本は魚だと思う時がある。棚を、人の手の中を泳いでいる。不思議な鰭をもつ生き物みたい。誰かが読んだ本が、時の波間から目の前へやってくる。わたしの元にも、幼少期に繰り返し読んだ絵本がたどり着いた。昨日出かけた喫茶店で思い出にと、購入。本はまたロマンを食べた。次はどこへ泳ぐのだろう。
今日も今日とて、いざ!プール!「もう夏休み?」という問いかけに「早い夏休みで〜す。」と答える。ま、毎日が夏休みみたいなものですが。五味太郎さんの「きんぎょがにげた」水着の色合いがたまらなく好き。末娘は自分で選んだ好きな物しか決して身に着けない。自分で選ぶということ。大事だよね。