テーマパーク　ジャパランドに行ってみた　（フイクションです）

　ジャパランドの年間パスポートをしばらく使っていないのでこないだ行ってきました。ジャパランドの売店はいつも盛況です。売店は50m毎くらいにあり、どの売店も同じ構成。お弁当やお菓子はもちろん、ランドの外では滅多に食べない牛や豚の肉もふんだんに用意されています。普段僕たちは鶏だってお祭りの日くらいしか食べないのに。それらはプラと呼ばれるパッケージに入れられています。肉類だけでなく飲料も透明のガラスよりずっと軽いこのプラの中に入れられているんですよ。プラはなんと石油由来。ランドの外では考えられないことですね。他の食品もプラで包まれており石油由来の食用油がかけられたりするらしいです！ところでなんでその小さな店の食品たちは腐りにくいんでしょう？魔法の薬品が入れられているのでしょうか？飲料も砂糖と薬品がたくさん入ってます！そんな石油と薬品満載の売店が本当にあちこちに点在してるあるのです。

　売店の他にもジャパランドで石油はいろんなところに使われています。ランド内を動く車の燃料にもなっているし、電気の燃料にもなっているんです。薬の原料にも使われているみたいですよ。

　ジャパランドは石油と魔法の薬品ランドといってもいいですね。石油を燃料とするばかりでなく、石油に触れ、石油を飲食し、動物や植物を果てしなく殺戮し、石油で包み、それらを得体に知れない薬品づけにして店に並べているんです。そんな非現実的なホラーな世界を楽しむ人々で今日もジャパランドはいっぱいです。週に一回くらい通っているジャパマニアはだんだんこのランドの世界が普通なんだと麻痺してくるようです。

　ジャパランドは長い歴史を持ってますが、こんな夢の国なったのはここ100年くらいらしいです。これからもジャパランドからは目が離せません！