼻ふさがりて息の臭きに - 養生やまと歌 053

いつとても百の病は気より出づ花見心になるは養生-養生やまと歌 001

かれいをば気虚する人に用ゆべし諸病にさしてたたらざりけり - 養生やまと歌 047

にらはよく五蔵安んじ腰膝を常に温め気を下す也 - 養生やまと歌 017

野鴨は冷甘く毒なし気を下し尿を通じ水気能く利す - 養生やまと歌 067

肩と肘脇腋重く痛みつつ四肢あがらずば支溝成けり - 養生やまと歌 057

辛き物多く食せば肝やぶれ筋引つりて爪ぞかれぬる - 養生やまと歌 062

こくうすく早き遅きも子とならず月のさわりを和して懐胎 - 養生やまと歌 046

甘きもの多く食せば腎やふれ骨髄痛み歯をも損ざす - 養生やまと歌 061

くらげよく上気をさぐる湿に吉めを明に頭風をぞ治す - 養生やまと歌 071

おりおりに粥や湯づけを食すれば脾胃を助けて気力おぎなふ - 養生やまと歌 052

薤よく水をば去りて腎を益し中温めて冷瀉治すなり - 養生やまと歌 029

食後には百足はこぶ道ぞかしそのままふせば積聚おこらん - 養生やまと歌 016

首うなじ引つりすくみまわりかね腰せな痛風池成けり - 養生やまと歌 051

咳逆し喘もしつつ咽も腫れ膿血を吐かば天突の穴 - 養生やまと歌 044

鹹き味わい多く食すれば心をやぶりて色を変ずる - 養生やまと歌 063

苦きもの多く食せば肺やぶれ皮かれ髪の毛も落ちぬべし - 養生やまと歌 060

一切の腹の痛や腰せなか卒心痛は湧泉の穴 - 養生やまと歌 039

攅竹は両方のまゆのかしら也目明らかならずかすむにも吉 - 養生やまと歌 015

わかめよく鬱気を散ず目にも吉肝腎の邪気退けぞする - 養生やまと歌 038

かろくくむ酒は薬と菊の水あきぬるほどはしんしやくをせよ - 養生やまと歌 050

五つの指屈伸成がたく肘とひじのかなわぬは中渚 - 養生やまと歌 064

茶こそただ少し冷えもの小便を通じて眠りさますものなり - 養生やまと歌 026

朝ごとに髪を百くしけずらなば目も明らかに気血めぐらん - 養生やまと歌 025

名将は戦わずしてかつ軍良医はいまだ病まざるを治す - 養生やまと歌 004

酒過し頭痛んで裂くごとくまたは鼻血も出ば顖会 - 養生やまと歌 033

若き身の丈夫だのみの不養生やがて老後の後悔となる - 養生やまと歌 019

肩せなか缺盆の内引痛み息し難きは太淵の穴 - 養生やまと歌 012

いわしをばつねに食せよ気力まし血をもます也少用る−養生やまと歌 002

たけの子は痰を化す也水を利す虚冷の人に用べからず - 養生やまと歌 005

痩せつかれ手足もだるく積かたく気さかのぼらば気海なりけり- 養生やまと歌 006

繰り返すしずの苧環見ても知れめぐる心に結ぼれはなし - 養生やまと歌 022

はまぐりは酒の毒消し胃を開く寒熱を去り血塊によし - 養生やまと歌 014

鰻ただあまく大温気力ます中を補い腰のおもきに - 養生やまと歌 045

食物の良きと悪しきをわきまえよ病は口より入のほんもん - 養生やまと歌 013

脳重く頭痛目眩や胸さわぎ脱肛出ば百会成けり- 養生やまと歌 003

李実よく肝病を治すという中調えて勞熱も去る - 養生やまと歌 035

養生の要は骨をおるるにあり動く扇に風ぞ生する - 養生やまと歌 028

豆腐こそ中をゆるくし気をまして熱を清して血をちらすなり - 養生やまと歌 020

鯛はただ筋骨強くなしにけり心腎弱き人によきもの - 養生やまと歌 008

はも水気よく利する也又湿痺病める人には常に用る - 養生やまと歌 032

章門は臍より上へ二寸也わきへ九寸の脇肋の端 - 養生やまと歌 070

煩心からえずき吐き涎沫うなじ引つり頭痛強間 - 養生やまと歌 018

朝早く起きて歩をはこびなば気も晴れやかに病しりぞく- 養生やまと歌 007

人参はあさ夕食し益ぞある五臓補う物と知るべし - 養生やまと歌 011

ふす時は枕の風をふさげたく脳にあたれは命みじかし - 養生やまと歌 040