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人参はあさ夕食し益ぞある五臓補う物と知るべし - 養生やまと歌 011

人参は『本草綱目』では「胡蘿蔔」という名で登場し、以下のような効能があります。

「気を下し、中を補い、胸膈腸胃を利し、五臓を安んじ、人をして健やかならしめ、食して益有りて損なし」

『本草綱目』菜部(上海図書館所蔵金陵本、上海科学技術出版社、1993年、書き下しは筆者による)

ありふれた地味な野菜ですが、こんな感じでベタ褒めされている、超オススメ食材です。こういう食材をたくさん覚えておきたいですね。

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養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。

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養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
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