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「想い」3年 大野海翔

「想い」
商学部商学科 3年 大野海翔(浦和レッズユース)

こんばんは。

今回、部員ブログを担当させていただきます
商学部商学科3年の大野海翔です。

まず初めにOB会、父母会、スポンサー様をはじめ、明治大学体育会サッカーを支えてくださっている全ての皆様に感謝申し上げます。

今年で大学3年生となり、歳もいつの間にか21歳となった。
少し前のゼミの時間で「ジャネーの法則」という言葉を聞いた。この法則は、どんな長生きをしても、人は20歳で主観的な人生の時間の半分を終えているというものだ。つまり、私は今年から人生の後半へと突入したことになる。
そんな自分がいま、考えることを言葉にしたいと思う。
まとまりのない文ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。

私はいま人生の分岐点に立っている。

今シーズンも残り2ヶ月、そして就職活動も始まり、これからの自分の道を決断しなければいけない日が確実に近づいてきている。
そんな中で自分はどんな人になりたいのか、どういう生き方をしたいのかと考える。

自分の大学生活を振り返ると、常に誰かに何か影響を与えてもらって成長してきた。
入部してからスタンドから見る紫紺のユニフォームを着る選手、メンバーに入れなくても一生懸命応援する選手、そして、寮に戻れば自主練習をする選手。
そういった基準を示してくれる多くの先輩たちが、自分に基準となる「ものさし」を与えてくれた。その「ものさし」が常に自分に道を示してくれる。
例えば、福田さん(現:京都サンガF.C.所属)が明治のSBのものさしを、林さん(現:FC町田ゼルビア所属)がピッチ内外でのリーダーシップ、人間性のものさしを与えてくれた。

自分は、そんな素晴らしい環境で多くのものを与えてもらっているだけになっていないか。誰かに影響を与える存在になれているだろうか。

いま現在、誰かに影響を与えることのできる存在になれていない。

しかし、そういった存在にならなければいけない。それが明治の上級生の責任、3年としての責任なのだ。

今年に入って、栗田監督から

「3年は自分のためにだけにやっている」

と、よくお話をいただく。
まさにこういうことなのだと思う。
歴代の先輩たちが後輩や周りの選手に基準を伝え続けたから長い間、明治は強くあり続けられているのだ。
それに比べ、自分は先輩たちに与えてもらった「ものさし」で自分を追求するだけになっている。周りに自分が教えてもらったものを伝える続けることができていない。
だから、「明治の為」にと思っていても、それが自分の域を超えていかない。

「周りの環境を整えることで、それが自分の成長にも繋がる」
と、鬼木コーチがよく話してくださる。

周りに伝えることで、周りの人も成長する。それによって、自分の成長にも繋がる。

これを想いを持って、やり続けるのが明治の3年の責任なのだ。
だからこそ、自分は「誰かに何かを与えたり、影響を与えたりすることのできる人」になりたいと思った。
これまで、多くの人に多くのものを自分は与えてもらって成長してきた。
だから、この人生の後半に入っていく自分は想いを持って、誰かに何かを与えることのできる人になりたい。

それが必ずこれからの明治を作り、そして、自分を作っていくはずだ。

まとまりのない文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
この部員ブログを書くにあたって、書いては消しての繰り返しでした。
今の自分が何を書くことができるのか。人に何を伝えることができるのか。たくさん悩みながらも書き終えることができました。
今年は、副主務という役割をいただき他の人が経験できないことをたくさん経験出来ています。そういったものも伝えていくのが自分の責任だと感じているので、言葉だけにならず行動で示していきたいと思います。

最後になりますが、リーグ戦が残り4節、そして、インカレと負けられない戦いがあと2ヶ月続きます。
リーグ戦優勝、インカレ2連覇という良い報告を皆様に届けられるよう、部員一同日々精進いたしますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

次の3年生の部員ブログ担当者は青森山田高校出身の藤森颯太です。
彼とは3年間で多くの時間を過ごしています。
気分屋のようですが、熱い一面も持っている藤森颯太の部員ブログにぜひご期待ください。

大野海翔(3年=浦和レッズユース)
商学部商学科。DF。

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