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#浦和レッズ

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「赤く染まった鳥取をどう見るんだ、鳥取よ。」vs.浦和

YBCルヴァンカップ2回戦 vs.浦和レッズ 2-5 負け フル出場 この試合を終えて、感じたこと、考えたこと、得たこと。 Jリーグが在る意味と価値。 自分自身への失望と期待。 恩師ジョアンとの再会。 の3点です。 よろしくお願いします。 Jリーグが在る意味と価値 先日、ルヴァンカップのPR活動で、世瀬選手と一緒に鳥取県庁へ行きました。 その時、「ルヴァン何人入るかなー」と他愛もない話をしていた流れで、ガイナーレ鳥取の歴代最多入場の話になりました。 それは、「20

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第28節・浦和レッズ戦)

 8月24日は埼玉スタジアム2002で浦和レッズ戦です。 ここ最近、埼スタでは勝利がありません。ただ川崎フロンターレには、浦和レッズ戦でよくゴールを決めている選手がいます。  脇坂泰斗です。 今年も去年も等々力での浦和レッズ戦でゴールを決めていますが、アウェイの埼スタでも2年に1回ぐらいのペースでミドルシュートを突き刺しています。何気に浦和キラーだったりしますからね。  今年の等々力の勝利後のこと。ミックスゾーンで「浦和戦、よく決めるねぇ」と本人に声をかけてみると、「あ

¥200

【雑感】2024/10/23 J1-第25節 浦和vs柏

普段はまず自分がどう見たかをそのまま書いた上で色々な人の意見とすり合わせるのですが、この試合はらいかーるとさんの企画シートに参加したことで現地にいながら骨太な解説を聴きながら試合を観たので、ピッチ内の事象についてはどこまでが自分の意見でどこからが解説に影響を受けたのかの境があまり分からない状態です。ただ、こうして自分が気付かないことをリアルタイムで指摘してもらいながら試合を観られるというのはとても有意義な体験でした。これについてはまたどこかで触れることがあるだろうと思うので、

学ぶ文化はどこへ消えた?

今季の開幕に向けてこんなことを書きましたが、残念ながら「学ぶ文化」というものは定着せず、結果が出ない中で昨季のやり形に近いところへ戻しながらヘグモ体制は終わりました。ピッチ内を見ると、主に保持で選手個々の成長が見えていて、そういったところを僕はポジティブに捉えていたものの、ヘグモさんの更迭が発表される少し前から現場ではあまりヘグモさんたちのことを好意的に受け入れられていないような言葉が見えてきていました。 ヘグモさんの招聘にあたっては、2023年にスコルジャさんが「私の人生

強化責任者の交代に主力級の退団、監督人事をどう考えるか エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の3回> <開幕前のキャンプ振り返り(前編)はこちら> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 中編までは基本的にピッチ上のチームにフォーカスしてきましたが、今回はピッチ外のところ。選手編成や監督人事、あるいはシーズン途中で強化責任者が交

¥300

期待と不安が同居したキャンプとチームのモデルチェンジ エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の1回> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 実際のところ、ここまで経過したリーグ戦は24試合で残りは14試合とバランスが少し良くありません。そのため、ハーフシーズンの振り返りとしてはかな

¥300

【雑感】2024/10/5 J1-第33節 浦和vsC大阪

前半の早い時間に失点し、その後は保持でなかなかチャンスを作れずにそのまま無得点で終わるというパターンが3試合続きました。浦和はグスタフソンがコンディション不良でメンバー外になった影響もあったと思いますが、この試合のスタートは渡邊がCHで原口がトップ下になりました。 渡邊も原口もCHとしての振る舞いが上手に出来ているかと言うと何とも言えないところではありますが、基本的には足元でボールを扱うことが上手で守備時に相手に対して強く当たれるということ、そもそもCHの人員が足りていない

【雑感】2024/9/14 J1-第30節 G大阪vs浦和

ビルドアップや敵陣でのプレッシングのような各選手の距離や動く範囲が広く不確定要素が多いためコントロールが難しい局面と、自陣でのブロック守備のような各選手の距離が近く矢印の向け方とそこへの連動の仕方のパターンが限られていて比較的コントロールしやすい局面を天秤にかけた時に、まずは後者を整理した方が試合が壊れにくくなるので勝ち点を積みやすくなるというのはよくある話です。 現実的に状況を捉えて対処する傾向の強いスコルジャさんがそのようなアプローチでこの試合に向かってくことは就任会見

【雑感】2024/10/30 J1-第35節 横浜FMvs浦和

まるで昨年の自分たちを見ているようだと言わんばかりのコンディション状態のマリノスでしたが、開始早々に右SBの加藤が負傷し、代わって入った天野も終盤に負傷して途中交代、さらにプレッシングの強度もここ数年のマリノスのイメージほどではなく、浦和のビルドアップに時間がある状態も多々見られました。 ACLでは対戦相手の特徴がJリーグのチームとあまりにも違うので計算が立つ選手を使わないと危ういですし、かといってJリーグはクラブ間での選手個々のレベルの総和にあまり差が無いので大胆なターン

【雑感】2024/10/19 J1-第34節 東京Vvs浦和

スコルジャさんの来日から1週間に1試合のペースで4試合をこなし、そこから今節は2週間空いての試合でしたが、果たしてスコルジャさんが来る前とこの5試合で何が良くなったのかを探すのが難しいなと言うのが正直なところです。結果が出ていないことでプレーがネガティブなものか勢い任せのものかのどちらかに振れてしまっているような見え方は正に残留争いの渦中にいるチームのそれであって、2011年や2019年もこんな感じでしたかね。 この試合の前に怪我を抱えていた選手のうち、9/28の神戸戦で負

一歩の後押し

こんなはずじゃなかったのにな…。 って、やっぱり思っちゃいますよね。 仮に成功=優勝であれば殆どのシーズンが「もう少し上手く行くはずだった」となるわけだけど、だからって順位表見たら見事なまでに崖っぷち。 「今年こそ優勝!」は毎年のように言ってますけど、今年はメンバー的にも現実感あったし、まさかそこまで「上手くいかない」とは思わず、まさに「こんなはずでは」という心境です。 気がつくとすぐそこにある J2降格(圏内) という現実。 僕自身があるシリーズ(未完)で降格した年

【雑感】2024/9/28 J1-第32節 神戸vs浦和

いきなりですが52'45~のビルドアップを見て行きます。おそらくこの試合唯一と言って良い、浦和が下から繋いで前進して神戸のゴール前まで迫れたシーンです。神戸の非保持のベースは左IHの井出を前に出して大迫と並べる4-4-2の形で、浦和は非保持の4-4-2とあまり配置を変えずに保持も行うため噛み合わせが良い状態になります。 ただ、この場面は大畑→ホイブラーテン→井上と渡っていく中でホイブラーテンには大迫が出て行っていますが、井出の両脇に原口と安居がいたことや、リサイクル対応とい

失点の多すぎた戦いと固まらない陣容 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の2回> <開幕前のキャンプ振り返り(前編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 前編ではオフシーズンのペア・マティアス・ヘグモ監督の就任から沖縄県でのトレーニングキャンプまで、チーム立ち上げの部分で感じたことを中心に振り返

¥300

【雑感】2024/8/31 J1-第29節 町田vs浦和

台風の影響で他会場では中止になった試合もありましたが、この試合は無事に開催されました。ただ、無事だったのは開催されたことだけであって、川崎戦の後にヘグモさんの契約解除、スコルジャさんの再就任、池田さんが暫定監督になる、という大嵐がピッチの中にも大きな影響を及ぼしていて、チーム全体での試合内容は全く無事なものでは無くなっていました。 浦和のスタメンはグスタフソンに代わって小泉が入り、渡邊が1列落ちてCHになるという形でした。保持に関して言えば、川崎戦の前半でも4-2-3-1の

【雑感】2024/9/21 J1-第31節 浦和vsFC東京

スコルジャさんは埼玉スタジアムの雰囲気に対して度々「マジカルスタジアム」という表現を使います。このピッチ内外にいる人たちそれぞれがお互いに情熱を焚きつけ合うような雰囲気は、ピッチ外にいる人たちがどれくらいの解像度で試合を観ているかに関わらず、この人のところからチャンスが作れそうだ、この人にゴールが期待できそうだ、というなんとなくの共通理解が広がって、ピッチ内の選手たちもそこへ向かえている時に生まれているのだろうと思います。誰かが魔法を使っている訳では無く、そこにいる人たちの少

勝ち点1。中2日のマリノス相手にスコアレスドローは物足りないが残留のためには勝ち点を積み上げることが重要。最悪だった東京V戦と比べれば、徐々に攻撃面は改善してきている。やはりグスタフソンはすごい!あとはリンセン兄貴にゴールを決めて欲しい。そして最後まで手を抜かない凌磨は浦和の漢。

うさぎ神社と小さな願い

曇り空の下、ウサギとカメはひっそりとした商店街を歩いていた。足音だけが響く道を進んでいくと、やがて紅葉に染まった古い木々が視界に広がり始めた。 神社の門前にたどり着くと、時を超えたような静けさと、うさぎの姿をした石像が、二人を待っていたかのように佇んでいた。 「見て! 狛犬じゃなくて、うさぎがいるわ」ウサギは小さく声を上げると、微笑みながらそっと石像を指差した。 「ここはね、『つきじんじゃ』って言うんだ。『つき』にゆかりがあるから、月の動物であるうさぎが神様のお使いなん

勝った!勝った!勝った!ようやく勝ったー! 細谷真大、マテウス・サヴィオ、コーナーキック、ずっと怖かったよ~ でも、選手もサポも最後まで闘ったよ。俺が見たかったのはこれなんだよ。内容はともかく熱く闘う姿が見たかったんだよ。試合終了までしびれたよ。 これぞWe are REDS!

夢のその先へ。20

数週間後。 この日は〇〇達のリーグ戦による試合、日本代表戦が迫っていて選ばれようといつもより気合が入っていた。 実況:浦和レッズユース対ガンバ大阪ユースの一戦さぁどんな戦いになるのでしょうか! 解説:日本代表の選考にもかかってくる一戦ですからね。熱い一戦になりそうです。 実況:さぁ!選手の入場です! 入場後、相手との握手を交え各ポジションへつく。 連:代表勝ち取りましょうね。 〇〇:当たり前だ。歳なんて関係ない。絶対に選ばれてやる。 連:僕も負けません! 『ピ

偽SBの優位性

水曜日の平日開催となったこのカード。リーグ戦で思うような結果を掴むことができていない両チームだったが、この試合はまさにそんなチーム状況を物語るような内容となった。 対偽SBの最適解この試合では横浜がボールを握り、浦和がブロックを作り奪ってからダイレクトな攻撃を仕掛けるというような構図となった。 浦和は高い位置からプレスをかける格好も見せていたが、思うようにプレスはハマらずズルズルと撤退させられてしまう場面が多く見られた。例えば、9分の場面では浦和の2トップは横浜のダブルボ

2025シーズンJリーグ移籍考察編。①浦和レッズ

*本文は主の妄想です。ご了承ください。 不本意なシーズンを過ごした浦和レッズ。 スコルジャ監督の電撃就任など 茨の道であった。 台所事情を整理し、浮上に期待したい。 ____________________       ❶去就と後釜候補 二田理央 前田直輝 安部裕葵 エカニット・パンヤ 本間至恩 グスタフソン 中島翔哉 大畑歩夢 サンタナ リンセン 宇賀神友弥 吉田舜 特にこの中だとグスタフソン、大畑の移籍は痛恨。 ボランチは今夏原口を獲得したとはいえ、補強は急務であろう

「キャプテンが口火を切れば、チームは等々力で勝つ」 (リーグ第11節・浦和レッズ戦:3-1)

圧巻のドリブルゴールだった。  佐々木旭が決めた2点目である。 1-1-で迎えた後半の立ち上がり。バフェティンビ・ゴミスが屈強なショルツ相手にキープした落としにサポートしたのは、なぜか佐々木旭だった。 なぜセンターバックの彼があの位置でパスを受けたのか。 正直、よくわからなかった。 この日、等々力にいたテツandトモ風にいえば、「佐々木旭があそこでボールを拾ったの、なんでだろう?なんでだろー」である。 その理由は試合翌日の取材で明らかになる。 味方が自陣でボール

¥400〜
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【雑感】2024/8/17 J1-第27節 鹿島vs浦和

この試合については鹿島の方は今季ここまでやってきたことをそのまま表現しようとしてきた感じがあって、浦和の方は特に非保持で鹿島の特徴を理解した上での対応をしていたように見えました。どちらかと言えば相手に合わせるよりは自分たちがどうありたいかという方向に傾くような印象があったヘグモンさんですが、この試合では明確に鹿島の保持に対してどうするかというところのプランが見えたと思います。 鹿島の保持の特徴は逆サイドへの対角の浮き球を多用することで、これはビルドアップでもゾーン3の崩しで

夢のその先へ。19

〇〇達はライブの会場となる神宮球場へ。 〇〇:神宮なんて初めて行くなぁ〜。 麗乃:あれ?試合とかで行ったことないの? 〇〇:ここは野球場です…笑。 麗乃:あ、そうだった笑! 〇〇:(しっかりしてくれ…。) 連:茉央達頑張ってね! 茉央:ありがとう!連大好き! 〇〇:仲いいな笑。 麗乃:お姉ちゃんもしてもいいんだよ? 〇〇:やめろ。 麗乃:ぶぅ…。 ーーー ーーー ーーー 関係者席前。 〇〇:雄大!湧心!監督もこっちです! 勇樹:私達まで良かったの

『サッカーもっと知りたいシート』座談会

来る2024年8月7日(水)、好評により二回目を迎えたらかーるとさんによる『サッカーもっと知りたいシート』企画でしたが、前半の講習会を終えた時点で避難警報が出るほどの雷雨により試合は中止。 それにともない企画の後半に予定されていた実況観戦会も立ち消えとなってしまいました。 延長された試合は2024年10月23日(水)に開催が決定、同日『サッカーもっと知りたいシート』企画も執り行われるものの、既に講習会を行っているため実況観戦会のみになるとクラブより発表されました。 その間

0-1の敗戦で連敗。今の実力差がそのまま出てしまった結果だ。上ばかり気にしていたら下が詰まってきた。早く残留を決めて来シーズンに向けたチーム作りを期待したい。凌磨と佳穂のコンビはいいし、グスタフソンと翔哉はワクワクできるので早く攻撃の形が見たい。守備陣が少ないなかマリウスが心配。

【雑感】2024/8/11 J1-第26節 鳥栖vs浦和

お互いに夏のウィンドウで中心選手が移籍した中で、この数日間で浦和はさらに中心選手が、鳥栖は監督がチームを離れたことでお互いに色々仕切り直しをせざるを得ない状況での試合になったかなと思います。 大きな変化の後の仕切り直しの時にはある程度オーソドックスなスタイルにすることが多いですが、その例にもれずお互いに非保持が4-4-2の形、保持が2CB+2CHの4枚がビルドアップ隊でSBが幅を取ってSHが中に入る2-2-6、あるいは3-1-6のような形をベースにしていたように見えました。

2024 J1 第30節 ガンバ大阪 × 浦和レッズ レビュー

スタメン ガンバは天皇杯でベンチスタートだった宇佐美とダワンが先発。ウイングは左ウェルトン-右山下の組み合わせから左食野-右ウェルトンの組み合わせに。天皇杯で決勝点を決めた岸本はベンチスタート、代わって松田陸がスタメンに名を連ねた。  一方の浦和は今節から監督がスコルジャに。ボランチの小泉がグスタフソンに代わった以外は代行監督でこなした前節町田戦とほぼ同じスターティングメンバーとなった。前節のスタメンにも、ある程度スコルジャ監督の意向が働いていたということだろう。 レビュ

【雑感】2024/8/24 J1-第28節 浦和vs川崎(前半終了後に中止)

7月頭の駒場での湘南戦からホームゲーム4試合連続で雨や雷によって時間変更、中止となっただけでなく、今回は「夏休み最後のホームゲーム」ということで試合前のイベントも含めて1年間の中で何度かの集客に特に力を入れた日だったと思うので、運営側からするとやるせないというか、普通であれば使わなくて良いところに力を注がないといけない状況が続いてしまうのはしんどいだろうな思います。 試合開始数分後の雷鳴を合図に一気に雨が降り始めて、30分を過ぎたあたりからところどころ水たまりが出来始め、3

【雑感】2024年J1リーグ 第34節 対浦和レッズ~遅れてやってきたヒーロー~

東京ヴェルディ 2-1 浦和レッズ スタメン  前節・湘南に0-2で敗戦したヴェルディ。見木と山田剛綺のシャドー2枚を入れ替える。ベンチには稲見と食野が久しぶりに名を連ねる。  一方の浦和も前節はC大阪に0-1で敗戦。石原、ホイブラーテン、小泉の3名を入れ替える。アカデミーをヴェルディで過ごした大久保がベンチ入りする。 前半  前節の湘南戦での敗戦を受けて配置や選手起用の見直しを示唆していたヴェルディであるが2週間のインターバル明けの試合ではシャドー2枚を入れ替えるだ

理想のスタジアム

7月20日、埼スタでの札幌戦。 久々に現地観戦できたこの試合。 試合開始前からあることが話題になってました。 「スタンディング文化」を創ろう というメッセージのビラが指定席(おそらくロアー)に貼ってあったと。 ※別に変に晒したい訳ではないので画像は載せません。浦和サポなら分かるだろうし。 このかなり熱いメッセージは(有志としか書いてないのでおそらくですが)浦和のゴール裏のさらに中心でやっている方達からのもの。 以前から同様の声かけは伝えられていましたが、今回は紙に、文

『代表以外』あるJリーガーの14年 #7   第2章 雪降る街へ:その3

 レッズ在籍当時と変わらず、新潟に来てからも宮沢は『練習の虫』だった。  いや、むしろ浦和時代よりも練習の量を増やしたいとすら思っていた。  特にFKについては――。  レッズでは、練習後にベテランの広瀬治と共にFKを蹴った日もある。FKのコツを彼から教えてもらいもした。  広瀬はチーム最良のプレースキッカーだった。  ただしその評価は、【ある選手がレッズの一員となるまで】との注釈を加えるべきかもしれない。  小野伸二――。  日本サッカー界の期待を一身に集めた『天才

浦和レッズ劇的勝利!だから平日埼スタはやめられない。

《連続1931日目!》 平日の埼玉スタジアム。 普段よりも観客が集まりにくいけれど… ときどき記憶に残るような凄え試合に出会うことがある。 6月のジュビロ磐田戦に勝利してから、ホームゲームで1回も勝てていない浦和レッズ。 今日の試合の相手は、J1残留争いの相手柏レイソル。降格圏18位のすぐ上、16位と17位の直接対決。 勝利は勝ち点3だけではなく、それ以上の価値を生むいわゆる「6ポイントマッチ」だ。 平日の夜。 天気は雨予想。 というか、直前までポツポツ雨が降ってい

【雑感】2024/7/20 J1-第24節 浦和vs札幌

浦和のホームゲームとしては湘南戦に続いて雷雨が試合時間に大きな影響を与えただけでなく、お互いにゴールを取り合う試合展開の中で1点差負けという結果になりました。一時は0-4というスコアになりましたが、前半は浦和の方が先に決定機を作れていて、そのどれかが決まっていれば全然違う展開になったのだろうと思います。 余談ですが、この試合は予定があってリアルタイムで観ることが出来ませんでした。リアルタイムで観られないということが分かっているとなかなか予習に時間を割くモードにならず、結局今

2週間ぶりの試合で2ヶ月半ぶりに浦和の勝利!スコルジャ監督復帰初戦で堅守からの理不尽ではなく、正当な攻撃による妥当な結果を得た。大久保のドリブルから凌磨のクロス、リンセンがスペースを空けて関根がズドン!美しい。西川と元気が締めて完封勝利。たった2週間でここまでチームが変わるのか。

【⚽️日本サッカーを愛そう】【2023最新版】恒例!!賢い経営をしているクラブはどこだランキング!!

さぁさぁ今年もまたこの季節がやってまいりました!! 年に一度の経営診断。7月末に発表されたJリーグのクラブ経営情報をもとに勝手にあーだこーだ言っていきますよ!勝手に!!! ただ並んでる数字をにらめっこしてるだけだと全然面白くないので、あの手この手でこねくり回して結局のところおたくの推すクラブはイケてる?ってのを可視化するこの企画。 今回は以下の5つの視点で斬ってみたいと思います!! ①~④は毎年恒例。 ⑤は新たに追加した項目。今回は満を持してアカデミーにしっかり金掛

『代表以外』あるJリーガーの14年 #6   第2章 雪降る街へ :その2

 浦和から新潟への引っ越し、荷物は多くはなかった。  明治大学在学中はサッカー部の寮で暮らし、卒業後はレッズの練習場近くにある選手寮へと入った。プロ3年目からはひとり暮しをはじめたが、インテリアにこだわりを持っているわけでもなかった。  最も大きな荷物はソファベッド。レッズの選手寮で暮らしていたときに買ったものだった―― 寮生活時代、練習の前後には『ミスター・レッズ』福田正博がよく宮沢の部屋に遊びに来ていた。  もっとも、福田との最初の出会いで受けた印象は必ずしも感じのよいも

『代表以外』番外編 #6.5:宮沢克行氏 誕生日 記念コラム

 2024年9月15日―-。  今日は何の日―――?  宮沢克行氏、48回目の誕生日です!  宮沢君、おめでとう! (※ 普段は「宮沢君」と呼ばせてもらっているので、今回はそのノリで行かせていただきます)  これがお祝いになるか甚だ怪しくはありますが誕生日記念ということで、『代表以外』で書くにはそぐわない彼との思い出の一部を、番外編として少し記してみたいと思います。 【 第1章『契約満了』その3 】に、以下のような場面があります。  宮沢君が新潟のセレクションにて契約を

特別な男

当時33歳。徳島から浦和にやってきた時、僕はあまり彼を知らなかった。 ただ『リカルド監督のサッカーを熟知した人物』ということで納得できる獲得だった。 期限付き移籍での加入だったので徳島から『借りる』ようなイメージだったが、一見地味に見えるそのプレーの何気ない巧さに驚いた。 間合いや身体の使い方、対角のロングフィード。ボールを繋ぐ出口にも、攻撃の起点にもなった。 時には前線に飛び出す運動量もあって、「先発の岩尾が1番頑張ってるじゃん!」と他の選手に憤りを感じることもあった。

0-2で敗戦。事故みたいな2失点以外で失点しなかったことはよかったが得点できない。ただ昨年は後ろで回してビルドアップすら難しかったが今年はゴールの匂いはする。右サイドバックで無理してる石原の代わりの解決策が見えないのがキツイ。ここは修正力に長けているスコルジャ監督に期待しよう。

【雑感】2024/6/15 J1-第18節 C大阪vs浦和

ロティーナを招聘して4-4-2のゾーンディフェンスやポジショナルプレーといった論理的な方向性からの強化を進めていて、フットボール自体の出来としては浦和が目指しているものと同じような方向性の中で一歩先を行かれているという印象をセレッソには持っています。 そしてセレッソは今季から、監督は変わってはいないものの、浦和と同じタイミングで4-1-2-3へ移行し、開幕から数試合は毎熊と登里の両SBが手前にも、アンカーの隣にも、さらには前線にも流動的にポジションを取ってボールを前進させて

東京V 🆚 浦和

東京V  2ー1 浦和 4連敗です… はじめてnoteで浦和レッズのことを書こうと気合い入れて応援していたのに、まさかの逆転負け。見せ場は、渡邊選手の見事な一発だけでした。そして、この敗戦で降格がリアルに迫ってきました。 戦術的な分析などは他の方々に任せることとし、このページではただただ自分の感想を綴ることになります。 それでは、今日の試合を終えての感想です。 2試合も延期試合があるし… そのうち1試合は1ー0からの後半スタートの試合だし… と思っていましたが、降格圏と勝

初めまして!!からあげの匠 越谷店です。

はじめまして!! ついに「からあげの匠 越谷店」のブログを開設しました🎶 私の大好きな唐揚げのことや、お店のこと、あんなことまで・・・💕 楽しい情報を公開していきますので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです! 運営者のプロフィール ご挨拶申し遅れました! 私の名前は トリ・アゲル と言います! 「からあげの匠 越谷店」で働く妖精だよ!(嘘) 好きな名前で呼んでくださいね~✌️ トリ・アゲルの自己紹介 出身:さいたま市浦和区 年齢:内緒😉 好きなこと:唐揚げを揚げるこ

【雑感】2024/6/30 J1-第21節 浦和vs磐田

前回対戦はほんの1か月半前ですが、そこから磐田はジャーメインが復帰し、浦和は逆に怪我人が増えて、選手も移籍して、とお互いに変化がありました。磐田は、特に保持で、ジャーメインの復帰がかなり大きかったのだろうというのが前節のヴェルディ戦を見ても窺えます。 磐田のビルドアップは4バック+2CHの6枚で安定してボールを持った上で、前の4枚は中央付近に近接して、そこへボールを入れて相手を中央に集結させてから外へ展開してクロスというのが鉄板パターンで、特にペイショットへボールを当ててジ

【雑感】2024/7/14 J1-第23節 京都vs浦和

試合中は雨が降っていたもののそれがかえって高温多湿で過酷な環境になってしまったのか、試合が終盤に行くにつれて両チームとも何人もの選手が足を攣っていました。京都はいつも通り保持はダイレクト志向ですし、非保持も好戦的にプレッシングに出てくるので、浦和がビルドアップ時にそれに付き合って裏へボールを入れる回数が増えるとどうしてもボールがピッチを行ったり来たりする展開になりやすく、それがさらに選手たちの脚に来ていたのだろうと思います。最後の最後はいつも飄々とプレーしている安居ですら足を

2024.8.31 FC町田ゼルビア vs 浦和レッズ マッチレビュー

おはこんばんにちは。 国立浦和戦の振り返りです。 前節はアウェイで新潟と対戦し、0-0のスコアレスドロー。両チーム少ない決定機でハイライトシーン少な目の展開でしたか、両チームの駆け引きであったり、玄人が好みそうな試合でした。 後ろから広島が迫ってきている中で、過去1勝もできていない国立での試合です。振り返っていきます。 スタメンポケット狙いからのクロス攻撃この日のゼルビアは序盤からロングボールを中心とした攻撃が多かった。最近は、保持を意識しすぎて勝てない試合も続いたが

『スコルジャ監督就任』 へっ?えっ?え〜~っ!なんのはなしですか?まさかリアルでつぶやくとは。噂されてたヘグモ監督の急転直下の解任。鹿島戦と川崎戦でようやくシン・ヘグモ式サッカーが見れてこれからだと思っていた矢先に。何なんだ今夏の移籍は?感情が追いつかない…。駄菓子菓子、楽しみ!

浦和対川崎戦は雷雨のため前半で中止。昨年の守備的なスコルジャ式と今年の攻撃的なヘグモ式のいいとこどりのように感じていたのでとても残念だ。夏の移籍で主力とベテランが抜けてしまったが、次世代のタカとリョーマがチームをしっかりとけん引している。観客動員数の増加は期待の表れだと信じたい!

『代表以外』あるJリーガーの14年 #4 第1章 契約満了:その3

 アルビレックス新潟のセレクション2日目は翌12月6日10時から、前日と同じ会場で開催された。  前日とは異なるチーム編成での30分ハーフ・ゲーム。  宮沢も同行の3人も第1試合に出場。3人のうちふたりは味方、ひとりは敵だった。  11時半前には彼らのゲームは終了。  自分が出る試合が終わってしまえば帰っても構わない、と説明を受けていた。    だが、すぐに帰る気にはなれなかった。 《もし怪我人が出たら、代わりに出場してアピールするチャンスが増えるかもしれない》  宮沢は

「想い」3年 大野海翔

「想い」 商学部商学科 3年 大野海翔(浦和レッズユース) こんばんは。 今回、部員ブログを担当させていただきます 商学部商学科3年の大野海翔です。 まず初めにOB会、父母会、スポンサー様をはじめ、明治大学体育会サッカーを支えてくださっている全ての皆様に感謝申し上げます。 今年で大学3年生となり、歳もいつの間にか21歳となった。 少し前のゼミの時間で「ジャネーの法則」という言葉を聞いた。この法則は、どんな長生きをしても、人は20歳で主観的な人生の時間の半分を終えている