宮下宗三(鍼灸師)

成鍼堂の堂主、鍼灸師。著書『江戸の快眠法』(晶文社)など。家庭でできる東洋医学的な養生法を発信。イラストも描いてます。

鯛はただ筋骨強くなしにけり心腎弱き人によきもの - 養生やまと歌 008

鯛も虚弱な方に特におすすめの補益食材になります。五蔵を補い、気血を益す作用があったりと、本草学的には魚類の中でトップクラスの効能です。 江戸時代の本草書『本朝食…

朝早く起きて歩をはこびなば気も晴れやかに病しりぞく- 養生やまと歌 007

早朝散歩は気持ちが良さそうですね。気分の晴れない時に試してみるといいかもしれません。 僕自身は朝目が覚めるのは早いのですが、布団から出るのに時間がかかるタイプで…

痩せつかれ手足もだるく積かたく気さかのぼらば気海なりけり- 養生やまと歌 006

‪疲労回復の一番の薬は休むこと。ただ、休んでも疲労感が抜けない時ってありますよね。そんな時にてっとり早く回復したいなら、気海へのセルフ灸がオススメです。歌にある…

たけの子は痰を化す也水を利す虚冷の人に用べからず - 養生やまと歌 005

今年の春はタケノコ食べましたか? もう旬も終わりになりますが、タケノコには「利水」という、体の水分バランスを調節する働きがあるとされています。 東洋医学では人の…

名将は戦わずしてかつ軍良医はいまだ病まざるを治す - 養生やまと歌 004

健康的に生きるには、養生が何よりも大事です。理想は「戦わずして勝つ」ですね。ただ、病気は体質や運に左右されるところもあるので、完全回避はまず無理でしょう。 現実…

脳重く頭痛目眩や胸さわぎ脱肛出ば百会成けり- 養生やまと歌 003

百会はリラックスのつぼとして、最近テレビなどで紹介されることが多いですね。江戸中期の『鍼灸要歌集』でも「胸さわぎ」に良いと詠まれていました。 ツボ押しのコツ 1…