マチネの終わりにを読み終わりました。原爆や東日本大震災のことや戦争のことが印象的な作品です ふたりのその後も気になるところですが必要ないくらいの描写に圧倒されました 自分と同じ時代を生きて暮らしている…そんなふうに受け取りました この作品で生まれた感情も今夜は抑えきれません
平野啓一郎の『マチネの終わりに』を読んだ。もう一度読み返したいと思えた小説は初めてかもしれない。文章の端々に光る知的で豊かなエッセンスを、今の自分では到底理解しきれないという歯痒さ。40代に差し掛かる頃に、再び読み返したい。経験も、教養も、今より追熟された自分で臨みたい。