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#土屋鞄の絵本コンテスト

土屋鞄製造所×note「#土屋鞄の絵本コンテスト 」開催!

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土屋鞄のランドセル×note「#土屋鞄の絵本コンテスト」グランプリ作品『よるのひみつ』が全国の土屋鞄のランドセル取扱店で発売中!

noteで開催された「#土屋鞄の絵本コンテスト」でグランプリを受賞したおおたわたるさん(クリエイター名:Kashikoiさん)の作品『よるのひみつ』が、絵本となって土屋鞄のランドセルオンラインストアや全国のランドセル取扱店で発売されました。 「長く大切にしたいもの」をテーマに開催された本コンテストには、期間中に155作品もの応募をいただきました。グランプリに選ばれた『よるのひみつ』は、主人公のモモと、相棒でもある犬のココが冒険に出かけるお話です。 「だれもが創作をはじめ、

コンテスト大賞をきっかけに、はじめての絵本を出版 イラストレーター・おおたわたるさん

noteで活躍するクリエイターを紹介する #noteクリエイターファイル。今回は、noteで開催された「#土屋鞄の絵本コンテスト」でグランプリを受賞したKashikoiさん(以下、本名のおおたわたる)さんにお話を聞きました。 2019年の春、土屋鞄製造所とnoteで、絵本の投稿コンテストを開催しました。テーマは「長く大切にしたいもの」。155の投稿作品の中から、グランプリに選ばれたのが、おおたわたるさんの『よるのひみつ』です。 そして2020年の秋、ついに絵本『よるのひみ

155作品から選ばれた絵本『よるのひみつ』がついに完成

2019年に開催した #土屋鞄の絵本コンテスト で、155件の応募作から見事大賞に輝いたおおたわたるさんの「よるのひみつ」。 note株式会社代表の加藤さん・ディレクターの三原さんによる編集のご協力の下、おおたさんと絵本を完成させ、この度土屋鞄のWEBサイト・実店舗にて販売を開始いたしました。 よるになると聞こえる音が怖いモモは、相棒のココと正体を突き止める冒険に出ました。そこに待っていたのは……?  本のテーマは、苦手なものに立ち向かう勇気や、友だちと協力する大切さ。

テーマパーク ジャパランドに行ってみた (フイクションです)

 ジャパランドの年間パスポートをしばらく使っていないのでこないだ行ってきました。ジャパランドの売店はいつも盛況です。売店は50m毎くらいにあり、どの売店も同じ構成。お弁当やお菓子はもちろん、ランドの外では滅多に食べない牛や豚の肉もふんだんに用意されています。普段僕たちは鶏だってお祭りの日くらいしか食べないのに。それらはプラと呼ばれるパッケージに入れられています。肉類だけでなく飲料も透明のガラスよりずっと軽いこのプラの中に入れられているんですよ。プラはなんと石油由来。ランドの外

裸足だと痛い!

痛!!ピッチョビー先生!、裸足で外に出ると痛いです!どうしてですか?他の動物たちは何も履かないで外に出てるのに?? ピリンよ、実は我々ジンゼンはな。この星で生まれたのではないのだ。昔、他の星から来た生命体が自分たちの遺伝子と地球にいた生命体の遺伝子組み合わせて作ったのだよ。我々は哺乳類だが、爬虫類にもかなり近いのだよ。皮下脂肪がかなりあるところとかな。それに我々が快適に感じる温度というのはかなり限定的だ。20度から25度くらいではないだろうか?それ以外は寒いとか暑いとか感じ

土屋鞄製造所×note「#土屋鞄の絵本コンテスト 」結果発表

土屋鞄製造所とnoteで、「長く大切にしたいもの」をテーマに、絵本の投稿コンテストを開催いたしました。期間中に、155作品をご応募いただきました。素敵な作品のご投稿、ありがとうございました。noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 審査員による選考の結果、下記のように受賞作品が決定いたしました。グランプリ作品は書籍化を進め、そのほか入賞者の方には賞金の贈呈、土屋鞄製造所のSNS等でのご紹介などを行なう予定です。 【グランプリ】よるのひみつ(仮)/Kashikoi

『きょうもなかよし あしたもなかよし』

#土屋鞄の絵本コンテスト の応募作品です。擬人化した3人組の友情ストーリーです。ぜひご覧いただければと思います。 *制作に対する想いは作品の続きに記述しています。 ▼コンテスト応募に対する想い コンテストのテーマ「長く大切にしたいもの」を自分なりに解釈したときに2つの想いが出てきました。 1つは、「この絵本を家にずっと置いておいてほしい」という絵本自体を長く大事にしてほしいということ。もう1つは、絵本を通じて「他者への思いやりや優しさ」を人としてずっと持ち続けて大切にしてほ

土屋鞄製造所×note「#土屋鞄の絵本コンテスト 」開催のお知らせ

土屋鞄製造所とnoteで、絵本の投稿コンテストを開催いたします。 テーマは、「長く大切にしたいもの」です。絵本の中の1ページ以上の画像と、ストーリーをセットで投稿いただきます。入選された方は書籍化や、賞金、土屋鞄製造所のSNS等でのご紹介など、賞に応じて贈呈させていただきます。 絵本作品募集の背景家族の記憶の中に生き続ける、“宝物”のような物語を届けられたら。 そんな思いから、クリエイターが個性を発揮できる「note」という場を借りて、絵本のアイデアを募ることにしました

絵本 『まっくらよるの ほしづくり』

♪まっくらおそら まっくらら    よるのひかりを つくるには……? たくさんの よるを こえてゆく こどもたちと、 たくさんの よるを こえてきた おとなたちに! タイトル 『まっくらよるの ほしづくり』 え しょこら・ぺす / ぶん スミノモニカ   ■ 長く大切にしたいもの……この絵本に「長く大切にしたいもの」としてこめるのは、 「想像力・創造力」です。 幼いころの、モノづくりから得られる、特別な体験…… 素材が魔法のように形を変えてゆく面白さ。 失敗したとき

【革靴のシューエ】絵本用のショートストーリー

靴を磨いてシュッシュッシュ 蜂蜜こすってキュッキュッキュ 仕上げのワックス終わらせて 忘れちゃいけない少しのお水 真っ黒、革靴、シューエくん。 いつもお洒落なシューエくんのところには、毎日の様に困ったちゃんが訪れます。さぁ、今日も誰かが来た様です。 (ぴんぽーん) 「はーい」 「どちらさまですか?...」 (ガシャっ) 「こんにちは、僕ランドセ...」 ズドドド(お辞儀して中の物を落とす) 「あらあら、こんなに汚れてしまって一体何があったんだい?」

「ゴジラ」×「眉毛」

混ぜてみます。がちゃん =「長く大切にしたいもの」 土屋鞄の絵本コンテストが開催中なので、上記5つの単語要素をいれた絵本を作ることにした。 絵本のテーマは「長く大切にしたいもの」 だそうです。 一番やっかいそうな単語は「眉毛」ですが、最近ゴッドタンというバラエティ番組に出ていた「眉村ちあき」さんを連想しました。この人が番組内で即興で作った「大丈夫」という曲が、むちゃくちゃ良くて、歌聞いただけで初めて泣きそうになりました。だから絵本は「大丈夫」の要素をいれます。

土屋鞄の絵本コンテストについて#3 -結果発表-

#土屋鞄の絵本コンテスト にご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。 初めてのnoteでのコンテストに内心ドキドキしていたスタッフですが、155件もの力作をご応募いただき嬉しい気持ちでいっぱいです。 グランプリに輝いたのはKashikoiさんの『よるのひみつ(仮)』。独特のタッチが可愛らしい、落ち着いた絵柄が印象的な作品です。 こちらは書籍化に向けて準備しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。 どれも甲乙つけがたい中、審査員それぞれの観点から、各作品の

しましま / 長く大切にしたいもの

土屋鞄さんは個人的に想い出深いお店。その土屋鞄さんの絵本コンテストの作品を作りました。テーマは「長く大切にしたいもの」 あとがき 8年前、絵本を作りたいと思ったきっかけとなったコンテストがありました。 「いちねんせいに贈るランドセル屋さんの絵本大賞」 このコンテストで佳作を頂いてから、絵本の制作を始めました。 あれから8年、少しずつですが自分の作品も世に見てもらえるようになってきました。そして月日が流れコンテストは終了してしまいましたが、今回 note上でコンテストが復活

土屋鞄製造所 × note「#土屋鞄の絵本コンテスト」結果発表。グランプリ受賞作品は書籍化を進めます!

メディアプラットフォームnoteと土屋鞄製造所は「長く大切にしたいもの」をテーマにした絵本の投稿コンテストを開催しました。コンテスト期間中に155作品の応募があり、審査員による選考で受賞作品が決定いたしました。 本コンテストの審査員は、キャラクターアーティスト tarout (タロアウト)氏、絵本ナビ代表 金柿秀幸氏、土屋鞄製造所 箱田果歩氏、ピースオブケイク代表 加藤貞顕が務めています。 グランプリ作品は書籍化を進め、そのほか入賞者の方には賞金の贈呈、土屋鞄製造所のSN

ぼくのたいよう

やあ、はじめまして。 ぼくのなまえは「ぼくちゃん」。 ぼくだから「ぼくちゃん」。 ぼくがわたしだったら「わたしちゃん」。 ぼくはきみたちとちょっとちがうんだ。 でも目や口、はなはあるし、手と足もあるよ。 どれもすこし小さいけどね。 きみ、ちょっと描いてみて。 うん、、、まあ、こんなかんじ。 ぼくのいつもいるおへやにはベッドがある。 あとはまどがひとつあって おへやにいるのははぼくだけ。 それだけ。 え、さみしいって? そんなことはないよ。 ぼくには「たいよう」がいるん

#土屋鞄の絵本コンテスト

こんにちは、グラフィック/テキスタイルアーティスト、イラストレーターのBun Suzukiです。 絵本コンテストに、参加します。土屋鞄さんの絵本コンテスト、#土屋鞄の絵本コンテスト があることを、実は昨日(!)知りました。 締め切りはなんと、今日までということだったのですが、どうしてもどうしても描きたい物語が出来て、ピンとひらめいたお話をかきました。久々にこんなに焦りました。 1枚は絵本の中の1ページ、そしてラフ画+文章です。 テーマは「長く大切にしたいもの」。 最

ずっとたいせつにしたいもの

1 あるところに  なかよし ふたり   なにをするにも ちからをあわせ たすけあってきました 2 あるひ  ふたりは いちばへ  でかけることにしました  そこは いつだって みたこともないような  あたらしくて おもしろいものが たくさんあるのです 3 いちばへは いつもきまって このリュックをもっていきました  からのリュックをながめながら  こんどは どんなおもしろいもので   いっぱいになるのだろう と   ふたり

なんだか こわい おにんぎょう/土屋鞄の絵本コンテスト応募作品

あらすじ 『おじいちゃんからもらった、不気味な人形を大切にする女の子。 こわい!と言って友達は、離れていくけれど、それでも大切にし続けた。 ある嵐の日、女の子が巻き込まれてしまう。 その時、人形が動き出す。 「きみがいつも大切にしてくれたから。」』(監督 / Hase) あとがき 『なんだか こわい おにんぎょう』/ え・ぶん senatsu 監督  Hase 絵本をご覧いただき、ありがとうございます。 「長く大切にしたいもの」をテーマに制作致しました。 「長く

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土屋鞄の絵本コンテスト

🎉土屋鞄の絵本コンテスト🎉

絵本作家の しょこら・ぺすちゃんと共作した『まっくらよるの ほしづくり』が、土屋鞄の絵本コンテストで入賞をいただきましたー! やったー! 応援してくださったみなさん、ありがとうございます! 他の作品もとっても魅力的で、スクロールするとどんどんうれしくなるのでぜひ見て……! 先日、『まっくらよるの ほしづくり』を読み返してみました。 しょこら・ぺすちゃんの絵を、ゆっくりみていて、胸がぎゅっとしました……。 星ふる街の美しさ、インテリアのかわいさ、こどもの感情・表情の描き

絵本『ランドセルオバケ』

「明日から学校行きたくないなぁ」 新しいランドセルをもらったのに、小学一年生の私は憂鬱でした。つい、先週まで通っていた幼稚園。大好きな先生と離れてしまうのは嫌で、オバケにとりつかれているように足取りが重かった。でも、学校に通っているうちにそんな不安は嘘のように消えて、新しい友達がどんどん増えていきました。  最初は空っぽのランドセル、その中には不安というオバケがいっぱい、でも2年生、3年生になると色々な思い出や夢が詰まって段々と重くなっていく・・・このテーマでは、長く大

ゆきだるまさん、またね。

朝起きたら、ゆきがふっていた。 さっそくベランダにつもったゆきをあつめて、ゆきだるまをつくる。 『ゆきだるまさんだー!』 『はじめまして』 律儀にあいさつする我が子に、嬉しいやら可愛いやら。大きくなったなぁ。 お気に入りのおもちゃを見せたり、さわって冷たいー!って笑ったり。すっかり仲良しだ。 さすがに一緒には寝られないよ! バイバイー!ってして、ベランダの窓を閉める。 全力で手を振るきみ。 おやすみ。またあしたね! 次の日、晴れ。 ゆきだるまにとっては、よくな

マメヒコとまほうのカバン「#土屋鞄の絵本コンテスト」

土屋鞄の絵本コンテスト用に絵本をかいてみました。テーマが「長く大切にしたいもの」だったので、カバンをテーマにしました。 大好きな黒柴マメヒコを主人公に、彼の長く大切にしたいものとの寄り添う姿を描いてみました。プロットはHiroki Taniに書いてもらいました。彼にこの案をもらってなかったら、このお話は描いていなかった感謝!Thanks! もしよかったら最後まで見ていただけると嬉しいです。 マメヒコとまほうのカバン ①マメヒコはカバンが大好き ②-③カバンはいつでもマ

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土屋鞄の絵本コンテスト作品『ぽっぽさんとすてきなおなべ』

#土屋鞄の絵本コンテスト お手本作品

ランドセルや革鞄でおなじみの土屋鞄製造所さんが開催している『#土屋鞄の絵本コンテスト』に、お手本を描かせていただきました。「あめがふったらいいのにな」と雨の日を待ちわびる、みーちゃんのお話です。 #土屋鞄の絵本コンテスト のハッシュタグをたどると、すてきな作品が日増しに増えていて、とてもワクワクします。 締め切りはゴールデンウィーク明けの5月6日(月祝)なので、まだまだ時間はありますよ!応募要項はこちらからご覧いただけます。

ニイナのジョウロ

くまのハルコがうまれたひ

ハルコは、10ねんまえの7がつ7にちにうまれた、しんちょう65せんちのおんなのこです。 きょうは、ハルコがうまれたひのおはなしをします。 パパとママとわたしの3にんで、えいがをみたかえりに、ゲームセンターにいきました。 そこには、クレーンゲームというおおきなきんぞくのうでをつかって、すきなけいひんをとるゲームがありました。 ケースのなかをのぞくと、ちゃいろやピンク、きいろやしろのかわいいくまのぬいぐるみがこっちをむいていました。 わたしは、しろいくまがすきだった

土屋鞄の絵本コンテストについて #2 - お手本作品のご紹介 -

ただいま開催中の、#土屋鞄の絵本コンテスト 。 すでにご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございます。 今回の募集にあたり、イラストレーターのながしまひろみさんに参考作品を描いていただきました。 「長く大切にしたいもの」をテーマに、みーちゃんとおばあちゃんのやりとりを描いた「あめがふったらいいのにな」。読み終えた頃には、なんだか優しい気持ちになれる素敵な作品です。 これからのご応募を検討中の方も、ご参考までにご覧ください。 いかがでしたでしょうか。 コンテストの応募は

ひでんのタレ

作 LOW イラスト wildmonkey ぼくのうちは『とりや』という焼き鳥屋さんだ。 『とりや』には、おじいちゃんが作った (ひでんのタレ)がある。 油でギトギトになった茶色のつぼに入ったそのタレは すごい調味料だってママが言ってた。 焼き鳥はもちろん、野菜炒めだって これひとつでおいしくなるんだ。 お客さんもみんな(ひでんのタレ)の大ファン。 ごはんにかけたいから沢山かけてって言われると おじいちゃんは嬉しそうに、焼き鳥に 沢山タレをサービスする

マダム・シャボンとふしぎなお客さん

しゃらりん、しゃん。ふうりんがなる。ここはマダム・シャボンのアンティークショップ。古着、古本、古時計。新品のものはひとつもない。わたしたちが生まれる何年も前に作られたものが、人の手を渡ってたどりつく。それがシャボンさんのお店だ。 そのシャボンさんはというと、さっきからあっちやこっちを開けたり閉めたり。「いったいなにを探しているんだい?」と、修理やのサワさんが聞いても「”あれ”よ。”あれ”がないと、仕事に集中できないの。」と言うだけで教えてくれない。 サワさんが帰ったあとも

むてきのかたな

作 SOZO switch p2・3 とらのすけは おさむらいのこ。 ちちうえも そのまたちちうえも そのまたまたちちうえも、 おとのさまの けらいとして おしろで  はたらいて いました。 p4・5 だから もちろん とらのすけも おしろで はたらくのが ゆめなので、 まいにち けんのれんしゅうです。 p6・7 だけど けんじゅつは にがてでした。 「や~い それでも さむらいのこか ?」 「とらのすけは だんごやが おにあいだ」 くやしくて なみだが あふれました

絵本 : 『 思い出 』

noteに登録し、さて何を発信しようか考えていたのですが、 妻にこんな企画あるよと「♯土屋鞄の絵本コンテスト」について 話したところ、「楽しそう!」とのってきてくれたので 初投稿は絵本になりました。 「長く大切にしたいもの」について真剣に向き合って考えた時、 私の中で出てきた答えは『思い出』でした。 タイトル:『思い出』                                おしまい 『思い出』。少しかたい言葉で言うと「記憶」。 「記憶」のなかで生き

るみおばあちゃんのランドセル

えみは、小学一年生の女の子です。 この春から、近くの小学校に、通っています。 入学する前に、えみは、おばあちゃんから、 ランドセルを買ってもらいました。 えみの大すきな、ピンク色です。 「ワアー。おばあちゃん、ありがとう」 えみが、とび上がって大よろこびするのを、 おばあちゃんは、ニコニコしながら、ながめて いました。 えみのおとうさんとおかあさんは、二人とも、 朝から夕方まではたらいていたので、えみは、 家の近くのアパートに住む、おばあちゃんの ところに、学校がすむと、よ

土屋鞄の絵本コンテストについて #1

ランドセルとは、こどもたちの毎日に寄り添う、家族の思いが詰まった鞄。 だから、6年間のその先も、愛された記憶とともに、心の中に生き続ける存在でありたいと思っています。 細部まで、確かな職人技を詰め込んで。 一つひとつを、丁寧に。 そう心がけ、東京の西新井工房、長野の軽井澤工房にて、日々ランドセルをつくっています。 そんな私たちはこのたび、ここ「note」にて絵本のコンテストを開催する運びとなりました。 クリエイターのみなさまの力を借りて、ランドセルのように、こどもたちと長い

わたしのおねえちゃん

うちの長女は、ある時期、よくこう言いました。 わたしのおねえちゃん「わたしのおねえちゃんはね、あおいろがすきだって」 「おねえちゃんもね、みんなといっしょに、こうえんいくっていってたよ」 「きょうもね、おねえちゃんがね、うさぎのおせわしたんだよ」 「ふふふ。わたしのおねえちゃんがね。きょうね。」で始まる話に毎日まいにち花が咲く。昨日も今日も、朝も夜も、娘の話にはおねえちゃんが出てくる。そう、それは長女が5歳ぐらいだったときのこと。私の産んだ長女のこと。そうよ、長女なの、長

花子と書き書きの一年

チュクチュクチュク 鳥が鳴いている 花の匂いが風と一緒にやってきた 木の実が木につかまっている 春が来ました タッタッタッと大きな音を立てて走って来た女の子がいました。優しそうな女の子です。「あの子に買ってほしいね」「優しそうな女の子だね」「僕を買って!」と、みんな言っていました。けれど、えんぴつの書き書きだけは「僕を買って」と思っているだけでした。女の子は、一番大声で叫んでいたえんぴつを持って笑いました。そのえんぴつは「やったー!」と思ったけれど、女の子は「あなたは、すご

絵本 どうしておとうさんのにんじんはおいしいの?

ぼくんちのにんじん。 おとうさんがそだてたにんじんは ほっぺがおっこちちゃうほどおいしい 「どうしておとうさんのにんじんはおいしいの?」 そしたらおとうさんはじめんにもぐった。 つちをぎゅっとだきしめて 「ありがとう、これからもよろしくね」といった。 ぼくんちのにんじん おとうさんのそだてたにんじん 「どうしておとうさんのにんじんはおいしいの?」 そしたらおとうさんはみずのなかにとびこんだ。 みずをぎゅっとだきしめて 「ありがとう、これからもよろしくね

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絵本「どうでもよかったガジュマル」

ずっと、キミの背中で

友だち、ホントにできるかな? 不安だった、あの春も 友達できて喜んでたね あの日の笑顔、忘れないよ ずっと、キミを見ていたよ キミの背中で見ていたよ ・・・ 横断歩道を渡るとき 黄色になったら渡らない! キミは、しっかり守ったね まじめに、しっかり守ったね ずっと、キミを見ていたよ キミの背中で見ていたよ ・・・ 転校生の陳くんが 友だち、できずにいた時に キミは、やさしくしていたね 消しゴム、かしてあげてたね ずっと、キミを見ていたよ キミの

のらロボ

いつから ボクは ここに すわって いるんだろう。 このどてが ていいちに なってから、20ねんくらいになる。 こどもたちや おとなからは、のらロボと よばれている。 ときどき はなしかけて くれる ひとも いるけれど、 かえす ことばを おもいつかないので、 いつも 『うんうん』と うなずいていた。 あるひ、ひとりの おとこのこが はなしかけてきた。 がっこうで おともだちが できなくて さびしいんだって。 ボクは やっぱり ことばが でてこなくて、 いつもみたいに

入賞しました

土屋鞄製造所×note 「#土屋鞄の絵本コンテスト 」 挿絵を担当させていただいた絵本 『まっくらよるのほしづくり』 先月、受賞のご連絡をいただきました。 我ながら、なんて遅いご報告なんでしょう。 ごめんなさい。 おはなしづくりの天才、スミノモニカちゃん。 ストーリーを読みながら 次々とあふれ出すイメージに 心が揺さぶられっぱなし。 彼女の頭の中は、きっと宇宙です。 ↓↓↓ https://note.mu/suminomonica/n/ncee4d7

ちっちゃなともだち(赤ちゃん版)

※この絵本は『ちっちゃなともだち』の赤ちゃん版です。併せてそちらもお読みください。 ちっちゃなともだち|M-NO|note ふわふわ ふかふか わんわん? わんわん! ★犬のぬいぐるみの絵 ふかふか かみかみ ぽかぽか ぎゅっぎゅっ ★赤ちゃん視点で見たぬいぐるみの後頭部の絵 かみかみ ぎゅーっ ぷちっ ぽとっ ★ぬいぐるみの耳が引っ張られ過ぎて切れている絵 あーんあーん! わんわん! わんわん! ★横倒しのぬいぐるみと、取れたぬいぐるみの耳の絵 すいすい すいすい

「もりのたろう」さんのカメラ

①.ある日、森でさぶろうが穴を掘って遊んでいると、中から茶色の古いカメラが出てきました。 カメラには名前が書いてあります「もりのたろう」 ボタンを押すと ぱしゃり! 「これまだつかえるじゃないか!もちぬしにかえさなきゃ!」  こうしてさぶろうは「もりのたろう」さんを探すことにしました。 ②.だけど 困ったことに どこを探せばいいのやら そこで空を飛んでいる鳥に聞いてみます。 「そこのとりさん このもりにすむ、たろうさんってしらない?」 「ああ 知っているぜ こ

ぼく は かぜ で ふっとばされた

#土屋鞄の絵本コンテスト 応募作品 タイトル:ぼく は かぜ で ふっとばされた 文:ナランチャ 絵:木澤洋一 以下文章+ラフ画像です #土屋鞄の絵本コンテスト

いつでもそばに

ゆかちゃん家には犬が居ます この犬はゆかちゃんが産まれる前からこの家に居て、もうお爺ちゃん犬なのでヨボヨボとしてて一緒に遊ぶ事も出来ませんがいつもゆかちゃんのそばに居てくれます。 ゆかちゃんが赤ちゃんの時もゆかちゃんが眠ると犬も一緒に近くにきて眠ります。 目覚めて泣くと犬も鳴いてママを呼びます。 少しゆかちゃんが大きくなった時もゆかちゃんが遊ぶとあぞぶ事を近くにいて見守ります。 危ない事をすると鳴いてママを呼びます。 そうやってずっとずっとゆかちゃんはゆかちゃ

おはようございます。きょうも書いていきます。 初任給で何を買った?という質問に、答えるほどの器量は持っていないが、はじめてアルバイトで稼いだ金で買ったのは?という質問には答えられる。ポーターの長財布とグレゴリーの鞄だ。 それにオークリーのサングラスがイケてる証しだった。高校一年のときに、近所のプールで(といっても国営で大規模だが)監視員のアルバイトをして知った「常識」である。 ワルい先輩たちから教えを請い、ポーターが吉田カバンのレーベルだというのに結びつくまでに、だいぶ

ミョークを見に行く。

昨日の夜はお父さんとミョークを見に行った。 ミョークは三日月の夜に群れをなして移動する。 日光からから秩父の山へ。 戦場ヶ原を颯爽と駈けぬけるミョーク。 彼らのほとんどは4号線に入ったところで車にひかれてしまうのだ。 県庁はそのことを真剣に取り扱おうとしない。 だって、ミョークは轢かれると水みたいに蒸発しちゃうから。 秩父にたどり着いて家族に会えるミョークは限られている。

空いた席

みんなで何か決める時は必ず空いたイスが一つあります。それは自分達の思いだけで考えずにヒトの目線も大切にするためでした。 はちあわせして傷つけたり傷つけられたりしないために。 今日の話し合いでは咲き始めたイワカガミの道は日没後に通る、ということに決まりました。

絵本 ケンちゃんのランドセル

ぼくはピカピカのランドセル きょうから  ケンちゃんのランドセル ぼくは ギューギューのランドセル ケンちゃんのランドセル ぼくは ほこりだらけのランドセル ケンちゃんのランドセル ぼくは らくがきのランドセル ケンちゃんのランドセル ぼくは ピョンピョンのランドセル ケンちゃんのランドセル ぼくは つくえのランドセル ケンちゃんのランドセル ぼくは ボロボロのランドセル ケンちゃんのランドセル ぼくは ボロボロのランドセル とうとう とれて

絵本「シロネコのしたてやさん」

シロネコの仕立て屋さんのお話です。 色々なお客様が来ます。 ある、はれた日シロネコのしたてやさんにおひさまからちゅうもんがはいりました。 「どうか、わたしのひかりではるのはなをしたててくださいな」 そのよる、おつきさまからちゅうもんがはいりました。 「どうかわたしのつきのひかりで、ちょうちょをしたててくださいな」 さっそく、シロネコのしたてやさんはしたてていきます。 ミシンをチタタタタタ。 どんどんしたてていき、あ!まどからチョウチョがとんでいきました。 モッコ